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公開番号
2025065886
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175397
出願日
2023-10-10
発明の名称
後処理装置及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
31/00 20060101AFI20250415BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シフト動作を行う際に、積載手段に積載された用紙が崩れることを防止でき、シフト動作に要する時間が増えない後処理装置を提供する。
【解決手段】用紙が排出されて積載される積載手段55と、用紙排出方向と直交する方向に積載手段を移動させる移動手段と、移動可能な整合部材500a、500bと、を備える。用紙排出方向と直交する方向をシフト動作方向とし、積載手段がシフト動作方向に沿って一方から他方に移動する動作をシフト動作とする。整合部材は、シフト動作方向に沿って水平移動が可能であり、水平移動したときのシフト動作方向における所定の位置を停止狙い位置とし、積載された用紙に接触しない待機位置と、積載手段に積載されシフト動作方向に移動した用紙と接触可能な整合位置とに上下移動が可能であり、シフト動作を行う際、シフト動作が終了する前に、停止狙い位置への水平移動が終了するとともに、整合位置への上下移動が終了する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙が排出されて積載される積載手段と、
用紙排出方向と直交する方向に前記積載手段を移動させる移動手段と、
移動可能な整合部材と、を備え、
用紙排出方向と直交する方向をシフト動作方向とし、前記積載手段が前記シフト動作方向に沿って一方から他方に移動する動作をシフト動作とし、
前記整合部材は、前記シフト動作方向に沿って水平移動が可能であり、水平移動したときの前記シフト動作方向における所定の位置を停止狙い位置とし、積載された用紙に接触しない待機位置と、前記積載手段に積載され前記シフト動作方向に移動した用紙と接触可能な整合位置とに上下移動が可能であり、前記積載手段が前記シフト動作を行う際、前記シフト動作が終了する前に、前記停止狙い位置への水平移動が終了するとともに、前記整合位置への上下移動が終了する
ことを特徴とする後処理装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記整合部材は、2つ備えられるとともに、前記シフト動作方向における一方の側と他方の側とに設けられ、
前記積載手段が前記シフト動作を行う際、前記積載手段の移動先の側に設けられた前記整合部材が前記整合位置に移動する
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項3】
前記整合部材は、それぞれ独立して水平移動が可能である
ことを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
【請求項4】
前記積載手段が前記シフト動作を行う際、移動元の側に設けられた他の前記整合部材は、前記シフト動作方向と直交する方向からみたときの前記シフト動作方向において、前記積載手段が前記シフト動作をする前における用紙の端面の位置もよりも外側に留まる
ことを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
【請求項5】
前記停止狙い位置は、前記シフト動作方向における位置を調整可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項6】
前記整合部材が前記待機位置から前記整合位置に移動する上下移動は、回動移動である
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項7】
前記積載手段が前記シフト動作を行う際、前記整合部材の前記停止狙い位置への移動及び前記整合位置への移動を行うかどうかを当該後処理装置の外部に設けられた操作部により設定可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項8】
前記積載手段に排出される前の用紙の束に対して、用紙の搬送方向と直交する方向の整合を行う内部整合手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載の後処理装置と、用紙に画像を形成する画像形成装置と、を備え、
前記後処理装置は、前記画像形成装置から用紙を受け取る
ことを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、後処理装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置により画像形成が行われた用紙を受け取り、後処理を行う後処理装置が知られている。後処理装置では、後処理が行われた用紙をトレイなどの積載手段に排出することが知られている。
【0003】
後処理装置で排出した用紙の束に対して、次工程として例えばパンチ機にかけたりする場合がある。このため、後処理装置では、仕分けされた状態で積載手段に用紙を積載することが求められている。従来、仕分けを行うために、トレイなどの積載手段をシフト動作させることが行われている。しかし、トレイをシフト動作させると、積載された用紙が崩れてしまうという問題があった。
【0004】
特許文献1では、排紙トレイの移動終了間際には、排紙トレイの移動速度を減少する減速移動によりトレイシフト動作を行う排紙トレイ装置が開示されている。特許文献1によれば、排紙トレイのトレイシフト動作を高速で行っても、排紙トレイ上に載置されている記録用紙の束が崩れるのを防止することができるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の排紙トレイ装置では、排紙トレイの移動速度を減少する減速移動によりトレイシフト動作を行うため、シフト動作に要する時間が増えることとなり、生産性が落ちてしまうという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、シフト動作を行う際に、積載手段に積載された用紙が崩れることを防止でき、シフト動作に要する時間が増えず、生産性の低下を防止できる後処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の後処理装置は、
用紙が排出されて積載される積載手段と、
用紙排出方向と直交する方向に前記積載手段を移動させる移動手段と、
移動可能な整合部材と、を備え、
用紙排出方向と直交する方向をシフト動作方向とし、前記積載手段が前記シフト動作方向に沿って一方から他方に移動する動作をシフト動作とし、
前記整合部材は、前記シフト動作方向に沿って水平移動が可能であり、水平移動したときの前記シフト動作方向における所定の位置を停止狙い位置とし、積載された用紙に接触しない待機位置と、前記積載手段に積載され前記シフト動作方向に移動した用紙と接触可能な整合位置とに上下移動が可能であり、前記積載手段が前記シフト動作を行う際、前記シフト動作が終了する前に、前記停止狙い位置への水平移動が終了するとともに、前記整合位置への上下移動が終了する
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シフト動作を行う際に、積載手段に積載された用紙が崩れることを防止でき、シフト動作に要する時間が増えず、生産性の低下を防止できる後処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成システムの一例を説明するための概略図である。
シート媒体後処理装置を斜め上方から見た部分斜視図である。
シート媒体後処理装置の概略構成図である。
シート媒体整合装置の主要構成の斜視図である。
整合部材(揃え部材)を画像形成装置側から見た部分図である。
シフト動作の際の揃え部材の移動の一例を説明するための図(A)~(C)である。
揃え部材の水平移動の一例を説明するための平面概略図(A)並びに整合部材の上下移動の一例を説明するための側面概略図(B)及び整合部材の上下移動の他の例を説明するための側面概略図(C)である。
揃え部材が待機位置にある場合の一例を示す概略図である。
揃え部材が整合位置にある場合の一例を示す概略図である。
後処理装置の制御ブロックの一例を示すハードウェア構成図である。
フローの一例を説明するための図である。
フローの他の例を説明するための図である。
フローの他の例を説明するための図である。
シフト動作を繰り返したときの整合位置の一例を説明するための概略図(A)及び(B)である。
揃え部材の位置の一例を説明するための概略図である。
停止狙い位置を調整する場合の操作パネルの画面例(A)及びそれに対応する停止狙い位置の例を説明するための図(B)である。
揃え部材の動作の指示を行う場合の操作パネルの画面例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る後処理装置及び画像形成システムについて図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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