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公開番号
2025154526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057579
出願日
2024-03-29
発明の名称
空気調和装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F24F
1/0071 20190101AFI20251002BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】紫外線による空気の除菌能力を向上する。
【解決手段】空気調和装置(10)は、熱交換部(H)における空気の流出面(O1,O2)に沿うように紫外線の照射領域(R)を形成する照射ユニット(60)を備える。照射ユニット(60)は、空気流路(34)における第1方向の一端側に配置され、第1方向の他端側に向かって紫外線を照射する照射部(61)と、空気流路(34)における第1方向の他端側に配置され、照射部(61)から照射された紫外線を第1方向の一端側に向かって反射する照射部(61)とを有する。第1反射部(70)の反射光の光軸は、照射部(61)の紫外線の光軸に対して、第2方向に向かって所定角度ずれている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
空気が流れる空気流路(34)を形成する流路形成部材(31)と、
第1方向に配列されるとともに第2方向を長手方向とする複数のフィン(51)と、該複数のフィン(51)を貫通する伝熱管(52)とを有し、前記空気流路(34)に配置される熱交換部(H)と、
前記熱交換部(H)における空気の流入面(I1,I2)または該熱交換部(H)における空気の流出面(O1,O2)に沿うように紫外線の照射領域(R)を形成する照射ユニット(60)とを備え、
前記照射ユニット(60)は、
前記空気流路(34)における前記第1方向の一端側に配置され、該第1方向の他端側に向かって紫外線を照射する照射部(61)と、
前記空気流路(34)における前記第1方向の他端側に配置され、前記照射部(61)から照射された紫外線を前記第1方向の一端側に向かって反射する第1反射部(70)とを有し、
前記第1反射部(70)の反射光の光軸が、前記照射部(61)の紫外線の光軸に対して、前記第2方向に向かって所定角度ずれている
空気調和装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記流路形成部材(31)は、
前記空気流路(34)における前記第1方向の一端側に形成される第1内面(35)と、
前記空気流路(34)における前記第1方向の他端側に形成される第2内面(36)とを有し、
前記照射部(61)は、前記第1内面(35)に支持され、
前記第1反射部(70)は、前記第2内面(36)に支持される
請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記流路形成部材(31)は、前記第1方向を長手方向とする形状である
請求項2に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記空気流路(34)に配置されるファン(42)と、
前記ファン(42)の運転中に前記照射部(61)から紫外線を照射させる制御部(C)とをさらに備える
請求項1~3のいずれか1つに記載の空気調和装置。
【請求項5】
前記照射ユニット(60)は、前記熱交換部(H)の流出面(O1,O2)に沿うように前記照射領域(R)を形成する
請求項4に記載の空気調和装置。
【請求項6】
前記ファン(42)は、前記空気流路(34)における前記熱交換部(H)の下流側に配置され、
前記照射ユニット(60)は、前記熱交換部(H)の流出面(O1,O2)と前記ファン(42)との間に前記照射領域(R)を形成する
請求項5に記載の空気調和装置。
【請求項7】
前記流路形成部材(31)の上部には、該流路形成部材(31)の外部の空気を前記空気流路(34)に吸い込むための吸込口(32)が形成され、
前記熱交換部(H)は、
前記吸込口(32)の下側に配置される第1熱交換部(H1)と、
前記第1熱交換部(H1)の下側に配置される第2熱交換部(H2)とを含み、
前記照射ユニット(60)は、前記第1熱交換部(H1)の流出面(O1,O2)に沿うように前記照射領域(R)を形成する
請求項4に記載の空気調和装置。
【請求項8】
前記流路形成部材(31)の上部には、該流路形成部材(31)の外部からの空気を前記空気流路(34)に吸い込むための吸込口(32)が形成され、
前記照射部(61)は、前記第1反射部(70)よりも低い位置にある
請求項1~3のいずれか1つに記載の空気調和装置。
【請求項9】
