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公開番号
2025141035
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040759
出願日
2024-03-15
発明の名称
磁気路上での車両の路線離脱防御
出願人
個人
代理人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250919BHJP(信号)
要約
【課題】磁気誘導による交通機関の、急カーブ、急ブレーキなどでの路線離脱を抑制する。
【解決手段】磁気誘導車両の高速運転時、急旋回路線など、路線状況に応じて、事前に磁気センサーを路面に押下近接設定の上、励磁電流を増大して、路線吸引磁力を強化する。また、路面の凍結、緊急ブレーキ操作時で、車両タイヤのスリップ時には、ブレーキ操作と同時に磁気センサー基盤に装着の回転抑止コマを路面に圧着する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
磁気誘導路線上を磁気センサーによって方位制御されて走行する車両において、励磁電流によって磁力を制御する励磁コイルと磁性体で構成する磁気センサーを基盤上に配置し、これを回転支柱に取り付け、この回転支柱を車両底面板通して上部に、接触型回転カウンター、圧着シリンダー取り付け、車両底面板に回転軸受け、この軸受けには緩衝コイルバネを固着し、コイルバネの内部に回転支柱を通し、緩衝コイルバネの下端を磁気センサー基盤に固着することで、磁気センサーの保持、及び上下運動と路線の旋回に伴う磁気センサーの回転を実現する。
回転支柱に設置された磁気センサーは、車両下部左右で磁気路線に面して取り付け、圧着シリンダーで回転支柱を上下し、通常運行時は磁気センサーを路面から離して保持し、弱い磁気により路線方位監視センサーとして作働し、緊急時には車両からの指示情報に基好き、磁気センサーを路面に圧着すると同時に励磁電流を増大して磁気吸引力を高め車両の磁気路線離脱を防ぐ。
また、両磁気センサー基盤には、車両進行方向に回転抑止コマを配置し、路面の氷結、急ブレーキなどで大幅スリップ時には、強電流による磁気路線への吸引力増大と圧着シリンダーによる磁性体両極部の回転抑止コマの路面への圧着によるブレ―キ効果を促進する構造とする。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
磁気誘導路上を磁気センサーの路線方位検出により走行する車両のスリップ等による車両の路線の離脱を防ぎ、車両の路線復帰を促進するシステム
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
市街地の公共交通システムとしては、地下鉄、バス等が一般的であるが、地下鉄は費用が莫大となり、バスは運行時間が不安定で、車両の運行状況の明示等、近年のソフトウエア技術の活用ができていない。また、本案では一般車両と共用による安全運行を確保した磁気路線に置いて、特に重要なスリップ事故を抑制した運航方式を提供するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2023-181742
特願 2022-92864
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
• 高速運転時のブレーキ操作又は冬季の路線凍結時の車両スリップは、一般道走行車両の課題で、磁気誘導路線においても路線離脱を伴う危険性がある。
• 高速運転時の路線彎曲線部では、車両が路線離脱を起し易く、常時これをぎ抑制する機能が必要。
(ハ車両の高速走行、車線の彎曲等、一般的に運行環境の変化に対応した車両走行操作の変更処理が必要。
【課題を解決するための手段】
【0005】
磁気誘導路線上を磁気センサーによって方位制御されて走行する車両において、励磁電流によって磁力を制御する励磁コイルと磁性体で構成する磁気センサーを基盤上に配置し、これを回転支柱に取り付け、この回転支柱を車両底面板通して上部に、接触型回転カウンター、圧着シリンダー取り付け、車両底面板に回転軸受け、この軸受けには緩衝コイルバネを固着し、コイルバネの内部に回転支柱を通し、緩衝コイルバネの下端を磁気センサー基盤に固着することで、磁気センサーの保持、及び上下運動と路線の旋回に伴う磁気センサーの回転を実現する。
