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公開番号2025156269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025059983
出願日2025-03-31
発明の名称TA細胞の検出試薬、がんTA細胞の増殖性の検出試薬、TA細胞の検出方法、増殖性のがんTA細胞の検出方法、TA細胞の精製方法、増殖性のがんTA細胞の精製方法、細胞集団、および非ヒト動物
出願人学校法人関西医科大学
代理人弁理士法人レクシード・テック
主分類G01N 33/53 20060101AFI20251003BHJP(測定;試験)
要約【課題】 TA細胞を検出可能な検出試薬を提供する。
【解決手段】 本開示のTA細胞の検出試薬は、CD168の検出試薬を含む。
【選択図】 図7


特許請求の範囲【請求項1】
CD168(Cluster of differentiation 168)の検出試薬を含む、TA細胞(Transient Amplifying cell)の検出試薬。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
CD168に対する結合分子を含む、請求項1に記載の検出試薬。
【請求項3】
前記結合分子は、抗体または核酸分子を含む、請求項1または2に記載の検出試薬。
【請求項4】
腸のTA細胞である、請求項1または2に記載の検出試薬
【請求項5】
請求項1または2に記載の検出試薬を含む、増殖性のがんTA細胞を検出するための検出試薬。
【請求項6】
腸の細胞を含む試料について、CD168を検出することによりCD168陽性のTA細胞を検出する工程を含む、TA細胞の検出方法。
【請求項7】
前記試料について、請求項1または2に記載の検出試薬と接触させて、前記CD168と前記検出試薬との複合体を形成する工程と、
前記試料中のCD168と前記試薬との複合体を検出する工程とを含む、請求項6に記載の検出方法。
【請求項8】
がん由来試料について、CD168を検出することにより、増殖性を示すがんTA細胞を検出する工程を含む、がんTA細胞における増殖性の検出方法。
【請求項9】
前記試料について、請求項5に記載の検出試薬と接触させて複合体を形成する工程と、
前記試料中のCD168と前記試薬との複合体を検出する工程とを含む、請求項8に記載の検出方法。
【請求項10】
腸の細胞を含む試料から、CD168陽性のTA細胞を分離する工程を含む、TA細胞の精製方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、TA細胞の検出試薬、がんTA細胞の増殖性の検出試薬、TA細胞の検出方法、増殖性のがんTA細胞の検出方法、TA細胞の精製方法、増殖性のがんTA細胞の精製方法、細胞集団、および非ヒト動物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
腸管上皮組織では、陰窩(クリプト)に存在する腸上皮幹細胞からTA(transit amplifying)細胞が生じる。そして、前記TA細胞が増殖し、さらに、腸上皮を構成する内分泌細胞、胚細胞、吸収上皮細胞等に分化することにより、絨毛の上皮細胞が形成されると考えられている(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Beumer, J. et.al., “Cell fate specification and differentiation in the adult mammalian intestine.”, Nat Rev Mol Cell Biol 22, 39-53 (2021).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
腸上皮組織において、上皮幹細胞マーカーとしては、Lgr5等がしられているが、TA細胞特異的なマーカーについては、未だに同定されていない。そこで、本開示は、TA細胞を検出可能な検出試薬の提供を第1の目的とする。
【0005】
また、大腸がん等で観察されるがん幹細胞は、増殖性の細胞を生み出し、がん細胞に分化することからがん幹細胞から派生した増殖亢進細胞は正常TA細胞と類似する性質を示す(がんTA細胞)。このため、前記TA細胞マーカーが、がんTA細胞マーカーとして利用できると期待される。そこで、本開示は、がんTA細胞の増殖性を検出するための検出試薬の提供を第2の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記第1の目的を達成するために、本開示のTA細胞(Transient Amplifying cell)の検出試薬(以下、「第1の検出試薬」ともいう。)は、CD168 (Cluster of differentiation 168)の検出試薬を含む。
【0007】
前記第1の目的を達成するために、本開示のがんTA細胞の増殖性を検出するための検出試薬(以下、「第2の検出試薬」ともいう。)は、前記本開示のTA細胞の検出試薬を含む。
【0008】
本開示のTA細胞の検出方法(以下、「第1の検出方法」ともいう。)は、腸の細胞を含む試料について、CD168を検出することによりCD168陽性のTA細胞を検出する工程を含む。
【0009】
本開示のがんTA細胞における増殖性の検出方法(以下、「第2の検出方法」ともいう。)は、がん由来試料について、CD168を検出することにより、増殖性を示すがんTA細胞を検出する工程を含む。
【0010】
本開示のTA細胞の精製方法(以下、「第1の精製方法」ともいう。)は、腸の細胞を含む試料から、CD168陽性のTA細胞を分離する工程を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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