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公開番号
2025153143
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024055459
出願日
2024-03-29
発明の名称
空気調和装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F24F
1/0007 20190101AFI20251002BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】開閉部材と連結する回転軸と、シール部材との接触を抑制する。
【解決手段】空気調和装置は、仕切部(45)の穴(H1)を貫通し、駆動機構(70)と開閉部材(51)を連結するとともに駆動機構(70)によって回転駆動される回転軸部材(80)と、穴(H1)内に位置するとともに回転軸部材(80)を内部において回転可能に支持する筒状の軸受部材(60)と、穴(H1)を形成する内周面と、軸受部材(60)の外周面との間に配置されるシール部材(95)とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
空気流路(P)を有するケーシング(31)と、
前記空気流路(P)に含まれる第1流路(41)と、第1空間(S1)とを仕切るとともに穴(H1)を有する仕切部(45)と、
前記第1空間(S1)に配置される駆動機構(70)と、
前記第1流路(41)を開閉する開閉部材(51)と、
前記仕切部(45)の前記穴(H1)を貫通し、前記駆動機構(70)と開閉部材(51)を連結するとともに前記駆動機構(70)によって回転駆動される回転軸部材(80)と、
前記穴(H1)内に位置するとともに、前記回転軸部材(80)を内部において回転可能に支持する筒状の軸受部材(60)と、
前記穴(H1)を形成する内周面と、前記軸受部材(60)の外周面との間に配置されるシール部材(95)とを備える
空気調和装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1空間(S1)に配置されるとともに、前記駆動機構(70)を収容する収容室(S2)を形成する収容部材(55)をさらに備え、
前記軸受部材(60)は、前記収容室(S2)から前記穴(H1)までに亘る
請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記駆動機構(70)は、
出力軸(71b)を有するモータ(71)と、
前記モータ(71)の前記出力軸(71b)の回転力を前記回転軸部材(80)に伝達するギア機構(G)とを有する
請求項2に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記モータ(71)の前記出力軸(71b)の軸心が、前記回転軸部材(80)の軸心よりも上方に位置する
請求項3に記載の空気調和装置。
【請求項5】
前記ギア機構(G)は、前記回転軸部材(80)に設けられる従動ギア(83)を含む
請求項3または4に記載の空気調和装置。
【請求項6】
前記回転軸部材(80)は、
回転軸本体(81)と、
前記軸受部材(60)における前記駆動機構(70)側の開口(61)を塞ぐように、前記回転軸本体(81)から径方向外方に延びる鍔部(90)とを有する
請求項2~4のいずれか1つに記載の空気調和装置。
【請求項7】
前記軸受部材(60)と、前記鍔部(90)との隙間をシールするラビリンスシール構造(L)をさらに備える
請求項6に記載の空気調和装置。
【請求項8】
前記軸受部材(60)は、
前記開閉部材(51)側寄りに位置し、前記回転軸部材(80)がすべり接触する第1軸受部(63)と、
前記駆動機構(70)側寄りに位置し、前記回転軸部材(80)がすべり接触する第2軸受部(64)とを有する
請求項1~4のいずれか1つに記載の空気調和装置。
【請求項9】
前記軸受部材(60)は、前記仕切部(45)の穴(H1)の外部、および前記収容部材(55)の外部に位置する中間部(66)を有し、
前記シール部材(95)は、前記中間部(66)の周囲を覆う
請求項2~4のいずれか1つに記載の空気調和装置。
【請求項10】
前記仕切部(45)は、
仕切部本体(45a)と、
前記仕切部本体(45a)から回転軸部材(80)の軸方向に延びるとともに前記穴(H1)を有する筒部(45b)を有し、
前記シール部材(95)は、前記筒部(45b)の内周面と、前記軸受部材(60)の外周面との間に配置される
請求項1~4のいずれか1つに記載の空気調和装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、空気調和装置を開示する。この空気調和装置は、吹出口を有するケーシングと、吹出口に連通する流路を開閉するシャッタと、シャッタと連結する回転軸と、回転軸を回転させるモータとを有する。モータを収容する空間と、シャッタが設けられる流路とは仕切部によって仕切られる。回転軸は、仕切部の穴と貫通し、シャッタとモータとを連結する。このような構成では、流路側の空気が穴を通じて空間に漏れてしまう可能性がある。そこで、特許文献1の空気調和装置は、穴の周辺部にラビリンスシール構造を設けることで、このような空気の漏れを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-78273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるような、空気の漏れの対策としては、仕切部の穴の隙間を覆うように、空間側に樹脂などのシール部材を設けることが考えられる。具体的には、仕切部のうちモータの収容空間側の面に、穴の隙間を塞ぐようにシール部材を設ける。しかし、この構成では、シール部材と、回転する回転軸とが接触してしまう可能性がある。シール部材と回転軸とが接触すると、シール部材が回転軸に巻き込まれてしまったり、回転軸のトルクが増大したりするので、シャッタ(開閉部材)の状態を安定して切り換えることができない。
【0005】
本開示の目的は、開閉部材と連結する回転軸と、シール部材との接触を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、空気調和装置(10)を対象とする。空気調和装置(10)は、空気流路(P)を有するケーシング(31)と、空気流路(P)に含まれる第1流路(41) と、第1空間(S1)とを仕切るとともに穴(H1)を有する仕切部(45)と、第1流路(41)を開閉する開閉部材(51)と、第1空間(S1)に配置される駆動機構(70)と、仕切部(45)の穴(H1)を貫通し、駆動機構(70)と開閉部材(51)を連結するとともに駆動機構(70)によって回転駆動される回転軸部材(80)と、穴(H1)内に位置するとともに、回転軸部材(80)を内部において回転可能に支持する筒状の軸受部材(60)と、穴(H1)を形成する内周面と、軸受部材(60)の外周面との間に配置されるシール部材(95)とを備える。
【0007】
第1の態様では、仕切部(45)の内部に筒状の軸受部材(60)が設けられる。軸受部材(60)は、その内部において回転軸部材(80)を回転可能に支持する。シール部材(95)は、穴(H1)の内周面と、軸受部材(60)の外周面との間に配置される。シール部材(95)は、第1流路(41)の空気が、穴(H1)を形成する内周面と、軸受部材(60)の外周面との間の隙間を通じて第1空間(S1)に漏れることを抑制する。シール部材(95)と、回転軸部材(80)との間には、軸受部材(60)が設けられるので、回転中の回転軸部材(80)と、シール部材(95)とが接触することを抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、空気調和装置(10)は、第1空間(S1)に配置されるとともに、駆動機構(70)を収容する収容室(S2)を形成する収容部材(55)をさらに備える。軸受部材(60)は、収容室(S2)から穴(H1)までに亘る。
【0009】
第2の態様では、筒状の軸受部材(60)が、収容室(S2)から穴(H1)までに亘る。このため、第1流路(41)の空気が、軸受部材(60)と回転軸部材(80)の間の隙間に漏れ込んだとしても、この空気は、収容部材(55)の収容室(S2)へ送られる。このため、第1流路(41)の空気が第1空間(S1)(収容部材(55)の外部)へ流出することを抑制できる。その結果、第1空間(S1)、あるいは第1空間(S1)の周囲で結露水が発生することを抑制できる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様において、駆動機構(70)は、出力軸(71b)を有するモータ(71)と、モータ(71)の出力軸(71b)の回転力を回転軸部材(80)に伝達するギア機構(G)とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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