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公開番号2025148207
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024064282
出願日2024-03-25
発明の名称波受け板を用いた波浪発電装置
出願人個人
代理人
主分類F03B 13/14 20060101AFI20250930BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】忙しなく寄せてくる中程度の波のエネルギーを取り出して発電する波浪発電を提供する。
【解決手段】押し寄せてくる波の力を波受け板(1)で受け止め、それによって開閉する動きを鋼線(2)を通してゼンマイバネ(3)と一方向クラッチ(4)に伝達し、軸(5)を回転させ発電機(6)で発電する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
軸（５）を一方向クラッチ（４）の軸穴に通しゼンマイバネ（３）がその一方向クラッチ（４）を抱き込むように設置しゼンマイバネ（３）の後端を一方向クラッチ（４）の外周面の任意の一点に固定しゼンマイバネ（３）と一方向クラッチ（４）が一体となって時計回り或は反時計回りに回転するように設置する。更にはゼンマイバネ（３）の先端を鋼線（２）に連結しその鋼線（２）を波受け板（１）の先端んに繋いで波受け板（１）の開閉を主導する。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は波浪の持つエネルギーを電気に変換することに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
波浪発電装置は各種提案されているが製造費および効果の点で決定的なものが発明されていない。
【０００３】
本発明はこれまでにないゼンマイバネ（３）と一方向クラッチ（４）を組み合わせた発電装置で、簡単に発電が可能で制作費も余りかからず大波と小波の中間くらいの所に設置すればメンテナンスも容易なので普及する可能性は大である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
頻繁に生じる中程度の波浪からエネルギーを取り出す装置を造る必要が有りそれにはゼンマイバネ（３）と一方向クラッチ（４）を組み合わせ、波受け板（１）が波の力で前方へ倒れ込んだときゼンマイバネ（３）に繋がっている鋼線（２）の下降の運動が一方向クラッチ（４）を介してス発電機の軸（５）にスムーズに伝えられるようにすること。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
これまでに提案された装置は波の上下運動を利用したプロペラ型、流水型が主流をなしている。本発明も同様に波の上下運動を利用してはいるがゼンマイバネ（３）と一方向クラッチ（４）を併用した新しい方法で発電しようとするものである。この装置の設置場所は海岸からあまり遠くなく中程度の波が頻繁に立つ所を選定すること。
【発明の効果】
【０００６】
ゼンマイバネ（３）と一方向クラッチ（４）がうまくかみ合って発電の効果を上げている。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は本発明に係るゼンマイバネ（３）と一方向行クラッチ（４）を組み合わせた波浪発電装置の断面図である。
【０００８】
図２は本発明の装置の軸（５）を発電機（６）に繋げた左上部からの俯瞰図である
【０００９】
図３は波が沖の方へ引きゼンマイバネ（３）の元に戻ろうとする力によって波受け板（１）を引き上げ元の位置に納めた側面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
図１において軸（５）が一方向クラッチ（４）の軸穴に挿入され、その一方向クラッチ（４）を抱き込むようにゼンマイバネ（３）を取り付け、ゼンマイバネ（３）の後端を一方向クラッチ（４）の外枠上面の任意の一点に固定し、ゼンマイバネ（３）の先端を鋼線（２）に繋げその鋼線（２）を波受け板（１）の先端に繋げる。
（【００１１】以降は省略されています）

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