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公開番号
2025115478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009949
出願日
2024-01-26
発明の名称
積層材成型方法
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
B28B
1/30 20060101AFI20250731BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】布設条材が線材によって補強された層材を積層することにより積層材を成型する積層材成型方法について、条材を供給する条材供給口が線材によって閉塞されることのない積層材成型方法を提供する。
【解決手段】積層材成型方法は、粘土状の条材を布設方向に布設した布設条材11と布設条材11に埋設される線材12とを有する層材13を積層した積層材10を成型する。条材を布設面15に供給する条材供給口27と線材12を布設条材11に供給する線材供給口32とを布設方向に並べて、布設方向に延びるように線材12を布設条材11に埋設する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粘土状の条材を布設方向に布設した布設条材と、前記布設条材に前記布設方向に延びるように埋設される線材と、を有する層材を積層した積層材を成型する積層材成型方法であって、前記条材を布設面に供給する条材供給口と前記線材を前記布設条材に供給する線材供給口とを前記布設方向に並べた
積層材成型方法。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記条材供給口と前記線材供給口は、前記条材を鏝押さえする鏝に設けられている
請求項1に記載の積層材成型方法。
【請求項3】
前記線材供給口は、前記布設方向における前記条材供給口の後方に設けられて前記布設条材の上面に前記線材を供給する
請求項1または2に記載の積層材成型方法。
【請求項4】
前記線材供給口は、前記布設方向における前記条材供給口の前方に設けられて前記布設条材の内部へ前記線材を供給する
請求項1または2に記載の積層材成型方法。
【請求項5】
前記線材として、第1線材と第2線材とを含み、
前記線材供給口として、前記第1線材を供給する第1線材供給口と前記第2線材を供給する第2線材供給口とを含み、
前記第1線材供給口および前記第2線材供給口は、前記布設方向における前記条材供給口の前方において、前記布設条材の高さ方向で異なる位置に設けられている
請求項1または2に記載の積層材成型方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘土状の条材を布設した布設条材を線材で補強した層材を積層することにより積層材を成型する積層材成型方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えばモルタルなどの粘土状の硬化性材料を条材として布設した布設条材を積層することにより積層材を成型する積層材成型方法が知られている。こうした積層材成型方法として、特許文献1には、布設面に硬化性材料を供給する供給口を通じて可撓性の線材を供給することにより布設条材を補強する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-184275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、条材の供給口が線材で閉塞されてしまうことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する積層材成型方法は、粘土状の条材を布設方向に布設した布設条材と、前記布設条材に前記布設方向に延びるように埋設される線材と、を有する層材を積層した積層材を成型する積層材成型方法であって、前記条材を布設面に供給する条材供給口と前記線材を前記布設条材に供給する線材供給口とを前記布設方向に並べた。
【0006】
上記構成によれば、条材供給口と線材供給口とが別々であるとともに布設方向に条材供給口と線材供給口とが並んでいることから、条材供給口に線材が詰まることを抑えつつ、布設方向に延びるように布設条材に線材を埋設することができる。
【0007】
上記積層材成型方法において、前記条材供給口と前記線材供給口は、前記条材を鏝押さえする鏝に設けられていてもよい。
上記構成によれば、鏝によって均された布設条材に対して線材を埋設することができる。また、布設条材の幅方向における線材の埋設位置に関する自由度も向上する。
【0008】
上記積層材成型方法において、前記線材供給口は、前記布設方向における前記条材供給口の後方に設けられて前記布設条材の上面に前記線材を供給してもよい。
上記構成によれば、線材供給口が条材供給口の後方に設けられていることで、布設条材の上面に線材を埋設することができる。
【0009】
上記積層材成型方法において、前記線材供給口は、前記布設方向における前記条材供給口の前方に設けられて前記布設条材の内部へ前記線材を供給してもよい。
上記構成によれば、線材供給口が条材供給口の前方に設けられていることで、布設条材の内部に線材を埋設することができる。
【0010】
上記積層材成型方法は、前記線材として、第1線材と第2線材とを含み、前記線材供給口として、前記第1線材を供給する第1線材供給口と前記第2線材を供給する第2線材供給口とを含み、前記第1線材供給口および前記第2線材供給口は、前記布設方向における前記条材供給口の前方において、前記布設条材の高さ方向で異なる位置に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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