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公開番号2025166903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071090
出願日2024-04-25
発明の名称モータ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H02K 3/12 20060101AFI20251030BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】簡易な構造で電線コイルの巻崩れを防止できるモータの提供。
【解決手段】
電線コイル1が巻回された複数のティース2を有し、各ティース2において、電線コイル1を巻回する際に巻き飛ばし箇所3が1箇所以上形成され、最外部となる位置まで巻き終えた後に、巻き飛ばし箇所3に電線コイル1が巻回される構造を有するモータ。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電線コイルが巻回された複数のティースを有し、
各ティースにおいて、前記電線コイルを巻回する際に巻き飛ばし箇所が１箇所以上形成され、最外部となる位置まで巻き終えた後に、前記巻き飛ばし箇所に前記電線コイルが巻回される構造を有する、ことを特徴とするモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、モータに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、多層コイルを含むティースを有するステータと、ロータとを有するモータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１２４４２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ティースに電線コイルを巻回する際に、ティースの内径を始点（図１の符号Ａ）として巻き始め、順序通り折り返しで巻き、終点（図１の符号Ｂ）を最外径（最外部）とする場合、次のティースに移る際に、電線コイルの角度が急になり巻崩れが生じる場合があった。
【０００５】
本開示は、簡易な構造で電線コイルの巻崩れを防止できるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するための一態様は、電線コイルが巻回された複数のティースを有し、各ティースにおいて、前記電線コイルを巻回する際に巻き飛ばし箇所が１箇所以上形成され、最外部となる位置まで巻き終えた後に、前記巻き飛ばし箇所に前記電線コイルが巻回される構造を有することを特徴とするモータである。
【０００７】
本開示に係るモータでは、次極（ティース）への巻回前に巻き飛ばし箇所を電線コイルで巻回すため、電線コイルの角度が急になることもなく、巻崩れを抑制できる。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、簡易な構造で電線コイルの巻崩れを防止できるモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施形態におけるティースへの電線コイルの巻回構造を説明するための一例の図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本開示は、モータのステータを構成するコアの巻回構造に関する。ただし、本開示が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。なお、図１は、本実施形態におけるティースへの電線コイルの巻回構造を説明するための一例の図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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