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公開番号
2025134060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025120496,2024168508
出願日
2025-07-17,2021-10-27
発明の名称
浮遊式海洋構造物及びそれを備える浮遊式海洋発電装置
出願人
エイチディー ヒュンダイ ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B63B
35/38 20060101AFI20250904BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】浮遊式海洋構造物を提供する。
【解決手段】本発明の浮遊式海洋構造物は、複数のコラムと、上記コラムのそれぞれの下端に設けられる複数のポンツーンと、を含み、上記コラムを連結する仮想の線によって多角形状が形成され、上記ポンツーンは上記多角形状の内側に設けられ、上記ポンツーンの海水面に平行な方向の断面積は上記コラムの海水面に平行な方向の断面積より大きいかまたは同じであり、上記ポンツーンは上記コラムの下端の外側に突出した形状を有することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のコラム、
前記複数のコラムによって形成される多角形状に配置されるセンターコラム、
前記複数のコラムそれぞれの下段に設置される複数の第1浮力体、
前記センターコラムの下段に設置される第2浮力体、
前記複数のコラムそれぞれと前記センターコラムとの間に配置され、前記複数のコラムそれぞれと前記センターコラムを連結する複数の第1補強部材、および
前記複数の第1補強部材より低い位置で、前記複数の第1浮力体それぞれと前記第2浮力体との間に配置され、前記複数の第1浮力体それぞれと前記第2浮力体を連結する複数の第2補強部材、
を含む浮遊式海洋構造物。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記第1補強部材と前記第2補強部材を連結する複数の第3補強部材をさらに含む、請求項1に記載の浮遊式海洋構造物。
【請求項3】
前記第3補強部材は、前記第1補強部材および前記第2補強部材を「V」形態で連結する、請求項2に記載の浮遊式海洋構造物。
【請求項4】
前記センターコラムは円形の断面を有する、請求項2に記載の浮遊式海洋構造物。
【請求項5】
前記複数のコラムをそれぞれ連結する複数の第4補強部材をさらに含む、請求項1に記載の浮遊式海洋構造物。
【請求項6】
前記複数の第1補強部材は、海面に平行な第1平面上に配置される請求項1に記載の浮遊式海洋構造物。
【請求項7】
前記複数の第2補強部材は、海面に平行な第2平面上に配置される請求項1に記載の浮遊式海洋構造物。
【請求項8】
第1補強部材の断面の面積は、前記第4補強部材の断面の面積より大きい請求項5に記載の浮遊式海洋構造物。
【請求項9】
請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の浮遊式海洋構造物、および
前記浮遊式海洋構造物に設置される発電構造物、
を備える浮遊式海洋発電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は浮遊式海上構造物及びそれを備える浮遊式海洋発電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
地球温暖化に伴う環境規制と化石燃料の需給不安などの問題点が浮上するにつれて新再生可能エネルギーの生産システムの1つである風力発電に関心を集めている。
【0003】
風力発電装置は陸上または海上に設けられて風のエネルギーを電気エネルギーに変えて電力を生産する装置である。
【0004】
風力発電装置は主に陸上に設置されてきたが、次第に海上への設置が増加している。風力発電のために海上は陸上に比べて風の質が概して良い方であり、羽根の騒音問題においてもより容易に対応できるというメリットがある。特に、経済性を確保するためには大規模の団地の確が求められるが、陸上にはそのような団地を備えることが困難であり、沿岸や近海の海上が大規模の海上風力団地として浮上している。
【0005】
風力発電装置を海上に設置するための構造は固定式と浮遊式に大別できる。固定式構造は陸上でのように構造物が直接海底面に固定されて環境荷重を構造的変形で対応する形式であり、浮遊式は水面に浮かんでおり、自重、浮力、環境荷重及び係留力を受け、構造物の運動と係留力で環境荷重に耐える方式である。
【0006】
最近まで海上風力発電装置は固定式で主に水深の浅い所に設置されていた。しかし、固定式構造は構造物が海底面に固定されており、有利な発電条件を提供するが、水深が深くなると構造物の規模が大きくなりすぎて疲労破壊の危険性を避けることが困難となる。また、風力発電装置の大型化の傾向に伴い、構造物の製作、設置にかかる費用が天文学的に増加するという問題点がある。
【0007】
また、風は陸上から離れるほど強く、一定となるため、発電効率を上げることができる。そのため、海岸から遠く離れた水深の深い所における風力発電の開発の必要性が次第に提起されている。従って、水深が深くなっても構造物の大きさに制限を受けない浮遊式構造を用いた海上風力発電装置に対する多くの研究がなされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は従来の技術を改善するために創出されたものであり、本発明の一目的は水深に関わらず設置可能な浮遊式海洋構造物及びそれを備える浮遊式海洋発電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一側面による浮遊式海洋構造物は、複数のコラムと、上記コラムのそれぞれの下端に設けられる複数のポンツーンと、を含み、上記コラムを連結する仮想の線によって多角形状が形成され、上記ポンツーンは上記多角形状の内側に設けられ、上記ポンツーンの海水面に平行な方向の断面積は上記コラムの海水面に平行な方向の断面積より大きいかまたは同じであり、上記ポンツーンは上記コラムの下端の外側に突出した形状を有することができる。
【0010】
具体的に、上記ポンツーンの突出した長さは上記コラムの岸壁への接岸に用いられるフェンダーの厚さ以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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