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公開番号2025119475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014379
出願日2024-02-01
発明の名称ステンシルプレートセット
出願人AWJ株式会社
代理人個人
主分類B05C 17/06 20060101AFI20250806BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【目的】横書きや縦書きなどさまざまな表示形態が可能であって、なおかつマスキングの作業性を高めることが可能なステンシルプレートセットを提供する。
【構成】本発明に係るステンシルプレートセットを構成する転写プレート2は、それらの周縁が、互いに反対側となる2つの第1縁部3a,3bと、それらと直交する位置にて互いに反対側となる2つの第2縁部4a,4bとからなるように、換言すれば概ね正方形状となるようにそれぞれ構成してあり、第1縁部3aに凹凸5aを、該凹凸に面外方向から嵌合可能でかつ面内方向への離脱が拘束される形状をなす凹凸5bを第1縁部3bに形成してあるとともに、第2縁部4aに凹凸6aを、該凹凸に面外方向から嵌合可能でかつ面内方向への離脱が拘束される形状をなす凹凸6bを第2縁部4bに形成してある。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
複数のステンシルプレートで構成されるとともに、該複数のステンシルプレートには、文字、数字、記号、図形その他の転写イメージが開口として形成されてなる少なくとも１枚の転写プレートが含まれるステンシルプレートセットにおいて、
前記複数のステンシルプレートを、それらの周縁が、互いに反対側となる２つの第１縁部とそれらと直交する位置にて互いに反対側となる２つの第２縁部とからなるようにそれぞれ構成し、前記２つの第１縁部のうち、一方に凹凸を、該凹凸に面外方向から嵌合可能でかつ面内方向への離脱が拘束される形状をなす凹凸を他方に形成するとともに、前記２つの第２縁部のうち、一方に凹凸を、該凹凸に面外方向から嵌合可能でかつ面内方向への離脱が拘束される形状をなす凹凸を他方に形成したことを特徴とするステンシルプレートセット。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
前記複数のステンシルプレートに少なくとも１枚のマスキングプレートが含まれる請求項１記載のステンシルプレートセット。
【請求項３】
請求項２記載の複数のステンシルプレートを、前記マスキングプレートが額縁状に配置され、その内側領域に前記転写プレートが配置されるように転写対象部位に載置したことを特徴とするステンシルプレートセットの配置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建物や駐車場などで用いられるステンシルプレートセットに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
建物内の床や壁、駐車場の路面などには、利用者に向けた案内や注意喚起などを目的としてさまざまな文字や数字あるいは記号が描かれるが、その際のツールとして、ステンシルプレートが広く用いられている。
【０００３】
ステンシルプレートは、ステンシルテンプレート、吹付けプレート、型板などとも称されるものであって、転写したい文字や数字あるいは記号が開口として金属板やプラスチック板に形成されており、所望の場所に載置した状態で霧状の塗料を吹き付ければ、その載置場所に文字等を簡単に転写できるようになっている。
【０００４】
かかるステンシルプレートは、同じ文字や数字を繰り返し転写できるため、例えば工事現場の複数の作業エリアや可燃物設置エリアに「足元注意」あるいは「火気厳禁」といった表示を施す際には、そのつど描くよりも格段に作業性が高い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
昭５６－１２９１９９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、従来のステンシルプレートは、「火気厳禁」などの文字が横一列あるいは縦一列になっているため、横書きか縦書きかを使い分けたい場合には、それぞれのステンシルプレートを個別に用意しなければならないという問題を生じていた。
【０００７】
また、例えば立体駐車場や建築中の建物において、それらのエレベータ出口に「２０Ｆ」、「２１Ｆ」・・・とそれぞれの階を表示したい場合、「０」、「１」、「２」、「Ｆ」・・・と開口形成された複数の転写プレートからなるステンシルプレートセットを用いることになるが、その場合、周辺に塗料が飛散するのを防止するためにマスキングを施す必要があるところ、隣接並置されるべき転写プレート同士がずれてしまうことがあり、マスキング作業に時間と手間がかかるという問題を生じていた。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、横書きや縦書きなどさまざまな表示形態が可能であって、なおかつマスキングの作業性を高めることが可能なステンシルプレートセットを提供することを目的とする。
【０００９】
上記目的を達成するため、本発明に係るステンシルプレートセットは請求項１に記載したように、複数のステンシルプレートで構成されるとともに、該複数のステンシルプレートには、文字、数字、記号、図形その他の転写イメージが開口として形成されてなる少なくとも１枚の転写プレートが含まれるステンシルプレートセットにおいて、
前記複数のステンシルプレートを、それらの周縁が、互いに反対側となる２つの第１縁部とそれらと直交する位置にて互いに反対側となる２つの第２縁部とからなるようにそれぞれ構成し、前記２つの第１縁部のうち、一方に凹凸を、該凹凸に面外方向から嵌合可能でかつ面内方向への離脱が拘束される形状をなす凹凸を他方に形成するとともに、前記２つの第２縁部のうち、一方に凹凸を、該凹凸に面外方向から嵌合可能でかつ面内方向への離脱が拘束される形状をなす凹凸を他方に形成したものである。
【００１０】
また、本発明に係るステンシルプレートセットは、前記複数のステンシルプレートに少なくとも１枚のマスキングプレートが含まれるものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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