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公開番号2025153825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056479
出願日2024-03-29
発明の名称培養容器の製造方法、培養容器、細胞培養方法、及び細胞観察方法
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類C12M 1/00 20060101AFI20251002BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】細胞を観察しやすい培養容器を提供する。
【解決手段】培養容器の製造方法は、貫通孔を有する本体部と、貫通孔の下端部を閉塞するように本体部の下面に貼着されたシートと、を有する培養容器の製造方法であって、厚さ寸法が50μm未満のシート素材に張力を加える工程と、シート素材を基材に貼着した第一中間体を得る工程と、第一中間体におけるシート素材側の面を本体部の下面に貼着する工程と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
貫通孔を有する本体部と、前記貫通孔の下端部を閉塞するように前記本体部の下面に貼着されたシートと、を有する培養容器の製造方法であって、
厚さ寸法が50μm未満のシート素材に張力を加える工程と、
前記シート素材を基材に貼着して中間体を得る工程と、
前記中間体における前記シート素材側の面を前記本体部の下面に貼着する工程と、を含む、
培養容器の製造方法。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記シート素材の酸素透過度が、1000mL/m

・day・atm以上である、
請求項1に記載の培養容器の製造方法。
【請求項3】
前記シート素材は、ポリオレフィン系重合体及びシリコーン系重合体の少なくとも一方を含む、
請求項1に記載の培養容器の製造方法。
【請求項4】
前記シート素材は、前記ポリオレフィン系重合体を含み、
前記ポリオレフィン系重合体は、ポリエチレン、ポリプロピレン、及び4-メチル-1-ペンテン系重合体からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、
請求項3に記載の培養容器の製造方法。
【請求項5】
貫通孔を有する本体部と、
前記貫通孔の下端部を閉塞するように前記本体部の下面に貼着されたシートと、を備え、
前記シートの厚さ寸法は、50μm未満である、
培養容器。
【請求項6】
前記シートは、前記シートの対角方向且つ前記シートの中心から離れる方向の張力を付与されている、
請求項5に記載の培養容器。
【請求項7】
前記シートから一部を切り抜いたシート片の面積Sと、
前記シート片をシワが生じないように平坦面に貼着した場合の前記シート片の面積S´と、が、
関係式:S≧S´を満たす、
請求項5に記載の培養容器。
【請求項8】
前記シートの単位面積当たりの質量Xmg/cm

と、
前記シートの厚みYμmと、が、
関係式:X/Y<6.84×10
-2
を満たす、
請求項5に記載の培養容器。
【請求項9】
前記シートの酸素透過度が1000mL/m

・day・atm以上である、
請求項5に記載の培養容器。
【請求項10】
前記シートがポリオレフィン系重合体及びシリコーン系重合体の少なくとも一方を含む、
請求項5に記載の培養容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、培養容器の製造方法、培養容器、細胞培養方法、及び細胞観察方法に関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されたように、細胞を培養する収容部を有する培養容器を用いた細胞の培養が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-149254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のような培養容器を用いた細胞培養において、培養容器のユーザは、培養容器内の細胞を、顕微鏡により観察することがある。このような観察作業において、細胞を観察しやすいことが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、細胞を観察しやすい培養容器の製造方法、培養容器、細胞培養方法、及び細胞観察方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る培養容器の製造方法の一態様は、
貫通孔を有する本体部と、貫通孔の下端部を閉塞するように本体部の下面に貼着されたシートと、を有する培養容器の製造方法であって、
厚さ寸法が50μm未満のシート素材に張力を加える工程と、
シート素材を基材に貼着して中間体を得る工程と、
中間体におけるシート素材側の面を本体部の下面に貼着する工程と、を含む。
【0007】
本発明に係る培養容器の一態様は、
貫通孔を有する本体部と、
貫通孔の下端部を閉塞するように本体部の下面に貼着されたシートと、を備え、
シートの厚さ寸法は、50μm未満である。
【0008】
本発明に係る細胞培養方法は、
上述の培養容器を用いて実施される。
【0009】
本発明に係る細胞観察方法は、
上述の培養容器を用いて実施される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、細胞を観察しやすい培養容器の製造方法、培養容器、細胞培養方法、及び細胞観察方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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