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公開番号2025160454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2025129949,2024087893
出願日2025-08-04,2017-02-06
発明の名称制御装置、制御方法、および、制御装置用プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20251015BHJP(信号)
要約【課題】例えば、交通事象に遭遇しそうな状況に対して、事前にできるだけ精度の高い情報を出力する制御装置等を提供する。
【解決手段】車両の周囲状況を示す自車両周囲情報に少なくとも基づいた現在の自車現在情報を取得し(S11)、交通の事象に遭遇した事象遭遇車両の複数について、当該事象に遭遇した所定時間前における当該事象遭遇車両の周囲状況を示す事象遭遇車両周囲情報に少なくとも基づく複数の事象遭遇前情報を取得し(S10)、複数の事象遭遇前情報中に自車現在情報に対して予め設定された類似の基準を満たす情報が存在する際に、車両の出力手段を動作させる(S12からS14)。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周囲状況を示す自車両周囲情報に少なくとも基づいた現在の自車現在情報を取得する第1取得手段と、
交通の事象に遭遇した事象遭遇車両の複数について、当該事象に遭遇した所定時間前における当該事象遭遇車両の周囲状況を示す事象遭遇車両周囲情報に少なくとも基づく複数の事象遭遇前情報を取得する第2取得手段と、
前記複数の事象遭遇前情報中に前記自車現在情報に対して予め設定された類似の基準を満たす情報が存在する際に、前記車両の出力手段を動作させる制御手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、制御装置、制御方法、および、制御装置用プログラムの技術分野に属する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
移動体の一例の車両の事故を事前にできるだけ回避するための技術が開発されている。例えば、下記特許文献1には、車両が事故多発地点に接近すると、事故多発地点に接近しつつあることを車載端末へ間欠的に送信し、車載端末は表示器に表示されている地図上に事故多発地点を表示すると共に、音声にて、これを報知する道路状況情報提供システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-165378号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
事故等の交通事象には人的要因、車両要因、および、環境要因などが関連するものであり、事故多発地点であっても必ずしも事故のリスクが高い状況とは言えないが、上記特許文献1に記載されている技術では、車両が事故多発地点に接近したときに報知するため、事故のリスクが低い場合でも報知を行ってしまうという問題があった。
【0005】
そこで本願は、上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、交通事象に遭遇しそうな状況に対して、事前にできるだけ精度の高い情報を出力する制御装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車両の周囲状況を示す自車両周囲情報に少なくとも基づいた現在の自車現在情報を取得する第1取得手段と、交通の事象に遭遇した事象遭遇車両の複数について、当該事象に遭遇した所定時間前における当該事象遭遇車両の周囲状況を示す事象遭遇車両周囲情報に少なくとも基づく複数の事象遭遇前情報を取得する第2取得手段と、前記複数の事象遭遇前情報中に前記自車現在情報に対して予め設定された類似の基準を満たす情報が存在する際に、前記車両の出力手段を動作させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また請求項9に記載の発明は、車両の出力手段を動作させる制御装置が実行する制御方法であって、第1取得手段が、前記車両の周囲状況を示す自車両周囲情報に少なくとも基づいた現在の自車現在情報を取得する第1取得ステップと、第2取得手段が、交通の事象に遭遇した事象遭遇車両の複数について、当該事象に遭遇した所定時間前における当該事象遭遇車両の周囲状況を示す事象遭遇車両周囲情報に少なくとも基づく複数の事象遭遇前情報を取得する第2取得ステップと、制御手段が、前記複数の事象遭遇前情報中に前記自車現在情報に対して予め設定された類似の基準を満たす情報が存在する際に、前記車両の出力手段を動作させる制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る制御装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
実施例に係る制御システムの概略構成の一例を示す模式図である。
図2の車載端末装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
図2の情報処理サーバ装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
図4の情報処理サーバ装置のデータベースの一例を示す模式図である。
交通の事象の一例を示す模式図である。
交通の事象の一例を示す模式図である。
交通の事象の一例を示す模式図である。
交通の事象の一例を示す模式図である。
交通の事象の一例を示す模式図である。
交通の事象の一例を示す模式図である。
事象場面データの生成の動作の一例を示すシーケンス図である。
実施例に係る制御システムの動作の一例を示すフローチャートである。
ある周辺状況における自車両の一例を示す模式図である。
ある周辺状況における自車両の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。なお図1は、実施形態に係る制御装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、制御装置1は、第1取得手段1aと、第2取得手段1bと、制御手段1cと、を備えて構成されている。ここで、制御装置1の一例として、移動体に搭載されたナビゲーション装置等の車載端末装置、車載端末装置に情報を出力するサーバ装置等が挙げられる。移動体の一例として、例えば、自動車、モータバイク、自転車、人、鉄道、船舶、航空機等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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