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公開番号
2025158616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061331
出願日
2024-04-05
発明の名称
多目的車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B62D
25/12 20060101AFI20251009BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】簡素な構成でボンネットをしっかりと固定可能な多目的車両の提供。
【解決手段】多目的車両に、運転部3と、ボンネット2と、ロック部20と、が備えられている。運転部3に搭乗者が搭乗する。ボンネット2は、運転部3の前方における収容空間を閉塞する閉位置と、当該収容空間を開放する開位置と、に位置変更可能なように構成されている。ロック部20は、ボンネット2を閉位置に位置保持可能なように構成されている。ロック部20は、全体が弾性体によって構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
搭乗者が搭乗する運転部と、
前記運転部の前方における収容空間を閉塞する閉位置と、前記収容空間を開放する開位置と、に位置変更可能なボンネットと、
前記ボンネットを前記閉位置に位置保持可能なロック部と、が備えられ、
前記ロック部は、全体が弾性体によって構成されている多目的車両。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ボンネットを支持する支持体が備えられ、
前記ボンネットに、前記ロック部を挿通する第一孔部が形成され、
前記支持体に、前記ロック部の挿通を許容する第二孔部が形成され、
前記ボンネットが前記閉位置に位置する状態において前記第一孔部が平面視で前記第二孔部の縁部よりも内側に位置し、
前記ロック部は、前記第一孔部及び前記第二孔部に挿通された状態で前記支持体のうち前記ボンネットに面する表面部と反対側の裏面部に当接することによって前記ボンネットを前記閉位置に位置保持する保持状態と、前記裏面部と当接せずに前記ボンネットの前記開位置への位置変更を許容する解除状態と、に状態変更可能なように構成されている請求項1に記載の多目的車両。
【請求項3】
前記第二孔部は長孔であって、
前記ロック部の下部に、長手方向の長さが前記第二孔部の短手方向の幅よりも長く延ばされ、かつ、前記長手方向の長さが前記第二孔部の長手方向の幅よりも短く延ばされた嵌合体が備えられ、
前記嵌合体は、前記ロック部が前記保持状態である場合に前記第二孔部の短手方向に沿って延び、前記ロック部が前記解除状態である場合に前記第二孔部の長手方向に沿って延びる請求項2に記載の多目的車両。
【請求項4】
前記支持体に、前記第二孔部の長手方向中央部分と隣り合い、前記表面部の位置する側と反対側に膨出する膨出部が形成され、
前記嵌合体に、前記膨出部と当接する当接部が備えられている請求項3に記載の多目的車両。
【請求項5】
前記当接部は、前記嵌合体の前記長手方向に沿う視点において上側ほど幅狭になる三角形状に形成され、
前記膨出部に、前記表面部の位置する側と反対側に突起する二つの三角部が形成され、
前記当接部は、前記ロック部が前記保持状態である場合に前記二つの三角部の間に位置し、前記ロック部が前記解除状態である場合に前記二つの三角部の間に位置しない請求項4に記載の多目的車両。
【請求項6】
二つの前記膨出部が前記第二孔部の前記短手方向に沿って前記第二孔部に対して左右で隣り合い、
前記二つの三角部は、前記二つの膨出部の少なくとも一方に形成されている請求項5に記載の多目的車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多目的車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示された多目的車両(文献では「作業用車両」)では、ボンネットを閉じた状態に保持するためのロック部(文献では「フック」及び「係合ロッド」)が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-260755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような多目的車両は、農場、ガレ場、山岳地帯、森林地帯等のいわゆるオフロードを走る場合が多く、ロック部は、舗装路を走行する車両よりも大きな振動を受け易い。また、ロック部の耐衝撃性も考慮する必要がある。このため、如何にロック部がボンネットを閉じた状態に強固に保持するかが課題となる。
【0005】
本発明の目的は、簡素な構成でボンネットをしっかりと固定可能な多目的車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の多目的車両では、搭乗者が搭乗する運転部と、前記運転部の前方における収容空間を閉塞する閉位置と、前記収容空間を開放する開位置と、に位置変更可能なボンネットと、前記ボンネットを前記閉位置に位置保持可能なロック部と、が備えられ、前記ロック部は、全体が弾性体によって構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明によると、ロック部の全体が弾性体によって構成されているため、ロック部の弾性力でボンネットを閉位置に位置保持し易くなる。また、ロック部の全体が弾性体によって構成されているため、ロック部の全体における耐衝撃性が向上する。これにより、簡素な構成でボンネットをしっかりと固定可能な多目的車両が実現される。
【0008】
本発明において、前記ボンネットを支持する支持体が備えられ、前記ボンネットに、前記ロック部を挿通する第一孔部が形成され、前記支持体に、前記ロック部の挿通を許容する第二孔部が形成され、前記ボンネットが前記閉位置に位置する状態において前記第一孔部が平面視で前記第二孔部の縁部よりも内側に位置し、前記ロック部は、前記第一孔部及び前記第二孔部に挿通された状態で前記支持体のうち前記ボンネットに面する表面部と反対側の裏面部に当接することによって前記ボンネットを前記閉位置に位置保持する保持状態と、前記裏面部と当接せずに前記ボンネットの前記開位置への位置変更を許容する解除状態と、に状態変更可能なように構成されていると好適である。
【0009】
本構成によると、ロック部が第一孔部及び第二孔部を貫通し、裏面部と当接することによってボンネットを閉位置に位置保持できる。また、ボンネットが閉位置に位置する状態において第一孔部が平面視で第二孔部の縁部よりも内側に位置する構成であることによって、ロック部をボンネットだけに係止させて支持体に係止させない構成が容易になる。これにより、簡素な構成でロック部を保持状態と解除状態とに状態変更可能となる。
【0010】
本発明において、前記第二孔部は長孔であって、前記ロック部の下部に、長手方向の長さが前記第二孔部の短手方向の幅よりも長く延ばされ、かつ、前記長手方向の長さが前記第二孔部の長手方向の幅よりも短く延ばされた嵌合体が備えられ、前記嵌合体は、前記ロック部が前記保持状態である場合に前記第二孔部の短手方向に沿って延び、前記ロック部が前記解除状態である場合に前記第二孔部の長手方向に沿って延びると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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