TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025124994
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024020787
出願日
2024-02-15
発明の名称
風車ブレード
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
F03D
1/06 20060101AFI20250820BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】
風車ブレードにおいて座屈に対する耐久性を向上させる。
【解決手段】
風車ブレードの幅方向および高さ方向に配列された複数本の略長尺板状のコンポジット材から本質的になるスパーキャップを備えた風車ブレードであって、
前記スパーキャップの長手方向に垂直な断面において、互いに幅方向で隣接する少なくとも一組のコンポジット材が、一方のコンポジット材の幅方向端部に形成された嵌合凸部が他方のコンポジット材の幅方向端部に形成された嵌合凸部と嵌合するよう構成された嵌合構造を介して隣接している風車ブレード。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
風車ブレードの幅方向および高さ方向に配列された複数本の略長尺板状のコンポジット材から本質的になるスパーキャップを備えた風車ブレードであって、
前記スパーキャップの長手方向に垂直な断面において、互いに幅方向で隣接する少なくとも一組のコンポジット材が、一方のコンポジット材の幅方向端部に形成された嵌合凸部が他方のコンポジット材の幅方向端部に形成された嵌合凸部と嵌合するよう構成された嵌合構造を介して隣接している風車ブレード。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記一組のコンポジット材は、幅方向の一方の端部に嵌合凸部が形成され、幅方向の他方の端部に嵌合凹部が形成されたコンポジット材2本からなる、請求項1に記載の風車ブレード。
【請求項3】
前記スパーキャップを構成する全てのコンポジット材が前記嵌合構造を介して隣接している、請求項1または2に記載の風車ブレード。
【請求項4】
前記嵌合凸部が、先端に向かってその高さが減少する形状を有するとともに、前記嵌合凹部が、該嵌合凸部と対応して奥に向かってその高さが減少する形状を有する、請求項1または2に記載の風車ブレード。
【請求項5】
前記嵌合凸部は、前記先端に向かってその高さが一定の傾斜角で減少する形状を有するとともに、前記嵌合凹部が、該嵌合凸部と対応して奥に向かってその高さが一定の傾斜角で減少する形状を有する、請求項4に記載の風車ブレード。
【請求項6】
前記傾斜角が0°より大きく5°以下である、請求項5に記載の風車ブレード。
【請求項7】
長手方向に垂直な断面において、前記コンポジット材の前記嵌合凸部および前記嵌合凹部がいずれも略矩形状である、請求項1または2に記載の風車ブレード。
【請求項8】
長手方向に垂直な断面において、前記コンポジット材の前記嵌合凸部および前記嵌合凹部がいずれも略三角形状である、請求項1または2に記載の風車ブレード。
【請求項9】
前記スパーキャップにおいて、コンポジット材が前記断面における中心線を基準として対称に配列されている、請求項1または2に記載の風車ブレード。
【請求項10】
コンポジット材が炭素繊維強化樹脂の引抜成形品である、請求項1または2に記載の風車ブレード。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、風力発電用風車などに使用される風車ブレードに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
カーボンニュートラルの観点から、発電時に温室効果ガスを排出しない風力発電が注目されている。風力発電は、一般的に、風車ブレードを長大化すればするほど、より多くの発電量を得ることができる。しかし、風車ブレードを長大化すると、風を受ける面積が大きくなるため、風車ブレードに生じる曲げ変形が大きくなる。曲げ変形が大きくなると、風車ブレードの根元に生じる応力が大きくなるため、より高い耐久性が求められる。
【0003】
この課題に対して、非特許文献1では、117mのブレードに対して、力学特性に優れる炭素繊維強化樹脂を用いることで風車ブレードの耐久性を高める検討がなされている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Definition of the IEA Wind 15MW Offshore Reference Wind Turbine(2020)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
非特許文献1で開示されているスパーキャップでは、炭素繊維強化樹脂を用いることで風車ブレードの曲げ変形による圧縮力や引張り力に対して高い耐久性を得られる可能性がある。しかしながら、風車ブレード内部のスパーキャップなどにクラックが生じ、進展することで座屈を誘発する問題に対しての対策はなされていなかった。
【0006】
本発明は、風車ブレードにおいて座屈に対する耐久性を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明は、以下のものである。
1.風車ブレードの幅方向および高さ方向に配列された複数本の略長尺板状のコンポジット材から本質的になるスパーキャップを備えた風車ブレードであって、
