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公開番号2025135308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033087
出願日2024-03-05
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03B 17/55 20210101AFI20250910BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】光軸方向の大型化を抑えつつ、撮像素子から効果的に放熱することを可能にしたレンズ交換式の撮像装置を提供すること。
【解決手段】そこで、本発明の撮像装置は、筐体の内部に連通しない空気流通管路31は、光軸方向において、レンズマウント部10と、撮像素子50との間に設けられ、金属板60は撮像素子50の対向面に配置されることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
撮像素子と、撮影レンズを交換可能なレンズマウント部と、撮影時に光路となる開口部を有する筐体と、前記筐体より像面側に形成された金属板と、前記筐体と金属板により形成され、吸排気孔を備え、前記筐体の内部に連通しない空気流通管路と、を有する撮像装置であって、
前記空気流通管路は、光軸方向において、前記レンズマウント部と、前記撮像素子との間に設けられ、前記金属板は前記撮像素子の対向面に配置されることを特徴とする撮像装置。
続きを表示（約 390 文字）【請求項２】
前記金属板は、前記撮像素子に熱的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
【請求項３】
前記筐体は三脚に固定可能な三脚ネジ穴部を有し、前記空気流通管路の吸排気孔は、三脚ネジ穴部が無い面に設けられることを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
【請求項４】
前記撮像装置は、光軸方向から見て矩形状であり、角部には面取り、あるいは円弧形状を有しており、前記空気流通管路の吸排気孔は角部に設けられることを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
【請求項５】
前記開口部は矩形状であり、前記空気流通管路は前記開口部の四辺に沿って設けられることを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
【請求項６】
前記空気流通管路は、前記開口部の角部で２方向に分岐することを特徴とする請求項５に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、特に撮像装置の放熱構造に関するものである。
続きを表示（約 860 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、半導体技術の進歩により、撮像装置の性能は飛躍的に向上している。プロセッサや撮像センサの性能が向上したことで、より多くの画素数や高速な読み出しが可能となった。
【０００３】
こうした現状において課題の一つとなっているのが、半導体素子の発熱である。高性能を発揮しつつ、熱による故障の防止や電子機器に触れるユーザーの安全性を確保するため、熱をいかに拡散し、放熱できるかが性能を引き出すための重要な技術課題となっている。
【０００４】
特許文献１では、撮像素子と発熱体となる回路基板の間に、内部に連通しない放熱用空気流通路を設け、撮像素子側に位置する部分を、回路基板側に位置する部分より熱伝導率の低い材料で形成した撮像装置が開示されている。
【０００５】
この発明により、把持される外筐に伝わる熱や、撮像素子に対する回路基板の熱影響を抑制しつつ、放熱効率の向上を図ることができる。
【０００６】
また特許文献２では、背面側に開口を有する第一の筐体ユニットと、開口を覆いつつ電子素子に熱的に接続させている。
【０００７】
そして、電子素子と対向する放熱部を備えた第二の筐体ユニットを有し、放熱部は内部に連通せず外気が流入可能であることを特徴とする撮像装置が開示されている。
【０００８】
外観品位への影響を抑えつつ、高い放熱性を発揮するとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００９】
特許４２６４５８３号公報
特許７０５５３６９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【００１０】
しかしながら、上述の特許文献１、特許文献２に開示される従来構成では、どちらも回路基板に重畳する形で放熱用空気流通路を設けており、撮像装置の厚みが増加してしまう。
（【００１１】以降は省略されています）

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