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公開番号
2025153689
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056295
出願日
2024-03-29
発明の名称
露光ヘッド及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/447 20060101AFI20251002BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】有機発光素子を用いた露光ヘッドによる露光に起因して感光体で効率良く電荷発生できる露光ヘッドを提供する。
【解決手段】有機発光素子を有する露光ヘッドであって、有機発光素子は、第一電極と、第二電極と、第一電極と第二電極との間に配置された有機化合物層と、第二電極を覆う保護層と、を有し、有機化合物層は、発光層を有し、露光ヘッドから出射する露光スペクトル41におけるピーク数は、発光層に含まれる発光材料のPLスペクトル40におけるピーク数より多い。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
有機発光素子を有する露光ヘッドであって、
前記有機発光素子は、第一電極と、第二電極と、前記第一電極と前記第二電極との間に配置された有機化合物層と、前記第二電極を覆う保護層と、を有し、
前記有機化合物層は、発光層を有し、
前記露光ヘッドから出射する露光スペクトルにおけるピーク数は、前記発光層に含まれる発光材料のPLスペクトルにおけるピーク数より多いことを特徴とする露光ヘッド。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記有機発光素子は、前記第一電極と前記第二電極とで光共振器構造を構成することを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項3】
前記PLスペクトルは、2つのピークを有することを特徴とする請求項1または2に記載の露光ヘッド。
【請求項4】
前記露光スペクトルは、5つ以上のピークを有することを特徴とする請求項3に記載の露光ヘッド。
【請求項5】
前記有機化合物層は、さらに、前記第一電極と前記発光層との間に位置する第一有機化合物層と、前記発光層と前記第二電極との間に位置する第二有機化合物層とを有し、
前記第一電極が反射電極であり、前記第二電極が光取り出し電極であり、
前記第一有機化合物層の層厚は、前記第二有機化合物層の層厚よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の露光ヘッド。
【請求項6】
前記第二有機化合物層の光吸収スペクトルにおける最も長波長なピーク波長は、前記第一有機化合物層の光吸収スペクトルにおける最も長波長なピーク波長よりも、前記PLスペクトルの最大発光ピーク波長から遠いことを特徴とする請求項5に記載の露光ヘッド。
【請求項7】
前記保護層は、窒化シリコンを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の露光ヘッド。
【請求項8】
前記保護層は、窒化シリコンを有する層の上に、酸化アルミニウムを有する層を有することを特徴とする請求項1または2に記載の露光ヘッド。
【請求項9】
前記有機発光素子は、不透過性の基板上に配されたトップエミッション型素子構造を有することを特徴とする請求項1または2に記載の露光ヘッド。
【請求項10】
感光体と、前記感光体を露光する露光ヘッドと、を有し、
前記露光ヘッドは、請求項1または2に記載の露光ヘッドであることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、露光ヘッド及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式を用いた画像形成装置で使用される感光ドラム(以下、「ドラム形状の電子写真感光体」または「感光体」ともいう)は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタとして広く一般に利用されている。このような電子写真装置は、露光ヘッド(プリントヘッド)を備えた画像形成装置であり、複数の発光素子を備える。発光素子としては、LED(Light Emitting Diode)を用いたものや、有機発光素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)を用いたものがある。これら複数の発光素子から照射される光によって、感光体ドラムを露光し、感光体ドラムに形成された潜像に対応する画像を記録紙にプリントする。
特許文献1には、有機発光素子を用いた露光ヘッドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-100479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の露光ヘッドは、ボトムエミッション構造を用いており、さらなる効率の改善が求められる。
本発明は、有機発光素子を用いた露光ヘッドによる露光に起因して感光体で効率良く電荷発生できる露光ヘッド及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の露光ヘッドは、有機発光素子を有する露光ヘッドであって、
前記有機発光素子は、第一電極と、第二電極と、前記第一電極と前記第二電極との間に配置された有機化合物層と、前記第二電極を覆う保護層と、を有し、
前記有機化合物層は、発光層を有し、
前記露光ヘッドから出射する露光スペクトルにおけるピーク数は、前記発光層に含まれる発光材料のPLスペクトルにおけるピーク数より多いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、感光体で効率良く電荷発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の画像形成装置の一例を示す図である。
本発明の画像形成装置の他の例を示す図である。
有機発光素子の構造の一例を説明する縦方向断面図である。
本発明の露光ヘッドのスペクトルの一例を示す図である。
本実施形態の露光ヘッドに使用可能な発光デバイスの一形態を示す概略図である。
(a)はヘッド基板の概略斜視図、(b)はヘッド基板に設けられた複数の発光素子の配列を示す図、(c)は(b)の一部の拡大図である。
本発明の感光体の層構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の画像形成装置は、感光体(感光ドラム)と、感光体を露光する露光ヘッド(プリントヘッド)とを有する。そして、本発明の露光ヘッドは、有機発光素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)を有する。
【0009】
図1に、本発明の画像形成装置の一例を示す。図1(a)は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を示す模式図である。画像形成装置400は電子写真方式の画像形成装置であり、感光体27、露光ヘッド28、帯電部30、現像部31、転写器32、搬送ローラー33、定着器35を有する。露光ヘッド28から光29が照射され、感光体27の表面に静電潜像が形成される。この露光ヘッド28が有機発光素子を有する。現像部31はトナー等を有する。帯電部30は感光体27を帯電させる。転写器32は現像された画像を記録媒体34に転写する。搬送ローラー33は記録媒体34を搬送する。記録媒体34は例えば紙である。定着器35は記録媒体34に形成された画像を定着させる。
【0010】
図1(b)および図1(c)は、露光ヘッド28を示す図であり、発光部36が長尺状の基板に複数配置されている様子を示す模式図である。矢印37は、感光体の軸に平行な方向であり、有機発光素子が配列されている列方向を表す。この列方向は、感光体27が回転する軸の方向と同じである。この方向は感光体27の長軸方向と呼ぶこともできる。図1(b)は発光部36を感光体27の長軸方向に沿って配置した形態である。図1(c)は、図1(b)とは異なる形態であり、第一の列と第二の列のそれぞれにおいて発光部36が列方向に交互に配置されている形態である。第一の列と第二の列は行方向に異なる位置に配置されている。第一の列は、複数の発光部36が間隔をあけて配置されている。第二の列は、第一の列の発光部36同士の間隔に対応する位置に発光部36を有する。すなわち、行方向にも、複数の発光部36が間隔をあけて配置されている。図1(c)の配置は、たとえば格子状に配置されている状態、千鳥格子に配置されている状態、あるいは市松模様と言い換えることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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