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公開番号
2025150986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052181
出願日
2024-03-27
発明の名称
管更生工法
出願人
日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社
,
日本製鉄株式会社
,
北陸施設工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
63/36 20060101AFI20251002BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】交通規制を行う範囲を極力小さくしながら、施工時間を短縮すること。
【解決手段】管更生方法は、立坑蓋20を一時的に撤去した状態において、管路1に連続するボトム型反転ノズル30に、液状の硬化性樹脂を含浸させた管ライニング材10をセットする工程と、管ライニング材10に対して給水することによって、水頭圧により管ライニング材10を管路1内で反転させる工程と、立坑蓋20を設置する工程と、立坑蓋20が設置された状態において、管ライニング材10に対して加圧することにより管ライニング材10を拡径する工程と、立坑蓋20が設置された状態において、拡径された管ライニング材10内に温水を循環させることにより、管ライニング材10の硬化性樹脂を硬化させる工程と、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
立坑蓋を一時的に撤去した状態において、管路に連続するノズルに、液状の硬化性樹脂を含浸させた管ライニング材をセットする工程と、
前記管ライニング材に対して給水することによって、水頭圧により前記管ライニング材を管路内で反転させる工程と、
前記立坑蓋を設置する工程と、
前記立坑蓋が設置された状態において、前記管ライニング材に対して加圧することにより前記管ライニング材を拡径する工程と、
前記立坑蓋が設置された状態において、拡径された前記管ライニング材内に温水を循環させることにより、前記管ライニング材の前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、を含む管更生工法。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記立坑蓋を設置する工程の前において、前記立坑蓋を支持するための支持部の一部を貫通するように埋設されたガイド管の内部に、加温設備から前記管ライニング材に前記温水を引き込むための温水循環用パイプを通す工程を更に含む、請求項1記載の管更生工法。
【請求項3】
前記立坑蓋を設置する工程の後において、前記立坑蓋に形成された開閉部を開き、加温設備から前記管ライニング材に前記温水を引き込むための温水循環用パイプを設置する工程を更に含む、請求項1記載の管更生工法。
【請求項4】
前記管ライニング材を管路内で反転させる工程、前記立坑蓋を設置する工程、前記管ライニング材を拡径する工程、及び、前記管ライニング材の前記硬化性樹脂を硬化させる工程は、連続的に実施され、工程間において作業が中断されない、請求項1~3のいずれか一項記載の管更生工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、管更生方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
老朽管路を更生する管更生方法として、液状の硬化性樹脂を含浸させた管状のライニング材を老朽管路内に反転挿入し、硬化性樹脂を硬化させ老朽管路内に樹脂パイプを形成する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-104130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述した管更生方法においては、立坑蓋を撤去して、硬化性樹脂の硬化作業等を行う必要があるため、広範囲での交通規制が必要になると共に、施工時間が長くなってしまう。
【0005】
本発明の一態様は上記実情に鑑みてなされたものであり、交通規制を行う範囲を極力小さくしながら、施工時間を短縮することができる管更生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る管更生方法は、立坑蓋を一時的に撤去した状態において、管路に連続するノズルに、液状の硬化性樹脂を含浸させた管ライニング材をセットする工程と、管ライニング材に対して給水することによって、水頭圧により管ライニング材を管路内で反転させる工程と、立坑蓋を設置する工程と、立坑蓋が設置された状態において、管ライニング材に対して加圧することにより管ライニング材を拡径する工程と、立坑蓋が設置された状態において、拡径された管ライニング材内に温水を循環させることにより、管ライニング材の硬化性樹脂を硬化させる工程と、を含む。
【0007】
本発明の一態様に係る管更生工法では、立坑蓋が設置された状態において、反転後の管ライニング材が加圧されて拡径されると共に、管ライニング材が加温されて硬化性樹脂の硬化作業が実施される。例えば、立坑蓋が撤去された状態で拡径・硬化作業が実施される場合においては、これらの作業が実施されている状況において、広範囲での交通規制を行う必要がある。このような管更生工法においては、広範囲での交通規制が必要になることによって、全体の施工時間(施工日数)が長くなってしまう。この点、本発明の一態様に係る管更生工法では、立坑蓋が設置された状態において、拡径・硬化作業が実施されるため、立坑蓋が撤去されてこれらの作業が実施される場合と比較して、交通規制を行う範囲を小さくすることができ、このことで、全体の施工時間(施工日数)についても短縮することができる。以上のように、本発明の一態様に係る管更生方法によれば、交通規制を行う範囲を極力小さくしながら、施工時間を短縮することができる。
【0008】
上記管更生方法は、立坑蓋を設置する工程の前において、立坑蓋を支持するための支持部の一部を貫通するように埋設されたガイド管の内部に、加温設備から管ライニング材に温水を引き込むための温水循環用パイプを通す工程を更に含んでいてもよい。このような管更生工法では、予め支持部に埋設されたガイド管の内部に温水循環用パイプを通すことにより、立坑蓋の設置前において、温水循環用パイプを容易に設置することができる。
【0009】
上記管更生方法は、立坑蓋を設置する工程の後において、立坑蓋に形成された開閉部を開き、加温設備から管ライニング材に温水を引き込むための温水循環用パイプを設置する工程を更に含んでいてもよい。このような管更生工法では、開閉部が形成された立坑蓋を用いることにより、立坑蓋の設置後において、立坑蓋自体を動かすことなく、開閉部を開くという簡易な作業によって、温水循環用パイプを容易に設置することができる。
【0010】
上記管更生方法において、管ライニング材を管路内で反転させる工程、立坑蓋を設置する工程、管ライニング材を拡径する工程、及び、管ライニング材の硬化性樹脂を硬化させる工程は、連続的に実施され、工程間において作業が中断されなくてもよい。このように、作業が中断されずに各工程が連続的に実施されることにより、施工時間をより短縮することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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