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公開番号2025135161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024032825
出願日2024-03-05
発明の名称インクジェット印刷装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01R 21/00 20060101AFI20250910BHJP(測定;試験)
要約【課題】消費電力を直接計測することなく電力使用量を算出し、積算区分表示で使用量を直感的にユーザに報知させる。
【解決手段】測定したインクジェット装置の電力使用量を電力使用量実績テーブルとして記憶するテーブル記憶部24と、電力使用量実績テーブルに基づいて、印刷動作条件ごとに電力使用量を推定する演算部25と、演算部25による算出結果を所定の電力項目で区分し、推定した電力使用量の大きさと経過時間に応じて、演算部25により推定された電力使用量を積算した積算電力使用量を表示部に表示させる表示制御部26と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
測定したインクジェット装置の電力使用量を電力使用量実績テーブルとして記憶する記憶部と、
前記電力使用量実績テーブルに基づいて、印刷動作条件ごとに電力使用量を推定する演算部と、
前記演算部による算出結果を所定の電力項目で区分し、推定した電力使用量の大きさと経過時間に応じて、前記演算部により推定された電力使用量を積算した積算電力使用量を表示部に表示させる表示制御部と、
を備えたことを特徴としたインクジェット印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、消費電力を直接計測することなく電力使用量を算出し、積算区分表示で使用量を直感的にユーザに報知させるインクジェット印刷装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
環境意識の高まりから、インクジェット印刷装置において消費電力を把握することが重要視されている。
【０００３】
特許文献１には、電力の算出方法を特定部品消費電力部と動作モード別消費電力の２つに分け、これらを合算することで積算電力を算出する消費電力算出装置に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１１－２３７６１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に示した技術では、「印刷中の電力算出」や、「特定動作を繰り返す電力」は測定しないため、正確な電力使用量を、分かりやすくユーザに報知させることが困難であった。
【０００６】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、消費電力を直接計測することなく電力使用量を算出し、積算区分表示で使用量を直感的にユーザに報知させるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の特徴は、
測定したインクジェット装置の電力使用量を電力使用量実績テーブルとして記憶する記憶部と、
前記電力使用量実績テーブルに基づいて、印刷動作条件ごとに電力使用量を推定する演算部と、
前記演算部による算出結果を所定の電力項目で区分し、推定した電力使用量の大きさと経過時間に応じて、前記演算部により推定された電力使用量を積算した積算電力使用量を表示部に表示させる表示制御部と、
を備えることにある。
【発明の効果】
【０００８】
本発明に係るインクジェット印刷装置の特徴によれば、消費電力を直接計測することなく電力使用量を算出し、積算区分表示で使用量を直感的にユーザに報知させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の一実施形態に係るインクジェット印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係るインクジェット印刷装置の演算部により表示された電力使用量の一例を示した図である。
本発明の一実施形態に係るインクジェット印刷装置のテーブル記憶部に記憶された事前測定にて算出した係数を示す係数テーブルの一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一若しくは同等の部位や構成要素には、同一若しくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
（【００１１】以降は省略されています）

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