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公開番号
2025150793
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051875
出願日
2024-03-27
発明の名称
投資計画支援システム、投資計画支援方法および投資計画支援プログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
40/06 20120101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数の投資計画の良否に関するユーザの判断を、より適切に支援することができる投資計画支援システムを得ること。
【解決手段】本開示にかかる投資計画支援システム1は、対象設備への複数の投資計画のうちの1つである基準計画と基準計画以外の投資計画である比較対象計画とのそれぞれに対応する投資シミュレーションによって求められるリスクおよびコストを用いて、比較対象計画ごとに、リスクおよびコストのそれぞれに関して比較対象計画と基準計画との差異を算出する差異算出部13と、基準計画および比較対象計画のそれぞれの、投資シミュレーションによって求められる損傷度合いおよびリスク影響度合いの値の組み合わせに対応する対象設備内の比率を示すリスク評価情報を生成し、差異と、リスク評価情報とを含む第1の表示画面、を表示するための第1の表示データを生成し、第1の表示データを表示装置2へ出力する表示処理部14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象設備への複数の投資計画のうちの1つである基準計画と前記基準計画以外の1つ以上の前記投資計画である比較対象計画とのそれぞれに対応する投資シミュレーションによって求められるリスクおよびコストを用いて、前記比較対象計画ごとに、前記リスクおよび前記コストのそれぞれに関して前記比較対象計画と前記基準計画との差異を算出する差異算出部と、
前記基準計画および前記比較対象計画のそれぞれの、前記投資シミュレーションによって求められる損傷度合いおよびリスク影響度合いの値の組み合わせに対応する前記対象設備内の比率を示すリスク評価情報を生成し、前記差異と、前記基準計画および前記比較対象計画のそれぞれの前記リスク評価情報とを含む第1の表示画面、を表示するための第1の表示データを生成し、前記第1の表示データを表示装置へ出力する表示処理部と、
を備えることを特徴とする投資計画支援システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記対象設備は、複数の設備によって構成され、
前記比率は、前記損傷度合いおよび前記リスク影響度合いの値の組み合わせに対応する前記設備の数に応じた比率であることを特徴とする請求項1に記載の投資計画支援システム。
【請求項3】
前記比率は、前記対象設備における面積または長さの比率であることを特徴とする請求項1に記載の投資計画支援システム。
【請求項4】
前記第1の表示画面において、前記リスク評価情報は、前記損傷度合いおよび前記リスク影響度合いの各値の組み合わせにそれぞれ対応するマトリクス状に配置された複数の第1の図形と、対応する前記第1の図形内に配置され当該第1の図形が示す前記組み合わせに対応する前記比率を示す第2の図形とによって示され、
前記表示処理部は、前記第2の図形の大きさを当該第2の図形に対応する前記比率に応じて決定し、前記第1の図形と決定した前記大きさの前記第2の図形とを含む前記第1の表示画面を表示するための前記第1の表示データを生成することを特徴とする請求項1に記載の投資計画支援システム。
【請求項5】
前記表示処理部は、ユーザによって選択された1つの前記投資計画である選択計画の前記投資シミュレーションの結果と、前記対象設備を構成する設備のうちユーザによって選択された前記設備に関する情報である設備情報とを含む第2の表示画面を表示するための第2の表示データを生成し、前記第2の表示データを表示装置へ出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の投資計画支援システム。
【請求項6】
前記第2の表示画面において前記投資シミュレーションの結果はグラフとして示されることを特徴とする請求項5に記載の投資計画支援システム。
【請求項7】
前記投資シミュレーションの結果は、単位期間ごとの損傷度合いを含み、
前記損傷度合いを示す前記グラフは、前記単位期間ごとの定められた大きさの図形において、当該図形内の前記損傷度合いの値に応じた色で示される部分の面積によって前記対象設備を構成する設備のうちの前記損傷度合いの値に対応する前記設備の数の前記対象設備を構成する全設備の数に対する割合を示すグラフであり、
前記表示処理部は、前記投資シミュレーションの結果を表示するための表示データを前記表示装置へ送信し、前記投資シミュレーションの結果が前記表示装置に表示された状態で、ユーザによって選択された前記部分に対応する前記設備の一覧である部分一覧を表示するための表示データを前記表示装置へ送信し、前記部分一覧のなかからユーザによって選択された前記設備に対応する前記設備情報が前記第2の表示画面に含まれるように前記第2の表示データを生成することを特徴とする請求項6に記載の投資計画支援システム。
【請求項8】
前記表示処理部は、ユーザによって選択された2つ以上の前記投資計画である表示対象計画のそれぞれの前記投資シミュレーションの結果を含む第3の表示画面を表示するための第3の表示データを生成し、前記第3の表示データを表示装置へ出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の投資計画支援システム。
【請求項9】
前記差異算出部は、前記表示対象計画のうちの1つである比較元の計画と、前記比較元の計画以外の前記表示対象計画とのそれぞれの前記投資シミュレーションの結果を用いて、前記比較元の計画以外の前記表示対象計画ごとに、当該表示対象計画と前記比較元の計画との前記投資シミュレーションの結果の差異を算出し、
