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公開番号2025152333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024054172
出願日2024-03-28
発明の名称空調ゾーニング方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類F24F 11/54 20180101AFI20251002BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】遠く離れた2つの室内機の特定の時刻における設定温度が同じである場合、従来の技術では、これらの2つの室内機を、同じ空調ゾーンに分類する恐れがある。
【解決手段】空調ゾーニング方法は、空調システムにおいて、複数の室内機20を1つまたは複数の第1空調ゾーンZ1に分類する。空調システム1は、複数の室内機20と、制御部とを有する。制御部は、複数の室内機20から、設定温度の値を、時系列データとして取得する。設定温度は、室内機20の状態を示す。制御部は、1つまたは複数の組合せごとに、一致度を算出する。組合せは、複数の室内機20に含まれる少なくとも2つの室内機20から構成される。一致度は、時系列データの間の類似性の指標である。制御部は、一致度に基づいて、複数の室内機20を第1空調ゾーンZ1に分類する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
複数の室内機(20)と、制御部(19)と、を有する空調システム(1)において、前記複数の室内機を1つまたは複数の第1空調ゾーン(Z1)に分類する、空調ゾーニング方法であって、
前記制御部は、
前記複数の室内機から、室内機の状態を示す第1パラメータの値を、時系列データ(82)として取得し、
前記複数の室内機に含まれる少なくとも2つの室内機から構成される、1つまたは複数の組合せごとに、前記時系列データの間の類似性の指標である第1指標を算出し、
前記第1指標に基づいて、前記複数の室内機を前記第1空調ゾーンに分類する、
空調ゾーニング方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1パラメータは、前記複数の室内機の間で、共通に制御されるパラメータである、
請求項1に記載の空調ゾーニング方法。
【請求項3】
前記制御部は、前記複数の室内機に含まれる2つの室内機から構成される、1つまたは複数の組合せごとに、前記第1指標を算出する、
請求項1または2に記載の空調ゾーニング方法。
【請求項4】
前記第1指標は、前記時系列データに含まれる前記第1パラメータの値を用いて算出され、
前記制御部は、
前記第1指標に基づいて、少なくとも2つの室内機が類似するか否かを判定し、
類似すると判定された少なくとも2つの室内機を、同一の前記第1空調ゾーンに分類する、
請求項1または2に記載の空調ゾーニング方法。
【請求項5】
前記第1指標は、画像化された前記時系列データを用いて算出され、
前記制御部は、
前記第1指標に基づいて、少なくとも2つの室内機が類似するか否かを判定し、
類似すると判定された少なくとも2つの室内機を、同一の前記第1空調ゾーンに分類する、
請求項1または2に記載の空調ゾーニング方法。
【請求項6】
前記制御部は、
前記複数の室内機から、室内機の識別情報を、さらに取得し、
前記複数の室内機に含まれる少なくとも2つの室内機から構成される、1つまたは複数の組合せごとに、前記識別情報の間の類似性の指標である第2指標を算出し、
前記第2指標に基づいて、前記複数の室内機を前記第1空調ゾーンに分類する、
請求項1または2に記載の空調ゾーニング方法。
【請求項7】
前記複数の室内機は、
親室内機または子室内機の内のいずれかに設定され、
少なくとも1つの前記親室内機を含み、
前記制御部は、
前記複数の室内機から、室内機が前記親室内機であるか前記子室内機であるかを示す親子情報(81)を、さらに取得し、
前記親子情報および前記時系列データに基づいて、それぞれの第2空調ゾーン(Z2)が少なくとも1つの前記親室内機を含み、前記子室内機が、前記第1指標に基づいて自身と最も類似すると判定された前記親室内機と同じ前記第2空調ゾーンに分類されるように、前記複数の室内機を1つまたは複数の前記第2空調ゾーンに分類し、
分類された前記第2空調ゾーンがそれぞれ異なる少なくとも2つの前記親室内機から構成される、1つまたは複数の組合せごとに、前記第1指標を算出し、
