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公開番号2025153956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056695
出願日2024-03-29
発明の名称端末装置、判定方法、コンピュータプログラム及びシステム
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類A61B 5/00 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】従来技術に比較して口腔の健康状態の判定精度を向上させた端末装置、判定方法、コンピュータプログラム及びシステムを提供すること。
【解決手段】端末装置は、演算回路、撮像装置、表示装置及び入力装置を備える。演算回路は、評価対象者の口腔に関する第1画像を撮像し、評価対象者についての義歯に関する設問を表示し、設問に対する回答の入力を受け付け、回答に基づいて評価対象者が義歯を有するか否かを判断するように構成される。演算回路は、評価対象者が義歯を有しないと判断した場合、第1画像及び回答を用いて評価対象者の口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含まない口腔の健康状態を判定するようにさらに構成される。演算回路は、評価対象者が義歯を有すると判断した場合、第1画像及び回答を用いて評価対象者の口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含む口腔の健康状態を判定するようにさらに構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
演算回路、撮像装置、表示装置及び入力装置を備える端末装置であって、
前記演算回路は、
前記撮像装置を用いて評価対象者の口腔に関する第1画像を撮像し、
前記表示装置を用いて前記評価対象者についての義歯に関する設問を表示し、
前記入力装置を介して前記設問に対する回答の入力を受け付け、
前記回答に基づいて前記評価対象者が前記義歯を有するか否かを判断し、
前記評価対象者が前記義歯を有しないと判断した場合、前記第1画像及び前記回答を用いて前記評価対象者の口腔の健康状態であって、前記義歯に関する評価を含まない口腔の健康状態を判定し、
前記評価対象者が前記義歯を有すると判断した場合、前記第1画像及び前記回答を用いて前記評価対象者の口腔の健康状態であって、前記義歯に関する評価を含む口腔の健康状態を判定する、
ように構成される、端末装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記評価対象者が前記義歯を有すると判断した場合、前記演算回路は、
前記撮像装置を用いて前記義歯に関する第2画像をさらに撮像し、
前記第1画像、前記回答及び前記第2画像を用いて前記評価対象者の口腔の健康状態を判定する、
ように構成される、請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記演算回路は、
被験者に対して撮像した前記第1画像及び前記回答、並びに存在する場合は前記第2画像と、前記被験者の口腔の健康状態の評価値とを教師データとして学習された機械学習モデルを用いて、前記第1画像及び前記回答、並びに存在する場合は前記第2画像から予測される口腔の健康状態を示す推定値を出力し、
前記推定値に基づいて前記評価対象者の口腔の健康状態を判定する、
ようにさらに構成される、請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記第2画像は、非装着状態の前記義歯を含む画像を含む、請求項2に記載の端末装置。
【請求項5】
前記演算回路は、前記第2画像に基づいて、前記義歯の損傷具合を判断する、ようにさらに構成される、請求項2に記載の端末装置。
【請求項6】
前記演算回路は、
前記第1画像の撮像後、前記第1画像に基づいて前記義歯が装着されているか否かを推定し、
前記義歯が装着されていると推定した場合、前記義歯に関する評価に対する前記第1画像の寄与度を上昇させる、
ようにさらに構成される、請求項1に記載の端末装置。
【請求項7】
前記評価対象者が前記義歯を有すると前記演算回路が判断した場合、前記第1画像は、装着状態の前記義歯を含む画像を含む、請求項1に記載の端末装置。
【請求項8】
前記演算回路は、前記評価対象者の口腔の健康状態に関する判定結果を前記表示装置に表示するようにさらに構成される、請求項1に記載の端末装置。
【請求項9】
前記設問は、前記評価対象者に任意の義歯が必要か否かを含む第1設問と、前記評価対象者が前記義歯を有するか否かを含む第2設問と、を含み、
前記演算回路は、前記入力装置を介した、前記評価対象者に任意の義歯が必要という前記第1設問に対する第1回答の入力に応答して、前記表示装置を介して前記第2設問を表示する、ようにさらに構成される、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の端末装置。
【請求項10】
撮像装置、表示装置及び入力装置と通信可能な演算回路により実行される判定方法であって、
前記撮像装置が撮像した評価対象者の口腔に関する第1画像を取得することと、
前記表示装置を用いて前記評価対象者についての義歯に関する設問を表示することと、
前記入力装置を介して前記設問に対する回答の入力を受け付けることと、
前記回答に基づいて前記評価対象者が前記義歯を有するか否かを判断することと、