前記表示処理部は、前記投資シミュレーションの結果の差異が前記第3の表示画面に含まれるように前記第3の表示データを生成することを特徴とする請求項8に記載の投資計画支援システム。
【請求項10】
投資計画支援システムにおける投資計画支援方法であって、
対象設備への複数の投資計画のうちの1つである基準計画と前記基準計画以外の1つ以上の前記投資計画である比較対象計画とのそれぞれに対応する投資シミュレーションによって求められるリスクおよびコストを用いて、前記比較対象計画ごとに、前記リスクおよび前記コストのそれぞれに関して前記比較対象計画と前記基準計画との差異を算出するステップと、
前記基準計画および前記比較対象計画のそれぞれの、前記投資シミュレーションによって求められる損傷度合いおよびリスク影響度合いの値の組み合わせに対応する前記対象設備内の比率を示すリスク評価情報を生成し、前記差異と、前記基準計画および前記比較対象計画のそれぞれの前記リスク評価情報とを含む第1の表示画面、を表示するための第1の表示データを生成し、前記第1の表示データを表示装置へ出力するステップと、
を含むことを特徴とする投資計画支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、設備の投資計画の策定を支援する投資計画支援システム、投資計画支援方法および投資計画支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
社会生活の基盤として整備される社会インフラ設備をはじめとした各種の設備に関して、投資計画を立案する際には、投資計画を策定するユーザは、例えば、コスト(費用)、リスクなどを考慮する。
【0003】
特許文献1には、保守日や保守の種類をランダムに変更した複数の保守計画、すなわちシナリオの異なる複数の保守計画を生成し、複数の保守計画のリスクおよびコストを定量的に評価し、複数の保守計画の評価結果を表示するシステムが開示されている。この保守計画は、保全のために要するコストの予測を含むものであり、保全のための投資計画でもある。特許文献1に記載の技術によれば、ユーザは、複数の保守計画のリスクおよびコストを俯瞰的に確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-157793号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、トータルのリスクおよびコストしか比較できず、設備内のリスクおよびコストの内訳を把握することができない。したがって、ユーザが各保守計画の良否を判断するにはさらに詳細に個別の情報を確認する必要があり、ユーザは、各保守計画の良否をスムーズに判断することができない。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の投資計画の良否に関するユーザの判断を、より適切に支援することができる投資計画支援システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる投資計画支援システムは、対象設備への複数の投資計画のうちの1つである基準計画と基準計画以外の1つ以上の投資計画である比較対象計画とのそれぞれに対応する投資シミュレーションによって求められるリスクおよびコストを用いて、比較対象計画ごとに、リスクおよびコストのそれぞれに関して比較対象計画と基準計画との差異を算出する差異算出部、を備える。投資計画支援システムは、さらに、基準計画および比較対象計画のそれぞれの、投資シミュレーションによって求められる損傷度合いおよびリスク影響度合いの値の組み合わせに対応する対象設備内の比率を示すリスク評価情報を生成し、差異と、基準計画および比較対象計画のそれぞれのリスク評価情報とを含む第1の表示画面、を表示するための第1の表示データを生成し、第1の表示データを表示装置へ出力する表示処理部、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の投資計画支援システムによれば、複数の投資計画の良否に関するユーザの判断を、より適切に支援することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる投資計画支援システムの構成例を示す図
実施の形態1の投資計画支援システムにおける投資計画支援処理手順の一例を示すフローチャート
実施の形態1の基準計画情報の一例を示す図
実施の形態1の対応設備数情報の一例を示す図
実施の形態1のコスト/リスク情報の一例を示す図
実施の形態1の表示画面の一例を示す図
実施の形態1のリスク評価情報の表示方法を説明するための図
実施の形態1のリスク評価情報の別の表示方法の一例を示す図
比較対象計画が複数の場合の実施の形態1の表示画面の一例を示す図
実施の形態1の表示画面の別の一例を示す図
実施の形態1の投資計画支援システムを実現するコンピュータシステムの構成例を示す図
実施の形態2の投資計画支援システムにおける第2の表示画面を表示するための処理手順を示すフローチャート
実施の形態2の画面遷移のためのボタンの一例を示す図
実施の形態2の設備選択画面の一例を示す図
図14に示した、投資シミュレーション情報が表示されるエリアを拡大した図
実施の形態2の第2の表示画面の一例を示す図
実施の形態2の投資計画支援システムにおける第3の表示画面を表示するための処理手順を示すフローチャート
実施の形態2の第3の表示画面の一例を示す図
図18に示した、投資シミュレーション情報の差異が表示されるエリアを拡大した図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、実施の形態にかかる投資計画支援システム、投資計画支援方法および投資計画支援プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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