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公開番号
2025143503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2025118225,2022537430
出願日
2025-07-14,2020-12-22
発明の名称
供給要素を備えるエアロゾル発生器
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/05 20200101AFI20250924BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】エアロゾル発生装置のためのエアロゾル発生器を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生器100は、表面音響波アトマイザー102および供給要素104を備える。表面音響波アトマイザーは、少なくとも一つの霧化領域116を画定する能動表面110を備える基板106を備え、能動表面上に表面音響波を発生するために、能動表面上に位置付けられた少なくとも一つのトランスデューサー108を備える。供給要素は、少なくとも一つの霧化領域に液体エアロゾル形成基体を供給するように配設されており、液体エアロゾル形成基体の供給を受容するための入口と、基板の能動表面の少なくとも一つの霧化領域内に位置付けられた出口との間に、基板を通って延びるチャネル118を備える。チャネルは、入口から出口への方向で変化する断面積と、能動表面に対して非垂直方向に延びる部分とのうちの少なくとも一つを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生装置用のエアロゾル発生器であって、
表面音響波アトマイザーであって、
少なくとも一つの霧化領域を画定する能動表面を備える基板と、
前記基板の前記能動表面上に表面音響波を発生するために、前記基板の前記能動表面上に位置付けられた少なくとも一つのトランスデューサーと、を備える、表面音響波アトマイザーと、
液体エアロゾル形成基体を前記少なくとも一つの霧化領域に供給するように配設された供給要素と、を備え、前記供給要素が、液体エアロゾル形成基体の供給を受容するための入口と、前記基板の前記能動表面の前記少なくとも一つの霧化領域内に位置付けられた出口との間に前記基板を通って延びるチャネルを備え、かつ前記チャネルが、前記入口から前記出口への方向で変化する断面積と、前記能動表面に対して非垂直方向に延びる部分とのうちの少なくとも一つを有する、エアロゾル発生器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記チャネルの少なくとも一部分が、前記入口から前記出口への前記方向で増大する断面積を有する、請求項1に記載のエアロゾル発生器。
【請求項3】
前記チャネルの少なくとも一部分が、漏斗形状、円錐形状、またはくさび形状を有する、請求項1または請求項2に記載のエアロゾル発生器。
【請求項4】
前記チャネルの少なくとも一部分が湾曲している、請求項1~3のいずれかに記載のエアロゾル発生器。
【請求項5】
前記出口にある前記チャネルの少なくとも一部分が、前記チャネルと前記基板の前記能動表面との間の連続的な移行を形成するように湾曲している、請求項1~4のいずれかに記載のエアロゾル発生器。
【請求項6】
前記出口にある前記チャネルの少なくとも一部分が、前記能動表面に対して接線方向に延びる、請求項1~5のいずれかに記載のエアロゾル発生器。
【請求項7】
前記出口が、第一の側面と前記第一の側面の反対側の第二の側面とを備え、前記第一の側面が前記第二の側面と前記少なくとも一つのトランスデューサーとの間に位置付けられていて、前記チャネルが、前記出口の前記第一の側面にある第一の出口部分と、前記出口の前記第二の側面にある第二の出口部分とを備え、前記第一の出口部分が、前記能動表面に対して接線方向に延び、かつ前記第二の出口部分が、前記能動表面に対して垂直に延びる、請求項1~6のいずれかに記載のエアロゾル発生器。
【請求項8】
前記基板が、前記能動表面にて陥凹部を画定し、前記陥凹部が、前記少なくとも一つのトランスデューサーと前記出口の間に延び、前記基板が、前記陥凹部を少なくとも部分的に画定する壁を備え、前記壁が、前記能動表面に対して垂直に延び、かつ前記壁が、前記少なくとも一つのトランスデューサーから前記出口に向かって表面音響波を反射するように位置付けられている、請求項1~7のいずれかに記載のエアロゾル発生器。
【請求項9】
前記チャネルが、前記入口と前記出口の間に前記基板を通って延びる複数の相互接続されたチャネルを備える、請求項1~8のいずれかに記載のエアロゾル発生器。
