TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025153937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056663
出願日2024-03-29
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約【課題】精度高く物体の状態を判定する。
【解決手段】情報処理装置100は、センサから取得される信号レベルの時系列データと、センサから取得される物体の位置の時系列データと、物体の位置に基づく距離リスクの時系列データと、物体の位置に基づく方向リスクの時系列データとを取得する取得部133と、取得部133により取得された信号レベルの時系列データと、物体の位置の時系列データと、距離リスクの時系列データと、方向リスクの時系列データとに基づいて、物体の状態を示す情報の生成を学習済みモデルにより行う生成部136とを有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
センサから取得される信号レベルの時系列データと、前記センサから取得される物体の位置の時系列データと、前記物体の位置に基づく距離リスクの時系列データと、前記物体の位置に基づく方向リスクの時系列データとを取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記信号レベルの時系列データと、前記物体の位置の時系列データと、前記距離リスクの時系列データと、前記方向リスクの時系列データとに基づいて、前記物体の状態を示す情報の生成を学習済みモデルにより行う生成部と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記取得部により取得された前記信号レベルの時系列データと、前記物体の位置の時系列データと、前記距離リスクの時系列データと、前記方向リスクの時系列データとを時系列的に表す画像データを作成する作成部
をさらに有し、
前記生成部は、
前記作成部により作成された前記画像データを入力として、信号レベルの時系列データと、物体の位置の時系列データと、距離リスクの時系列データと、方向リスクの時系列データとを時系列的に表す画像データの入力に応じて物体の状態を示す情報を出力する前記学習済みモデルを用いて、前記物体の状態を示す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記作成部は、
前記取得部により取得された前記信号レベルと、前記距離リスクと、前記方向リスクとの各要素にそれぞれ対応する色を構成する成分を組み合わせた色で前記物体の位置の変化を表した前記画像データを作成する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記作成部は、
前記物体の位置の変化を、前記各要素に対応する色を構成する各成分の色の図形を用いて表した前記画像データを作成する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記作成部は、さらに、時間の情報を含む画像データを作成することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記作成部は、前記各要素に対応する色を構成する成分のグラデーションにより前記時間の情報を表した前記画像データを作成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記作成部は、前記図形の線の太さにより前記時間の情報を表した前記画像データを作成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記作成部は、
前記取得部により取得された前記信号レベルと、前記距離リスクと、前記方向リスクとの各要素を色を構成する成分に変換する際、前記各要素を示す値に所定の係数を掛け合わせる
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記作成部は、1つの画像データが所定期間の前記信号レベルの時系列データと、前記物体の位置の時系列データと、前記距離リスクの時系列データと、前記方向リスクの時系列データとを含むよう前記画像データを作成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記作成部は、1つの画像データが所定数の前記信号レベルの時系列データと、前記物体の位置の時系列データと、前記距離リスクの時系列データと、前記方向リスクの時系列データとを含むよう前記画像データを作成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、センサにより認識された物体の位置データから物体の状態を判定する技術(例えば、特許文献1)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5547913号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、精度高く物体の状態を判定することができない場合があった。例えば、動体センサを用いて得られる物体の位置の変化から物体の状態を判定した場合、動体センサの精度、反射物の素材および移動速度などの要因により、実際に物体が存在する位置と動体センサにより認識される物体の位置との間にずれが生じることから、正確な物体の位置を認識することができず、正しく物体の状態を判定することができない場合があった。このように、本発明が解決しようとする課題としては、上述した問題が一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、センサから取得される信号レベルの時系列データと、前記センサから取得される物体の位置の時系列データと、前記物体の位置に基づく距離リスクの時系列データと、前記物体の位置に基づく方向リスクの時系列データとを取得する取得部と、前記取得部により取得された前記信号レベルの時系列データと、前記物体の位置の時系列データと、前記距離リスクの時系列データと、前記方向リスクの時系列データとに基づいて、前記物体の状態を示す情報の生成を学習済みモデルにより行う生成部とを有することを特徴とする。
【0006】