前記評価対象者が前記義歯を有しないと判断した場合、前記第1画像及び前記回答を用いて前記評価対象者の口腔の健康状態であって、前記義歯に関する評価を含まない口腔の健康状態を判定することと、
前記評価対象者が前記義歯を有すると判断した場合、前記第1画像及び前記回答を用いて前記評価対象者の口腔の健康状態であって、前記義歯に関する評価を含む口腔の健康状態を判定することと、
を含む、判定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端末装置、判定方法、コンピュータプログラム及びシステムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、口腔の健康状態を一定の指標に基づいて判断する方法が検討されてきた。例えば、特許文献1には、口腔画像を機械学習アルゴリズムで分析して口腔健康状態を判定する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-508923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、口腔の健康状態の判定精度を向上させることが求められている。
【0005】
本開示の目的は、従来技術に比較して口腔の健康状態の判定精度を向上させた端末装置、判定方法、コンピュータプログラム及びシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る端末装置は、演算回路、撮像装置、表示装置及び入力装置を備え、演算回路は、撮像装置を用いて評価対象者の口腔に関する第1画像を撮像し、表示装置を用いて評価対象者についての義歯に関する設問を表示し、入力装置を介して設問に対する回答の入力を受け付け、回答に基づいて評価対象者が義歯を有するか否かを判断し、評価対象者が義歯を有しないと判断した場合、第1画像及び回答を用いて評価対象者の口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含まない口腔の健康状態を判定し、評価対象者が義歯を有すると判断した場合、第1画像及び回答を用いて評価対象者の口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含む口腔の健康状態を判定する、ように構成される。
【0007】
本開示の一態様に係る判定方法は、撮像装置、表示装置及び入力装置と通信可能な演算回路により実行され、判定方法は、撮像装置が撮像した評価対象者の口腔に関する第1画像を取得することと、表示装置を用いて評価対象者についての義歯に関する設問を表示することと、入力装置を介して設問に対する回答の入力を受け付けることと、回答に基づいて評価対象者が義歯を有するか否かを判断することと、評価対象者が義歯を有しないと判断した場合、第1画像及び回答を用いて評価対象者の口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含まない口腔の健康状態を判定することと、評価対象者が義歯を有すると判断した場合、第1画像及び回答を用いて評価対象者の口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含む口腔の健康状態を判定することと、を含む。
【0008】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、上記判定方法を演算回路に実行させる。
【0009】
本開示の一態様に係るシステムは、撮像装置、表示装置、並びに撮像装置及び表示装置と通信可能な演算回路及び入力装置を含む端末装置を備え、演算回路は、撮像装置が撮像した評価対象者の口腔の第1画像を撮像装置から取得し、表示装置を介して評価対象者についての義歯に関する設問を表示し、入力装置を介して設問に対する回答の入力を受け付け、回答に基づいて評価対象者が義歯を有するか否かを判断し、評価対象者が義歯を有しないと判断した場合、第1画像及び回答を用いて口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含まない口腔の健康状態を判定し、評価対象者が義歯を有すると判断した場合、第1画像及び回答を用いて口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含む口腔の健康状態を判定する、ように構成される。
【0010】
本開示の一態様に係るシステムは、撮像装置と、表示装置と、撮像装置及び表示装置と通信可能な第1演算回路及び入力装置を含む端末装置と、第1演算回路と通信可能な第2演算回路を含むサーバ装置と、を備え、第1演算回路は、撮像装置が撮像した評価対象者の口腔の第1画像を撮像装置から取得し、表示装置を介して評価対象者についての義歯に関する設問を表示し、入力装置を介して設問に対する回答の入力を受け付け、回答に基づいて評価対象者が義歯を有するか否かを判断する、ように構成され、評価対象者が義歯を有しないと第1演算回路が判断した場合、第2演算回路は、第1演算回路から取得した第1画像及び回答を用いて口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含まない口腔の健康状態を判定するように構成され、評価対象者が義歯を有すると第1演算回路が判断した場合、第2演算回路は、第1演算回路から取得した第1画像及び回答を用いて口腔の健康状態であって、義歯に関する評価を含む口腔の健康状態を判定するように構成される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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