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公開番号
2025148975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049382
出願日
2024-03-26
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B60W
20/16 20160101AFI20251001BHJP(車両一般)
要約
【課題】 フィルタ再生処理を適切に実行することができる制御装置を提供する。
【解決手段】 制御装置は、車両の駆動力の伝達経路上で電動機と連結した内燃機関からの排気中の粒子状物質を捕集するフィルタの再生制御を行う制御装置において、前記内燃機関の要求出力を増加させることにより前記電動機の電池を充電する充電処理、または、前記内燃機関の要求出力が所定値以下である場合に前記内燃機関に対し前記電動機をモータリングさせることにより前記電池を放電させる放電処理により前記再生制御を行う制御部と、前記電池の充電及び放電を前記電池の充電量及び放電量の各許容値によりそれぞれ制限する制限部とを有し、前記制御部は、前記充電量の許容値による制限、及び前記放電量の許容値による制限を交互に緩和するように、前記充電処理及び前記放電処理を交互に実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の駆動力の伝達経路上で電動機と連結した内燃機関からの排気中の粒子状物質を捕集するフィルタの再生制御を行う制御装置において、
前記内燃機関の要求出力を増加させることにより前記電動機の電池を充電する充電処理、または、前記内燃機関の要求出力が所定値以下である場合に前記内燃機関に対し前記電動機をモータリングさせることにより前記電池を放電させる放電処理により前記再生制御を行う制御部と、
前記電池の充電及び放電を前記電池の充電量及び放電量の各許容値によりそれぞれ制限する制限部とを有し、
前記制御部は、前記充電量の許容値による制限、及び前記放電量の許容値による制限を交互に緩和するように、前記充電処理及び前記放電処理を交互に実行する、
制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、ハイブリッド車両において、内燃機関の排気に含まれる粒子状物質(PM: Particulate Matter)を除去するGPF(Gasoline Particulate Filter)が昇温により再生するように、内燃機関及び回転電機を制御する点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-164006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内燃機関及び回転電機の制御によりバッテリが充放電される。このとき、バッテリの劣化を抑制するため、充放電の制限が加わると、十分にGPFの再生処理が実行されないおそれがある。
【0005】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、フィルタ再生処理を適切に実行することができる制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の制御装置は、車両の駆動力の伝達経路上で電動機と連結した内燃機関からの排気中の粒子状物質を捕集するフィルタの再生制御を行う制御装置において、前記内燃機関の要求出力を増加させることにより前記電動機の電池を充電する充電処理、または、前記内燃機関の要求出力が所定値以下である場合に前記内燃機関に対し前記電動機をモータリングさせることにより前記電池を放電させる放電処理により前記再生制御を行う制御部と、前記電池の充電及び放電を前記電池の充電量及び放電量の各許容値によりそれぞれ制限する制限部とを有し、前記制御部は、前記充電量の許容値による制限、及び前記放電量の許容値による制限を交互に緩和するように、前記充電処理及び前記放電処理を交互に実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フィルタ再生処理を適切に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両のシステムの一例を示す構成図である。
図2は、充電処理及び放電処理によるWin及びWoutの変化の一例を示すタイムチャートである。
図3は、フィルタ再生制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(車両のシステム構成)
図1は、車両9のシステムの一例を示す構成図である。車両9は、例えばハイブリッド車両であり、ECU(Electronic Control Unit)1、エンジン(ENG)2、フィルタの一例のGPF3、ギヤ機構4、モータジェネレータ(MG)51,52、ディファレンシャルギヤ62、リチウムイオン電池などのバッテリ54、インバータ53、ファイナルギヤ61、ドライブシャフト60,及び一対の駆動輪63を有する。また、車両9は、アクセル開度センサ90、電流センサ91、電圧センサ92、及び温度センサ93を有する。
【0010】
エンジン2及びMG51,52は車両9の駆動力源である。エンジン2は内燃機関の一例である。本例ではエンジン2としてガソリンエンジンを挙げるが、これに限定されず、ディーゼルエンジンが用いられてもよい。エンジン2のトルクはクランクシャフト20から、不図示のダンパを介してギヤ機構4の入力軸40に入力される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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