請求項11に記載の発明は、コンピュータが実行する方法であって、センサから取得される信号レベルの時系列データと、前記センサから取得される物体の位置の時系列データと、前記物体の位置に基づく距離リスクの時系列データと、前記物体の位置に基づく方向リスクの時系列データとを取得する取得工程と、前記取得工程により取得された前記信号レベルの時系列データと、前記物体の位置の時系列データと、前記距離リスクの時系列データと、前記方向リスクの時系列データとに基づいて、前記物体の状態を示す情報の生成を学習済みモデルにより行う生成工程とを含むことを特徴とする。
【0007】
請求項12に記載の発明は、センサから取得される信号レベルの時系列データと、前記センサから取得される物体の位置の時系列データと、前記物体の位置に基づく距離リスクの時系列データと、前記物体の位置に基づく方向リスクの時系列データとを取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記信号レベルの時系列データと、前記物体の位置の時系列データと、前記距離リスクの時系列データと、前記方向リスクの時系列データとに基づいて、前記物体の状態を示す情報の生成を学習済みモデルにより行う生成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図3は、距離リスクを説明するための図である。
図4は、方向リスクを説明するための図である。
図5は、実施形態に係る作成部による作成処理の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る作成部による作成処理の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る作成部による作成処理の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る情報処理装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9は、実施形態に係る作成部による作成処理の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る作成部による作成処理の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る情報処理装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図12は、実施形態に係る作成部による作成処理の一例を示す図である。
図13は、実施形態に係る作成部による作成処理の一例を示す図である。
図14は、実施形態に係る情報処理装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図15は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
【0010】
[第1の実施形態]
〔システムの構成〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理システム1の構成を説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システム1の構成を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る情報処理システム1の一例は、情報処理装置100を備えた車両10である。情報処理装置100は、例えば、車両10に内蔵、または持ち込まれる、または外付けされる通信可能に接続される装置であってよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

パイオニア株式会社
情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
12日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
12日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
12日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
12日前
パイオニア株式会社
センサ装置
8日前
パイオニア株式会社
情報出力装置
5日前
パイオニア株式会社
表示制御装置
8日前
パイオニア株式会社
音声出力装置
7日前
パイオニア株式会社
ナビゲーション装置
8日前
パイオニア株式会社
表示装置および表示装置の駆動方法
8日前
パイオニア株式会社
案内情報生成装置及び案内情報生成方法
8日前
パイオニア株式会社
予測装置、予測方法、予測プログラム及び記憶媒体
8日前
パイオニア株式会社
推定装置、システム、推定方法、およびプログラム
今日
パイオニア株式会社
情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
7日前
パイオニア株式会社
決定装置、決定方法、決定プログラム及び記録媒体
5日前
パイオニア株式会社
認識判定装置、認識判定方法及び認識判定プログラム
8日前
パイオニア株式会社
通信制御端末、通信制御方法及び通信制御プログラム
5日前
パイオニア株式会社
制御装置、制御方法、および、制御装置用プログラム
今日
パイオニア株式会社
情報処理装置、情報出力方法、プログラム及び記憶媒体
8日前
パイオニア株式会社
料金算出装置、料金算出方法及び料金算出用プログラム
5日前
パイオニア株式会社
音出力制御装置、音出力制御方法および音出力制御プログラム
7日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体
5日前
パイオニア株式会社
通信システム、通信装置、サーバ装置、通信方法、通信プログラム及び記憶媒体
8日前
個人
監視カメラシステム
7日前
キーコム株式会社
光伝送線路
8日前
サクサ株式会社
中継装置
14日前
サクサ株式会社
中継装置
13日前
個人
スキャン式車載用撮像装置
7日前
WHISMR合同会社
収音装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
アイホン株式会社
電気機器
1か月前
サクサ株式会社
無線システム
12日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
サクサ株式会社
無線通信装置
13日前
サクサ株式会社
無線通信装置
13日前
続きを見る