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公開番号
2025137489
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025036418
出願日
2025-03-07
発明の名称
ココア風味組成物
出願人
ロート製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
27/28 20160101AFI20250911BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】カルシウムを有していても、ココア本来の風味を損なうことなく、粉っぽさを低減させた、嗜好性の高いココア風味組成物を提供する。
【解決手段】カルシウムおよびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種(A)と、γ-アミノ酪酸(B)および/またはイソマルツロース(C)と、を有するココア風味組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カルシウムおよびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種(A)と、γ-アミノ酪酸(B)および/またはイソマルツロース(C)と、を有する、ココア風味組成物。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記(A)成分1質量部に対し、前記(B)成分が0.1~0.7質量部に設定されている請求項1に記載のココア風味組成物。
【請求項3】
前記(A)成分1質量部に対し、前記(C)成分が2~35.3質量部に設定されている、請求項1又は2に記載のココア風味組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ココア風味組成物に関し、さらに詳しくは、ココアの風味に優れ、粉っぽさが解消されるココア風味組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、飲食品として、本来の風味を楽しむだけでなく、健康面への配慮から様々な栄養素が添加されたものが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1では、疲労低減、痙攣防止、疲労骨折予防に有用であるカルシウム含有飲料およびその飲料用組成物が提案されている。
【0004】
しかし、この飲料用組成物は、カルシウムを含むため、骨強度を高めたり、疲労軽減効果を発揮したり等の健康の面では優れているものの、カルシウム特有の臭いによって飲料の本来の風味が損なわれるという問題がある。また、カルシウムは液体に分散しにくいため、飲料が粉っぽく感じたり、ダマになって飲みにくくなったりという問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-108632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明ではこのような背景の下において、カルシウムを含んでいても、ココア本来の風味を損なうことなく、粉っぽさを低減させた、嗜好性の高いココア風味組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
しかるに本発明者は、かかる事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
カルシウムおよびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種(A)と、γ-アミノ酪酸(B)および/またはイソマルツロース(C)と、を有すると、ココア本来の風味を損なうことなく、粉っぽさを低減させた、嗜好性の高いココア風味組成物となることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の態様を有する。
[1] カルシウムおよびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種(A)と、γ-アミノ酪酸(B)および/またはイソマルツロース(C)と、を有する、ココア風味組成物。
[2] 前記(A)成分1質量部に対し、前記(B)成分が0.1~0.7質量部に設定されている[1]に記載のココア風味組成物。
[3]前記(A)成分1質量部に対し、前記(C)成分が2~35.3質量部に設定されている、[1]又は[2]に記載のココア風味組成物。
[4] 前記(A)成分1質量部に対し、前記(B)成分が0.01~10質量部に設定されている[1]に記載のココア風味組成物。
[5] 前記(A)成分1質量部に対し、前記(C)成分が0.01~50質量部に設定されている[1]に記載のココア風味組成物。
[6]前記(A)成分の粒径が0.1~1000μmである、[1]~[5]のいずれかに記載のココア風味組成物。
[7]前記(B)成分の粒径が1~1000μmである、[1]~[6]のいずれかに記載のココア風味組成物。
[8]前記(C)成分の粒径が1000μmである、[1]~[7]のいずれかに記載のココア風味組成物。
[10] カルシウムおよびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種(A)と、γ-アミノ酪酸(B)および/またはイソマルツロース(C)と、を有する、組成物。
[11] 前記(A)成分1質量部に対し、前記(B)成分が0.01~10質量部である、[10]に記載の組成物。
[12] 前記(A)成分1質量部に対し、前記(C)成分が0.01~50質量部である、[10]に記載の組成物。
[13]前記(A)成分の粒径が0.1~1000μmである、[10]~[12]のいずれかに記載の組成物。
[14]前記(B)成分の粒径が1~1000μmである、[10]~[13]のいずれかに記載の組成物。
[15]前記(C)成分の粒径が1000μmである、[10]~[14]のいずれかに記載の組成物。
[16]ココア風味である、[10]~[15]のいずれかに記載の組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、カルシウムおよびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種(A)と、γ-アミノ酪酸(B)および/またはイソマルツロース(C)と、を有することから、ココア本来の風味を損なうことなく、粉っぽさが低減された、嗜好性の高いココア風味組成物として好適に用いることができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明を実施するための形態の例に基づいて本発明を説明する。但し、本発明が、次に説明する実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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