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公開番号
2025154041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056820
出願日
2024-03-29
発明の名称
樹脂組成物、成形体、及び、相溶化剤
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C08L
27/12 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】フッ素樹脂及びスーパーエンプラ樹脂を均一に混合できる樹脂組成物、成形体、及び、相溶化剤を提供する。
【解決手段】フッ素樹脂、スーパーエンプラ樹脂、及び、相溶化剤を含み、前記相溶化剤が、フルオロポリマーセグメント、及び、非フルオロポリマーセグメントを含むブロックポリマー又はグラフトポリマーと、官能性化合物とを含み、前記スーパーエンプラ樹脂と、前記非フルオロポリマーセグメントとが、異なる種類のモノマーで構成されている樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フッ素樹脂、スーパーエンプラ樹脂、及び、相溶化剤を含み、
前記相溶化剤が、フルオロポリマーセグメント、及び、非フルオロポリマーセグメントを含むブロックポリマー又はグラフトポリマーと、官能性化合物とを含み、
前記スーパーエンプラ樹脂と、前記非フルオロポリマーセグメントとが、異なる種類のモノマーで構成されている樹脂組成物。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記フッ素樹脂がパーフルオロ樹脂である請求項1記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記フッ素樹脂が、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体及びテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記スーパーエンプラ樹脂が、液晶ポリマー、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリールエーテルケトン、ポリサルフォン及びポリエーテルサルフォンからなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記スーパーエンプラ樹脂が、ポリフェニレンサルファイド及びポリエーテルサルフォンからなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記相溶化剤の含有量が1~30質量%である請求項1又は2記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記相溶化剤の含有量が5~20質量%である請求項1又は2記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記フッ素樹脂及び前記スーパーエンプラ樹脂の質量比が、フッ素樹脂/スーパーエンプラ樹脂=99/1~50/50である樹請求項1又は2記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記フッ素樹脂及び前記スーパーエンプラ樹脂の質量比が、フッ素樹脂/スーパーエンプラ樹脂=90/10~70/30である樹請求項1又は2記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記フルオロポリマーセグメント中のフルオロポリマーのメルトフローレートが60g/10分以上である請求項1又は2記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、樹脂組成物、成形体、及び、相溶化剤に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車や半導体等の分野において、フッ素樹脂及びスーパーエンプラ樹脂の複合材料の開発が求められている。しかしながら、フッ素樹脂は、他の樹脂との相溶性が低いため、一般的な混練手法や混練条件でフッ素樹脂及びスーパーエンプラ樹脂を均一に混合することは困難であった。
【0003】
フッ素樹脂及びスーパーエンプラ樹脂を均一に混合する手法として、相溶化剤を用いる手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2023-540107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、フッ素樹脂及びスーパーエンプラ樹脂を均一に混合できる樹脂組成物、成形体、及び、相溶化剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示(1)は、フッ素樹脂、スーパーエンプラ樹脂、及び、相溶化剤を含み、前記相溶化剤が、フルオロポリマーセグメント、及び、非フルオロポリマーセグメントを含むブロックポリマー又はグラフトポリマーと、官能性化合物とを含み、前記スーパーエンプラ樹脂と、前記非フルオロポリマーセグメントとが、異なる種類のモノマーで構成されている樹脂組成物である。
【0007】
本開示(2)は、前記フッ素樹脂がパーフルオロ樹脂である本開示(1)記載の樹脂組成物である。
【0008】
本開示(3)は、前記フッ素樹脂が、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体及びテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体からなる群より選択される少なくとも1種である本開示(1)又は(2)記載の樹脂組成物である。
【0009】
本開示(4)は、前記スーパーエンプラ樹脂が、液晶ポリマー、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリールエーテルケトン、ポリサルフォン及びポリエーテルサルフォンからなる群より選択される少なくとも1種である本開示(1)~(3)のいずれかに記載の樹脂組成物である。
【0010】
本開示(5)は、前記スーパーエンプラ樹脂が、ポリフェニレンサルファイド及びポリエーテルサルフォンからなる群より選択される少なくとも1種である本開示(1)~(4)のいずれかに記載の樹脂組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
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