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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025140250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039524
出願日
2024-03-14
発明の名称
キャップ
出願人
三笠産業株式会社
代理人
弁理士法人森本国際特許事務所
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20250919BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容器を圧搾して内容物を注出筒から注出する際、内容物の流れが乱れるのを抑制することができるキャップを提供する。
【解決手段】容器2の口部3に取り付けられるキャップ本体10は口部3を覆う頂壁19を有し、注出筒11が頂壁19から口部3の外側に向かって突出し、頂壁19に、容器2の内容物4を口部3内から注出筒11内に導入する導入部43が設けられ、導入部43は、容器2側の底部が閉塞された筒状の周壁44と、周壁44内に形成された導入空間46と、周壁44の一部に形成された開口部47と、開口部47を開閉する弁体48とを有し、導入空間46と注出筒11内とが連通し、弁体48は、周壁44の内側に変形することで開口部47を開き、元の形状に戻ることで開口部47を閉じる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の口部に取り付けられるキャップ本体と、容器の内容物を外部へ注出する注出筒と、注出筒を開閉する蓋とを有するキャップであって、
キャップ本体は口部を覆う頂壁を有し、
注出筒は頂壁から口部の外側に向かって突出し、
頂壁に、容器の内容物を口部内から注出筒内に導入する導入部が設けられ、
導入部は、容器側の底部が閉塞された筒状の周壁と、周壁内に形成された導入空間と、周壁の一部に形成された開口部と、開口部を開閉する弁体とを有し、
周壁は頂壁から容器側に突出して設けられ、
導入空間と注出筒内とが連通し、
弁体は、周壁の内側に変形することで開口部を開き、元の形状に戻ることで開口部を閉じることを特徴とするキャップ。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
周壁と閉じた弁体との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
【請求項3】
周壁の底部は底壁で閉塞されており、
弁体の一端部が底壁に繋がり、
弁体の他端部が開閉方向に揺動可能であることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
【請求項4】
弁体は、可撓性を有し、しなやかに撓むことによって開口部を開き、他端部側ほど撓み量が多いことを特徴とする請求項3記載のキャップ。
【請求項5】
周壁の底部は底壁で閉塞されており、
弁体の他端部が頂壁に繋がり、
弁体の一端部が開閉方向に揺動可能であることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
【請求項6】
弁体は、可撓性を有し、しなやかに撓むことによって開口部を開き、一端部側ほど撓み量が多いことを特徴とする請求項5記載のキャップ。
【請求項7】
蓋はヒンジを介してキャップ本体に連結され、
導入部の開口部はヒンジに対向する側に位置していることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
【請求項8】
導入空間と注出筒内とは注出筒の軸心方向において連続していることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
【請求項9】
弁体は平板状であることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
【請求項10】
弁体は、注出筒の軸心方向から見て、円弧状に湾曲していることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の口部に取り付けられるキャップに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のキャップとしては、例えば下記特許文献に開示されているように、容器の口部に取り付けられるキャップ本体と、容器の内容液を外部へ注出する注出筒と、注出筒を開閉する蓋とを有するものがある。
【0003】
キャップ本体は口部を覆う頂壁を有している。注出筒は頂壁から口部の外側に向かって突出している。注出筒内には、注出筒を貫通して注出筒の先端開口部と容器の口部内とに連通する注出孔が形成されている。
【0004】
注出孔の下端内部には、注出孔を開閉する弁としての機能を有する邪魔板がヒンジ部を介して設けられている。邪魔板は、注出孔内において傾斜した閉鎖姿勢で注出孔を閉じ、ヒンジ部を中心として閉鎖姿勢から上方側へ回動することにより、注出孔を開通させる。
【0005】
ヒンジ部の肉厚は邪魔板の板厚よりも大幅に薄く形成されている。また、邪魔板が閉鎖姿勢のとき、邪魔板の外周縁が注出孔の内周面に接触し、注出孔の内周面と邪魔板の外周縁との間に隙間は形成されない。
【0006】
これによると、蓋を開き、容器を圧搾(スクイズ)することにより、邪魔板が、ヒンジ部を中心として閉鎖姿勢から上方側へ回動し、注出孔を開通させる。これにより、容器の内容液が、容器の口部内から注出孔を通り、注出筒の先端から注出される。
【0007】
また、容器の圧搾を解除し、注出筒を上向きにして容器を置くことにより、邪魔板が、ヒンジ部を中心として下方側へ回動し、閉鎖姿勢に戻って注出孔を閉じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第7260435
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら上記の従来形式では、蓋を開き、容器を圧搾して容器の内容液を注出筒の先端から注出する際、容器の内容液が注出孔の下端開口部の周囲から注出孔内に不規則に流れ込むため、内容液の流れが乱れる虞がある。
【0010】
また、キャップを射出成形した際、邪魔板は注出孔内から下方外部へ垂れ下がって成形され、その後、治具を用いて、邪魔板を押し上げて注出孔内に押し込むため、キャップの製作に手間を要するといった問題がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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