前記照射ユニット(60)は、
前記空気流路(34)における前記第1方向の一端側に配置され、前記第1反射部(70)が反射した紫外線を前記第1方向の他端側に向かって反射する第2反射部(80)を有し、
前記第1反射部(70)の紫外線の光軸に対して、前記第2反射部(80)の反射光の光軸が、前記第2方向に向かって所定角度ずれている
請求項1~3のいずれか1つに記載の空気調和装置。
【請求項10】
前記第1反射部(70)は、前記第1方向の他端側に向かって凹んだ曲面状の第1反射面(71)を有し、
前記第2反射部(80)は、前記第1方向の一端側に向かって凹んだ曲面状の第2反射面(81)を有する
請求項9に記載の空気調和装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、紫外線を照射するLEDを有する空気調和装置を開示する。LEDは、ケーシング内の空気流路に配置される。LEDは、空気流路に向かって紫外線を照射する。この紫外線により、空気流路を流れる空気中の細菌やウィルスが不活化される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
2022-126495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような空気調和装置においては、照射ユニットから照射する紫外線による空気の除菌能力の向上が求められる。
【0005】
本開示の目的は、紫外線による空気の除菌能力を向上することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、空気調和装置を対象とする。空気調和装置は、空気が流れる空気流路(34)を形成する流路形成部材(31)と、第1方向に配列されるとともに第2方向を長手方向とする複数のフィン(51)と、複数のフィン(51)を貫通する伝熱管(52)とを有し、空気流路(34)に配置される熱交換部(H)と、熱交換部(H)における空気の流入面(I1,I2)または熱交換部(H)における空気の流出面(O1,O2)に沿うように紫外線の照射領域(R)を形成する照射ユニット(60)とを備える。照射ユニット(60)は、空気流路(34)における第1方向の一端側に配置され、第1方向の他端側に向かって紫外線を照射する照射部(61)と、空気流路(34)における第1方向の他端側に配置され、照射部(61)から照射された紫外線を第1方向の一端側に向かって反射する第1反射部(70)とを有する。第1反射部(70)の反射光の光軸は、照射部(61)の紫外線の光軸に対して、第2方向に向かって所定角度ずれている。
【0007】
第1の態様では、照射ユニット(60)が、熱交換部(H)における空気の流入面(I1,I2)または流出面(O1,O2)に沿うように紫外線の照射領域(R)を形成する。照射ユニット(60)の照射部(61)は、複数のフィン(51)の配列方向である第1方向の一端側から他端側に向かって紫外線を照射する。第1反射部(70)は、照射部(61)から照射された紫外線を第1方向の他端側から一端側に向かって反射する。このとき、第1反射部(70)は、照射部(61)の紫外線の光軸に対して、フィン(51)の長手方向である第2方向に所定角度ずれるように、紫外線を反射する。このため、熱交換部(H)の流入面(I1,I2)や流出面(O1,O2)では、フィン(51)の配列方向、およびフィン(51)の長手方向において紫外線の照射領域(R)を拡大できる。その結果、空気の除菌能力が向上する。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、流路形成部材(31)は、空気流路(34)における第1方向の一端側に形成される第1内面(35)と、空気流路(34)における第1方向の他端側に形成される第2内面(36)とを有する。照射部(61)は、第1内面(35)に支持される。第1反射部(70)は、第2内面(36)に支持される。なお、照射部(61)は、第1内面(35)に直接的に支持されてもよいし、第1内面(35)に間接的に支持されてもよい。第1反射部(70)は、第2内面(36)に直接的に支持されてもよいし、第2内面(36)に間接的に支持されてもよい。
【0009】
第2の態様では、流路形成部材(31)の第1内面(35)から第2内面(36)までに亘って、紫外線の照射および反射がなされるので、紫外線の照射領域(R)を第1方向に拡大できる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様において、流路形成部材(31)は、第1方向を長手方向とする形状である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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