前記第1指標に基づいて、前記複数の室内機を前記第1空調ゾーンに分類する、
請求項1または2に記載の空調ゾーニング方法。
【請求項8】
前記制御部は、
前記複数の室内機から、室内機の識別情報を、さらに取得し、
前記複数の室内機に含まれる少なくとも2つの室内機から構成される、1つまたは複数の組合せごとに、前記識別情報の間の類似性の指標である第2指標を算出し、
前記第2指標に基づいて、前記複数の室内機を前記第1空調ゾーンまたは前記第2空調ゾーンに分類する、
請求項7に記載の空調ゾーニング方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
空調ゾーニング方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2014-009895号公報)に示されているように、複数の室内機の特定の時刻における設定温度に基づいて、複数の室内機を1つまたは複数の空調ゾーンに分類する技術がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
例えば、遠く離れた2つの室内機の特定の時刻における設定温度が同じである場合、特許文献1では、これらの2つの室内機を、同じ空調ゾーンに分類する恐れがある、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点の空調ゾーニング方法は、空調システムにおいて、複数の室内機を1つまたは複数の第1空調ゾーンに分類する。空調システムは、複数の室内機と、制御部と、を有する。制御部は、複数の室内機から、第1パラメータの値を、時系列データとして取得する。第1パラメータは、室内機の状態を示す。制御部は、1つまたは複数の組合せごとに、第1指標を算出する。組合せは、複数の室内機に含まれる少なくとも2つの室内機から構成される。第1指標は、時系列データの間の類似性の指標である。制御部は、第1指標に基づいて、複数の室内機を第1空調ゾーンに分類する。
【0005】
第1観点の空調ゾーニング方法では、制御部は、複数の室内機から、第1パラメータの値を、時系列データとして取得する。制御部は、1つまたは複数の組合せごとに、第1指標を算出する。組合せは、複数の室内機に含まれる少なくとも2つの室内機から構成される。第1指標は、時系列データの間の類似性の指標である。制御部は、第1指標に基づいて、複数の室内機を第1空調ゾーンに分類する。その結果、空調ゾーニング方法は、複数の室内機をより正確に、1つまたは複数の空調ゾーンに分類することができる。
【0006】
第2観点の空調ゾーニング方法は、第1観点の空調ゾーニング方法であって、第1パラメータは、複数の室内機の間で、共通に制御されるパラメータである。
【0007】
第3観点の空調ゾーニング方法は、第1観点または第2観点の空調ゾーニング方法であって、制御部は、1つまたは複数の組合せごとに、第1指標を算出する。組合せは、複数の室内機に含まれる2つの室内機から構成される。
【0008】
第4観点の空調ゾーニング方法は、第1観点から第3観点のいずれか1つの空調ゾーニング方法であって、第1指標は、時系列データに含まれる第1パラメータの値を用いて算出される。制御部は、第1指標に基づいて、少なくとも2つの室内機が類似するか否かを判定する。制御部は、類似すると判定された少なくとも2つの室内機を、同一の第1空調ゾーンに分類する。
【0009】
第5観点の空調ゾーニング方法は、第1観点から第3観点のいずれか1つの空調ゾーニング方法であって、第1指標は、画像化された時系列データを用いて算出される。制御部は、第1指標に基づいて、少なくとも2つの室内機が類似するか否かを判定する。制御部は、類似すると判定された少なくとも2つの室内機を、同一の第1空調ゾーンに分類する。
【0010】
第6観点の空調ゾーニング方法は、第1観点から第5観点のいずれか1つの空調ゾーニング方法であって、制御部は、複数の室内機から、室内機の識別情報を、さらに取得する。制御部は、1つまたは複数の組合せごとに、第2指標を算出する。組合せは、複数の室内機に含まれる少なくとも2つの室内機から構成される。第2指標は、識別情報の間の類似性の指標である。制御部は、第2指標に基づいて、複数の室内機を第1空調ゾーンに分類する。
(【0011】以降は省略されています)

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