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公開番号2025135489
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033368
出願日2024-03-05
発明の名称印刷装置および印刷方法
出願人株式会社トーモク
代理人個人
主分類B05C 13/02 20060101AFI20250910BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】立体的な被印刷物に対して効率的に印刷を施すことが可能な印刷装置および印刷方法を提供する。
【解決手段】印刷装置1は、印刷材を吐出するプリントヘッド200と、プリントヘッド200を立体的な被印刷物10に対して印刷方向に相対移動させる相対移動機構300と、を有する。相対移動機構300は、被印刷物10を主回動中心C1周りに回動させる主回動機構310を有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
印刷材を吐出するプリントヘッドと、
前記プリントヘッドを立体的な被印刷物に対して印刷方向に相対移動させる相対移動機構と、を有し、
前記相対移動機構は、前記被印刷物を主回動中心周りに回動させる主回動機構を有することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載の印刷装置において、
前記相対移動機構は、前記主回動中心と平行な補助回動中心周りに前記プリントヘッドを回動させる補助回動機構を有することを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
請求項2に記載の印刷装置において、
前記相対移動機構は、前記プリントヘッドを前記主回動中心に対して近接離隔するように相対移動させる直線移動機構を有することを特徴とする印刷装置。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷装置において、
前記主回動機構による前記被印刷物の回動角度に基づいて前記被印刷物の回動速度を変化させるように前記相対移動機構を制御する制御部を有することを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷装置において、
前記主回動機構による前記被印刷物の回動角度に基づいて前記印刷材の吐出タイミングを変化させるように前記プリントヘッドを制御する制御部を有することを特徴とする印刷装置。
【請求項6】
印刷材を吐出するプリントヘッドを立体的な被印刷物に対して印刷方向に相対移動させる印刷方法において、前記被印刷物を主回動中心周りに回動させることを特徴とする印刷方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、立体的な被印刷物に対して印刷を施す印刷装置および印刷方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種物品を収容する包装箱として、段ボール等の素材を折り曲げて製函される包装箱が普及している。このような包装箱の中には、内容物の商品名、数量および注意事項等の各種情報が、包装箱を装飾する各種図柄と共に表面に印刷されたものがある。包装箱の表面にこのような印刷を施すことで、包装箱を開梱せずとも内容物の情報が得られるようにするだけでなく、包装箱に収容された状態のままで内容物を広告、宣伝等することが可能となる。
【0003】
一般にこのような包装箱の印刷は、製函前の平板状の素材に対するフレキソ印刷によって行われている。一方、印刷材(インク)を被印刷物に向けて吐出して印刷を行うインクジェット方式の印刷装置の普及に伴い、製函後や内容物の収容後に立体的となった包装箱の側面に各種情報を印刷する手法が、近年用いられている(例えば、特許文献1参照)。このように製函後や内容物の収容後に印刷を行うことで、例えば製造年月日やロット番号等、収容された内容物や使用された包装箱に個別に対応した情報を印刷することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-16462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、製函後等に印刷を行う従来の印刷装置は、特許文献1にも示されるように、搬送中の被印刷物に対して印刷を施すという旧来的な発想に囚われているため、例えば直方体状の包装箱における4つの側面の全てに印刷を施したいような場合には、複数台のプリントヘッドを要するという問題があった。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑み、立体的な被印刷物に対して効率的に印刷を施すことが可能な印刷装置および印刷方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の印刷装置は、印刷材を吐出するプリントヘッドと、前記プリントヘッドを立体的な被印刷物に対して印刷方向に相対移動させる相対移動機構と、を有し、前記相対移動機構は、前記被印刷物を主回動中心周りに回動させる主回動機構を有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の印刷方法は、印刷材を吐出するプリントヘッドを立体的な被印刷物に対して印刷方向に相対移動させる印刷方法において、前記被印刷物を主回動中心周りに回動させることを特徴とする。
【0009】
本発明の印刷装置および印刷方法によれば、被印刷物を主回動中心周りに回動させることで、印刷装置の複雑化および大型化を回避しつつ、立体的な被印刷物において主回動中心の周囲に位置する複数の面の全てを1つのプリントヘッドに対向させることが可能となる。すなわち、簡素且つコンパクトな構成でありながらも、1台のプリントヘッドで主回動中心の周囲に位置する複数の面の全てに印刷を施すことが可能となるため、立体的な被印刷物に対して効率的に印刷を施すことができる。
【0010】
また、本発明の印刷装置において、前記相対移動機構は、前記主回動中心と平行な補助回動中心周りに前記プリントヘッドを回動させる補助回動機構を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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