【請求項10】
前記入口が単一の入口を備え、前記出口が複数の出口を備え、かつ前記複数の相互接続されたチャネルが、前記入口と前記複数の出口の各々との間の流体連通を提供する、請求項9に記載のエアロゾル発生器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エアロゾル発生装置のためのエアロゾル発生器に関し、エアロゾル発生器はそれぞれ、表面音響波アトマイザーおよび供給要素を備える。本開示はまた、エアロゾル発生器を備えるエアロゾル発生装置にも関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
エアロゾル形成基体が燃焼されるのではなく加熱されるエアロゾル発生システムは、当業界で周知である。こうしたエアロゾル発生システムにおいて典型的に、エアロゾルは、エアロゾル発生装置のエアロゾル発生器からエアロゾル形成基体へのエネルギーの伝達によって発生する。例えば、周知のエアロゾル発生装置は、液体エアロゾル形成基体を加熱および気化するように配設されたヒーターを備える。
【0003】
エアロゾル発生装置のユーザーにとって一貫したユーザー体験を提供することが望ましい。しかしながら、周知のエアロゾル発生装置は、液体エアロゾル形成基体がヒーターなどのエアロゾル発生器に供給される速度の制御が不十分である場合がある。周知のエアロゾル発生装置はまた、エアロゾル発生器が液体エアロゾル形成基体を気化する速度の制御が不十分である場合もある。周知のエアロゾル発生装置のこれらの欠点の両方は、一貫性のないユーザー体験をもたらす場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液体エアロゾル形成基体がエアロゾル発生装置の霧化領域に供給される速度の改善された制御を提供するエアロゾル発生装置のためのエアロゾル発生器を提供することが望ましいことになる。
【0005】
液体エアロゾル形成基体がエアロゾル発生装置の霧化領域から霧化される速度の改善された制御を提供するエアロゾル発生装置のためのエアロゾル発生器を提供することが望ましいことになる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第一の態様によると、エアロゾル発生装置用のエアロゾル発生器が提供されていて、エアロゾル発生器は、表面音響波アトマイザーおよび供給要素を備える。表面音響波アトマイザーは、少なくとも一つの霧化領域を画定する能動表面を備える基板を備える。表面音響波アトマイザーはまた、基板の能動表面上に表面音響波を発生するために、基板の能動表面上に位置付けられた少なくとも一つのトランスデューサーを備える。供給要素は、表面音響波アトマイザーの少なくとも一つの霧化領域に液体エアロゾル形成基体を供給するように配設されている。供給要素は、液体エアロゾル形成基体の供給を受容するための入口と、基板の能動表面の少なくとも一つの霧化領域内に位置付けられた出口との間に、基板を通って延びるチャネルを備える。チャネルは、入口から出口への方向で変化する断面積と、能動表面に対して非垂直方向に延びる部分とのうちの少なくとも一つを有する。
【0007】
「表面音響波」という用語は本明細書において、レイリー波、ラム波、ラブ波を含むように使用される。
【0008】
有利なことに、表面音響波アトマイザーを使用して液体エアロゾル形成基体を霧化することは、電気ヒーターなどの他の周知のエアロゾル発生器と比較して、霧化プロセスの改善された制御を提供する。言い換えれば、本開示によるエアロゾル発生器の表面音響波アトマイザーは、信頼性のある一貫した量の霧化液体エアロゾル形成基体を提供する。
【0009】
有利なことに、液体エアロゾル形成基体を霧化するために表面音響波アトマイザーによって必要とされる電力は、電気ヒーターなどの周知のエアロゾル発生器を使用して同じ量の液体エアロゾル形成基体を霧化するために必要とされる電力よりも少ない。
【0010】
有利なことに、本開示によるエアロゾル発生器の供給要素のチャネルは、液体エアロゾル形成基体が表面音響波アトマイザーの少なくとも一つのアトマイザー領域に供給される速度の改善された制御を容易にする。特に、供給要素のチャネルは、毛細管芯などの周知の液体移動要素と比較して、液体エアロゾル形成基体の流量の改善された制御を容易にする。例えば、チャネルの一つ以上の寸法は、チャネルを通る液体エアロゾル形成基体の所望の体積流量を提供するように選択されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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