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公開番号
2025163672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2025060557
出願日
2025-04-01
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20251022BHJP(車両一般)
要約
【課題】高速走行時の操縦安定性能および耐摩耗性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤを提供する。
【解決手段】ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えたタイヤであって、前記ゴム組成物は、ゴム成分、フィラー、および可塑剤を含有し、前記ゴム成分は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含み、前記イソプレン系ゴムはエポキシ化イソプレン系ゴムを含み、前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの総含有量をN(質量%)、前記タイヤ部材の厚みをt(mm)とする場合、N/tが2.2未満であるタイヤ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えたタイヤであって、
前記ゴム組成物は、ゴム成分、フィラー、および可塑剤を含有し、
前記ゴム成分は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含み、
前記イソプレン系ゴムはエポキシ化イソプレン系ゴムを含み、
前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの総含有量をN(質量%)、前記タイヤ部材の厚みをt(mm)とする場合、N/tが2.2未満であるタイヤ。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記Nが5超である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
前記ゴム成分がスチレンブタジエンゴムを30質量%超含有する、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項4】
前記ゴム成分中の総スチレン量が30質量%未満である、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項5】
前記可塑剤がジシクロペンタジエン系樹脂を含む、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項6】
前記ゴム成分100質量部に対する可塑剤の総含有量をP(質量部)とする場合、P/Nが2.0超である、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項7】
前記フィラーがシリカを含む、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項8】
前記ゴム成分100質量部に対するシリカの含有量をX(質量部)、前記ゴム成分中のスチレンブタジエンゴムの含有量をS(質量%)とする場合、X/Sが1.0超である、請求項7記載のタイヤ。
【請求項9】
前記シリカがバイオマス材料を原料としたシリカである、請求項7記載のタイヤ。
【請求項10】
前記タイヤ部材がトレッド部、サイドウォール、およびクリンチからなる群より選ばれる少なくとも1つである、請求項1または2記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、イソプレン系ゴムおよびシリカを含有し、かつ20℃tanδおよび-20℃tanδが所定の範囲内であるゴム組成物から構成されるトレッドを備えるタイヤは、低燃費性能、耐摩耗性能、高速走行時の操縦安定性、および高速走行時のウェットグリップ性能がバランスよく改善されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-25006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
グリップ性能を向上させるためにイソプレン系ゴムとスチレンブタジエンゴムとを併用した場合、シリカがスチレンブタジエンゴム相に偏在しやすく、シリカの分散性の確保が困難であるため、タイヤの各性能の向上に改善の余地がある。
【0005】
本発明は、高速走行時の操縦安定性能および耐摩耗性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えたタイヤであって、前記ゴム組成物は、ゴム成分、フィラー、および可塑剤を含有し、前記ゴム成分は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含み、前記イソプレン系ゴムはエポキシ化イソプレン系ゴムを含み、前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの総含有量をN(質量%)、前記タイヤ部材の厚みをt(mm)とする場合、N/tが2.2未満であるタイヤに関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高速走行時の操縦安定性能および耐摩耗性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施態様に係るタイヤの概略部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えたタイヤであって、前記ゴム組成物は、ゴム成分、フィラー、および可塑剤を含有し、前記ゴム成分は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含み、前記イソプレン系ゴムはエポキシ化イソプレン系ゴムを含み、前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの総含有量をN(質量%)、前記タイヤ部材の厚みをt(mm)とする場合、N/tが2.2未満であるタイヤである。
【0010】
理論に拘束されることは意図しないが、本発明のタイヤにおいて、高速走行時の操縦安定性能および耐摩耗性能の総合性能が向上するメカニズムとしては、例えば以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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