前記スパーキャップの長手方向に垂直な断面において、互いに幅方向で隣接する少なくとも一組のコンポジット材が、一方のコンポジット材の幅方向端部に形成された嵌合凸部が他方のコンポジット材の幅方向端部に形成された嵌合凸部と嵌合するよう構成された嵌合構造を介して隣接している風車ブレード。
2.前記一組のコンポジット材は、幅方向の一方の端部に嵌合凸部が形成され、幅方向の他方の端部に嵌合凹部が形成されたコンポジット材2本からなる、1に記載の風車ブレード。
3.前記スパーキャップを構成する全てのコンポジット材が前記嵌合構造を介して隣接している、1または2に記載の風車ブレード。
4.前記嵌合凸部が、先端に向かってその高さが減少する形状を有するとともに、前記嵌合凹部が、該嵌合凸部と対応して奥に向かってその高さが減少する形状を有する、1または2に記載の風車ブレード。
5.前記嵌合凸部は、前記先端に向かってその高さが一定の傾斜角で減少する形状を有するとともに、前記嵌合凹部が、該嵌合凸部と対応して奥に向かってその高さが一定の傾斜角で減少する形状を有する、4に記載の風車ブレード。
6.前記傾斜角が0°より大きく5°以下である、5に記載の風車ブレード。
7.長手方向に垂直な断面において、前記コンポジット材の前記嵌合凸部および前記嵌合凹部がいずれも略矩形状である、1または2に記載の風車ブレード。
8.長手方向に垂直な断面において、前記コンポジット材の前記嵌合凸部および前記嵌合凹部がいずれも略三角形状である、1または2に記載の風車ブレード。
9.前記スパーキャップにおいて、コンポジット材が前記断面における中心線を基準として対称に配列されている、1または2に記載の風車ブレード。
10.コンポジット材が炭素繊維強化樹脂の引抜成形品である、1または2に記載の風車ブレード。
11.1~10のいずれかに記載の風車ブレードを備えた風力発電用風車。
【0008】
なお、本明細書において、スパーキャップの長手方向(以下、単に「長手方向」という)とは、ハブへの固定部分近傍の断面における重心と、ハブへの固定部分から最も離れている部分(ブレード先端)を繋ぐ直線の方向であり、図2中におけるz軸の方向を指すものとする。スパーキャップの幅方向(以下、単に「幅方向」という)とは、長手方向に垂直な断面においてリーディングエッジとトレーリングエッジとをつなぐ方向であり、図2中におけるy軸の方向を指す。スパーキャップの高さ方向(以下、単に「高さ方向」という)とは、長手方向に垂直な断面において幅方向に対して垂直な方向であり、図2中におけるx軸の方向を指す。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、風力発電用の風車ブレードにおいて座屈に対する耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
風力発電用風車の全体図である。
風車ブレード1を、風車ブレード長手方向に垂直な面で切った場合の断面を含めて示す斜視図である。
風車ブレード1を、風車ブレード長手方向に垂直な面で切った場合のスパーキャップとシェアウェブの断面図である。
風車ブレードに風を想定した圧力を与えた際の変形図である。
本発明の一実施形態である風車ブレードをスパーキャップの長手方向に垂直な面で切った場合のスパーキャップおよびスパーキャップを構成するコンポジット材の断面図である。
本発明における風車ブレードをスパーキャップの長手方向に垂直な面で切った場合のスパーキャップおよびスパーキャップを構成するコンポジット材の、別の実施形態における断面図である。
実施例のシミュレーション手順である。
<Step1> 全体解析の概要を模式的に示す図である。
<Step2> 詳細解析の概要を模式的に示す図である。
コンポジット材の断面形状を変更した場合の座屈強度を比較したシミュレーション結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
東レ株式会社
編地
1か月前
東レ株式会社
積層体
2か月前
東レ株式会社
複合半透膜
1日前
東レ株式会社
中空回転翼
2か月前
東レ株式会社
積層フィルム
1か月前
東レ株式会社
炭素繊維織物
3か月前
東レ株式会社
風車ブレード
2日前
東レ株式会社
積層多孔質膜
25日前
東レ株式会社
衝撃吸収部材
2か月前
東レ株式会社
強化繊維基材
2か月前
東レ株式会社
強化繊維基材
2か月前
東レ株式会社
プロペラブレード
2か月前
東レ株式会社
プロペラブレード
2か月前
東レ株式会社
プロペラブレード
2か月前
東レ株式会社
マルチフィラメント
1か月前
東レ株式会社
フィルムの製造方法
1か月前
東レ株式会社
合成繊維の巻取装置
1か月前
東レ株式会社
織物および繊維製品
28日前
東レ株式会社
フィルムの製造方法
1か月前
東レ株式会社
炭素繊維パッケージ
2か月前
東レ株式会社
熱硬化性樹脂組成物
11日前
東レ株式会社
太陽電池の製造方法
2か月前
東レ株式会社
ポリエステル短繊維
2か月前
東レ株式会社
圧電性材料の製造方法
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
1か月前
東レ株式会社
引抜成形品の製造方法
4日前
東レ株式会社
フィルムの製造方法。
1か月前
東レ株式会社
浄水器用カートリッジ
3か月前
東レ株式会社
樹脂フィルムの製造方法
3か月前
東レ株式会社
濾過方法および濾過装置
3か月前
東レ株式会社
ポリオレフィン微多孔膜
28日前
東レ株式会社
霧化状活性液体供給装置
今日
東レ株式会社
織物および織物の製造方法
3か月前
東レ株式会社
透明ディスプレイシステム
9日前
東レ株式会社
塗膜付きシートの加熱装置
3か月前
東レ株式会社
炭素繊維シートの製造方法
16日前
続きを見る
他の特許を見る