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公開番号2025053961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163103
出願日2023-09-26
発明の名称アルミナジルコニア焼結板
出願人株式会社MARUWA
代理人個人
主分類C04B 35/119 20060101AFI20250331BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】高い靭性を備えた信頼性の高いアルミナジルコニア焼結板を提供する。
【解決手段】アルミナジルコニア焼結板の分析結果で、
ZrO2:4.54~8.02wt%、
Y2O3:0.13~0.33wt%、
SiO2:0.20~0.44wt%、
MgO:0.09~0.25wt%、
CaO:0.05~0.17wt%、
HfO2:0.09~0.17wt%、
及び残部はAl2O3を含み、
破壊靭性が3.95~4.90MPa・m1/2であるアルミナジルコニア焼結板。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
アルミナジルコニア焼結板の分析結果で、
ZrO

:4.54~8.02wt%、




:0.13~0.33wt%、
SiO

:0.20~0.44wt%、
MgO:0.09~0.25wt%、
CaO:0.05~0.17wt%、
HfO

:0.09~0.17wt%、
及び残部はAl



を含み、
破壊靭性が3.95~4.90MPa・m
1/2
であるアルミナジルコニア焼結板。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】




/ZrO

質量比率が0.0280~0.0420である請求項1記載のアルミナジルコニア焼結板。
【請求項3】
三点曲げ強度が500~600MPaである請求項1記載のアルミナジルコニア焼結板。
【請求項4】
比重が3.89以上である請求項1記載のアルミナジルコニア焼結板。
【請求項5】
気孔率が0.6%以下である請求項1記載のアルミナジルコニア焼結板。
【請求項6】
Al



とZrO

とY



とCaOを含み、
アルミナジルコニア焼結板の分析結果で、Y



/ZrO

質量比率が0.0280~0.0420であり、
破壊靭性が3.95~4.90MPa・m
1/2
であり、
三点曲げ強度が500~600MPaであるアルミナジルコニア焼結板。
【請求項7】
破壊靭性が3.95~4.90MPa・m
1/2
であり、
三点曲げ強度が500~600MPaであり、
気孔率が0.6%以下であるアルミナジルコニア焼結板。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載のアルミナジルコニア焼結板を用いた回路基板。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか一項に記載のアルミナジルコニア焼結板を用いた放熱部材。
【請求項10】
請求項1~7のいずれか一項に記載のアルミナジルコニア焼結板を用いた絶縁部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アルミナジルコニア焼結板に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、アルミナ粒子のマトリクスにナノジルコニア粒子を分散させると、気孔率2.2%までは強度の高いアルミナジルコニア複合セラミック体が得られることが報告されている。
【0003】
本願出願人が先に提案した特許文献2のアルミナジルコニア焼結基板は、(発光素子マウント用で光反射率を高くするため)気孔率を4.1%とした実施例の試料で三点曲げ強度が557MPaと高く、気孔率を0.8%とした比較例の試料では三点曲げ強度が705MPaと非常に高かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-24128号公報
特許第5850450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、アルミナジルコニア焼結板は、強度を高めると、靭性が低下して衝撃に弱くなり、信頼性が損なわれるという問題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、高い靭性を備えた信頼性の高いアルミナジルコニア焼結板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]アルミナジルコニア焼結板の分析結果で、
ZrO

:4.54~8.02wt%、




:0.13~0.33wt%、
SiO

:0.20~0.44wt%、
MgO:0.09~0.25wt%、
CaO:0.05~0.17wt%、
HfO

:0.09~0.17wt%、
及び残部はAl



を含み、
破壊靭性が3.95~4.90MPa・m
1/2
であるアルミナジルコニア焼結板。
【0008】
[2]Y



/ZrO

質量比率が0.0280~0.0420である上記[1]記載のアルミナジルコニア焼結板。
【0009】
[3]三点曲げ強度が500~600MPaである上記[1]又は[2]記載のアルミナジルコニア焼結板。
【0010】
[4]比重が3.89以上である上記[1]~[3]のいずれか一項に記載のアルミナジルコニア焼結板。
(【0011】以降は省略されています)

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