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公開番号2025153043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055305
出願日2024-03-29
発明の名称化粧シート
出願人リンテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C09J 7/38 20180101AFI20251002BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】粘着剤層の凝集力を向上させ、耐収縮性を向上させた化粧シートを提供すること。
【解決手段】本発明の化粧シートは、ポリ塩化ビニルを含む材料で構成された基材と、紫外線硬化性のホットメルト型粘着剤を含む粘着剤層とを有することを特徴とする。前記粘着剤層は、前記紫外線硬化性のホットメルト型粘着剤としてアクリル系粘着剤を含むことが好ましい。また、前記粘着剤層は、粘着付与剤を含むことが好ましい。また、前記粘着剤層における、粘着剤:100質量部に対する前記粘着付与剤の含有量は、5質量部以上40質量部以下であることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ポリ塩化ビニルを含む材料で構成された基材と、
紫外線硬化性のホットメルト型粘着剤を含む粘着剤層とを有することを特徴とする化粧シート。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
前記粘着剤層は、前記紫外線硬化性のホットメルト型粘着剤としてアクリル系粘着剤を含む請求項１に記載の化粧シート。
【請求項３】
前記粘着剤層は、粘着付与剤を含む請求項１または２に記載の化粧シート。
【請求項４】
前記粘着剤層における、粘着剤：１００質量部に対する前記粘着付与剤の含有量が５質量部以上４０質量部以下である請求項３に記載の化粧シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、化粧シートに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
化粧シートは、一般に、基材に粘着剤層が設けられた構成を有し、基材が被着体の表面を覆うように被着体に貼着されることにより、被着体を装飾するとともに保護する。化粧シートには、例えば、内装建材として室内の壁面に貼着されるものがある。
【０００３】
化粧シートの基材としては、耐久性や難燃性、加工性、施工性等の観点から、ポリ塩化ビニルを含む材料が広く用いられている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
一方、従来、化粧シートの粘着剤層の形成には、広く溶剤系粘着剤が用いられてきたが、近年は、製造時の揮発性有機化合物（ＶＯＣ）排出量削減の観点ならびに製造後の製品の残留溶剤量削減の観点から、非溶剤系の粘着剤を使用することが検討されている。
【０００５】
溶剤を使用せずに製造可能な粘着剤としてホットメルト型粘着剤が近年注目されている(例えば、特許文献２参照)。
【０００６】
しかしながら、従来のホットメルト型粘着剤では、凝集力が十分ではなかった。このようなホットメルト型粘着剤を化粧シートに用いると、化粧シートの耐収縮性が十分ではなく、化粧シート１の辺同士を突き合わせて貼付した際に、経時による基材の収縮を粘着剤層で抑えることができず、隙間(目開き)が発生してしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
特開２０２２－０９９７５２号公報
特開２０１７－１８６４８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明の目的は、粘着剤層の凝集力を向上させ、耐収縮性を向上させた化粧シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
このような目的は、下記（１）～（４）に記載の本発明により達成される。
（１）ポリ塩化ビニルを含む材料で構成された基材と、
紫外線硬化性のホットメルト型粘着剤を含む粘着剤層とを有することを特徴とする化粧シート。
【００１０】
（２）前記粘着剤層は、前記紫外線硬化性のホットメルト型粘着剤としてアクリル系粘着剤を含む前記（１）に記載の化粧シート。
（【００１１】以降は省略されています）

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