TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025135341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033126
出願日2024-03-05
発明の名称車載表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/22 20240101AFI20250910BHJP(車両一般)
要約【課題】表示品位を良好に保つことができる車載表示装置を提供する。
【解決手段】車載表示装置10は、表示ユニットA、制御部60及び視点推定部を備える。表示ユニットAは、画像を表示可能な表示部1、及び、表示部1を覆い、画像を表す表示光を透過させるカバーパネル2を有し、カバーパネル2を透過した表示光によってユーザに視認される視認画像を表示する。制御部60は、ユーザの視点位置に応じて基画像を補正するための補正モデルを有する。制御部60は、視点推定部が推定した視点位置と、補正モデルとに基づき、カバーパネル2に起因する視認画像の歪みを補正するように基画像に対してワーピングを実行することで補正画像を生成する。制御部60は、生成した補正画像を表示部1に表示させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表示可能な表示部、及び、前記表示部を覆い、前記画像を表す表示光を透過させるカバーパネルを有し、前記カバーパネルを透過した前記表示光によってユーザに視認される視認画像を表示する表示ユニットと、
前記表示部の動作を制御し、前記画像として前記表示部に基画像を表示させることが可能な制御部と、
前記ユーザの視点位置を推定する視点推定部と、を備え、
前記制御部は、
前記視点位置に応じて前記基画像を補正するための補正モデルを有し、
前記視点推定部が推定した前記視点位置と、前記補正モデルとに基づき、前記カバーパネルに起因する前記視認画像の歪みを補正するように前記基画像に対してワーピングを実行することで補正画像を生成し、
生成した前記補正画像を前記表示部に表示させる、
車載表示装置。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記補正モデルは、前記視点推定部が推定した前記視点位置が入力された際に前記補正画像を生成するように、教師データを用いた機械学習が施された学習済みモデルである、
請求項1に記載の車載表示装置。
【請求項3】
前記カバーパネルは、車両のダッシュボードの一部を構成し、凹凸形状と模様の少なくともいずれかを有する、
請求項1又は2に記載の車載表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車載表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、表示光を放つディスプレイの前面が、表示光を透過するカバーパネル(スクリーン)で覆われており、カバーパネルの表面が、ディスプレイの周囲の被取付部と同一の木目調の色・模様に設定されている車載表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-331132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の表示装置では、ディスプレイの前面に位置するカバーパネルの模様及び形状によって、ユーザに視認させたい画像に歪みが生じ、表示品位が低下する虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、表示品位を良好に保つことができる車載表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る車載表示装置は、
画像を表示可能な表示部、及び、前記表示部を覆い、前記画像を表す表示光を透過させるカバーパネルを有し、前記カバーパネルを透過した前記表示光によってユーザに視認される視認画像を表示する表示ユニットと、
前記表示部の動作を制御し、前記画像として前記表示部に基画像を表示させることが可能な制御部と、
前記ユーザの視点位置を推定する視点推定部と、を備え、
前記制御部は、
前記視点位置に応じて前記基画像を補正するための補正モデルを有し、
前記視点推定部が推定した前記視点位置と、前記補正モデルとに基づき、前記カバーパネルに起因する前記視認画像の歪みを補正するように前記基画像に対してワーピングを実行することで補正画像を生成し、
生成した前記補正画像を前記表示部に表示させる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、表示品位を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車載表示装置が搭載された車室内を示す概略図。
同上実施形態に係る図1のII-II線での概略断面図。
同上実施形態に係る車載表示装置の制御構成を示す概略ブロック図。
同上実施形態に係る画像の歪み補正の理解を助けるための図であって、基画像及び補正画像と各々に対応する視認画像との模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示すように、車載表示装置10は、車両のダッシュボード13に搭載され、当該車両の搭乗者(主に運転者)であるユーザに各種情報を表示する。以下の説明では、車載表示装置10のユーザの視点を基準として、上方向Ud、下方向Dd、左方向Ld、右方向Rdを規定し、ユーザから見て手前方向を前方向Fdと規定し、ユーザから見て奥行き方向を後方向Bdと規定する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
13日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
回路基板
29日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
位置検出装置
7日前
日本精機株式会社
位置検出装置
7日前
日本精機株式会社
車載表示装置
20日前
日本精機株式会社
位置検出装置
7日前
日本精機株式会社
路面投影装置
1か月前
日本精機株式会社
車室演出装置
1か月前
日本精機株式会社
画像投映装置
1日前
日本精機株式会社
警報システム
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
サージ保護回路
1日前
日本精機株式会社
車両用投射装置
6日前
日本精機株式会社
車両用投影装置
19日前
日本精機株式会社
施工管理システム
1か月前
日本精機株式会社
車両用センサ装置
9日前
日本精機株式会社
投射型表示システム
29日前
日本精機株式会社
投射型表示システム
29日前
日本精機株式会社
車両用投射型表示装置
7日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
1か月前
日本精機株式会社
報知装置及び報知システム
19日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
1か月前
続きを見る