回転支柱に設置された磁気センサーは、車両下部左右で磁気路線に面して取り付け、圧着シリンダーで回転支柱を上下し、通常運行時は磁気センサーを路面から離して保持し、弱い磁気により路線方位監視センサーとして作働し、緊急時には車両からの指示情報に基好き、磁気センサーを路面に圧着すると同時に励磁電流を増大して磁気吸引力を高め車両の磁気路線離脱を防ぐ。
また、両磁気センサー基盤には、車両進行方向に回転抑止コマを配置し、路面の氷結、急ブレーキなどで大幅スリップ時には、強電流による磁気路線への吸引力増大と圧着シリンダーによる磁性体両極部の回転抑止コマの路面への圧着によるブレ―キ効果を促進する構造とする。更に、交差点など等速円走行の場合は、操舵角は一定となるが、車両速度の変化により必要な操舵角は変化する。路線上の全ての曲線部には、過大な速度、操舵操作は路線離脱スリップの危険性があり、運用路線の全ての曲線部には制限速度、操舵角度の最大値を設定して運行する。
【発明の効果】
【0006】
• 本案での車両は、通常の状態では、一般車両と同様のタイヤによる路面補足により運行されるが、路面凍結、路面お彎曲部などでの急ブレーキ走査など発生危険路線には、事前に車両運行の運行基準を設けて速度、急角度の操舵操作などの制限をする。路線の氷結、緊急ブレーキの発生には、磁気センサーの強電流制御により、強力な磁気吸引力を発生し、車両を磁気路線に引き付けて、磁気誘導路線の安全を確保して走行する。
(ロ)誘導路線の彎曲点では、車両の走行方位と車体正面方位にずれが生じるが、限定角度内の磁気センサーの方位調整により、これを修整して正確な操舵角を車両制御部に送ることが出来る。
(ハ)磁気センサーとして微細な誘導路の変化も検出して操舵信号を車両操舵機構に送るが、
車両スリップなどによる大幅な路線離脱時には、磁気センサーの両極部を路面に沿って拡大化した磁気センサーの磁気吸引力と、回転抑止コマを路線に圧着する圧着シリンダー及び衝撃緩衝コイルにより、車両の前方スリップを抑圧し、路線方向への車両の復帰操作を容易とする。
(ニ)安全確実な磁気誘導の実現により、磁気路線による前方障害物検出制御、分岐路自動制御、路線上車両の走行位置検出、ほか交通システムとしての近代化と安全確保大きく寄与する。
(ニ)路線磁性体を捕捉する磁気センサーの磁力は、路線の旋回部、車両の速力、路線障害物の検出時等の状況に応じて事前設定又は緊急制御が可能で、安全運転お促進ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
磁気路上の車両誘導と路線離脱防御
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1の上部に磁気路上の車両誘導と路線離脱防御システムの側面図を、下部に低面図を示す。図中磁気センサー2は、励磁電流によって磁力を制御する励磁コイル8と磁性体10を磁気センサー基盤9に取り付け、これを回転支柱4に固着して構成される。回転支柱4は、緩衝コイルバネ5の上部で回転支柱受け3に固着し、これに回転支柱4を通して車両底面板1を貫通し、緩衝コイルバネ5の下端を磁気センサー基盤9に固着して構成される。
車両底面板1の上部の回転支柱4には、磁気センサー2からの方位情報を受ける接触回転カウンター7を配置し、磁気センサー2の方位情報を取得する。更に回転支柱の最上部には圧着シリンダー6を取り付けた、圧着シリンダー6による磁気センサー2の上下操作を実行する。回転支柱4に設置された磁気センサー2は、車両下部左右に磁気路線に面して車両の前後方向に0点を合わせて取り付ける。圧着シリンダー6で回転支柱4を上下し、通常運行時は磁気センサー2を路面から離して保持し、弱い磁気により路線方位の監視センサーとして作働し、高速走行時、又は路線の湾曲部では励磁電流を増大し、車両の磁気路線離脱を防ぐ。
更に、路面の氷結、急ブレーキなどでの大幅スリップ時の、緊急操作時には車両からの指示情報に基好き、車両左右の磁気センサーの励磁電流を増大し路線吸引力強化の上、磁気センサー基盤9の回転抑止コマ11を圧着シリンダー6により路面に圧着して、ブレ―キ効果を促進する構造とする。
【符号の説明】
【0009】
1 車両底面板
2 磁気センサー
3 回転支柱受け
4 回転支柱
5 緩衝コイルバネ
6 圧着シリンダー
7 接触回転カウンター
8 励磁コイル
9 磁気センサー基盤
10 磁性体
11 2乗演算器
12 回転抑止コマ
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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