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公開番号2025119973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024015140
出願日2024-02-02
発明の名称機器の設置構造
出願人アイホン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20250807BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】従来よりも確実に機器の転落を防止することができる機器の設置構造を提供する。
【解決手段】本体ケース10に、カメラ装置2の転落を防止するためのワイヤ30を挿通可能なワイヤ挿通部12を設け、ワイヤ30を、ワイヤ挿通部12に挿通させた状態で、一端を基台側ネジ止め部23に、他端を壁側ネジ止め部に夫々ネジ止めした。したがって、本体ケース10が角度調整機構部6から脱落した際に、基台側ネジ止め部23にかかる負荷を低減することができ、基台側ネジ止め部23が破損しづらく、ひいてはカメラ装置2の転落を確実に防止することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
設置面に固定された基台を介して設置される機器の設置構造であって、
前記機器の本体ケースに、前記機器の転落を防止するためのワイヤを挿通可能なワイヤ挿通部が設けられており、
前記ワイヤが、前記ワイヤ挿通部に挿通された状態で、一端を前記基台側に、他端を設置面側に夫々連結されていることを特徴とする機器の設置構造。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記基台に、前記本体ケースが固定される金属製の固定部が設けられているとともに、
前記固定部に、前記ワイヤの一端を連結可能な基台側連結部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の機器の設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器等の機器を所定の設置面に設置するための設置構造に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、たとえば壁面に電気機器を設置する際、電気機器側と壁面側とをワイヤで結ぶことによって、電気機器の壁面からの転落を防止可能とした設置構造が考案されている。特許文献1に記載の設置構造では、ワイヤの一端を電気機器の本体ケース表面に設けられた機器側連結部に、他端を設置面側に設けられた設置面側連結部に夫々連結することによって、電気機器の設置面からの転落を防止可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-105375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の設置構造では、ワイヤによる電気機器の転落防止時に、機器側連結部に非常に大きな負荷がかかってしまう。したがって、機器側連結部が破損しやすく、ひいては転落防止に係る信頼性に乏しいという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、従来よりも確実に機器の転落を防止することができる機器の設置構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、設置面に固定された基台を介して設置される機器の設置構造であって、機器の本体ケースに、機器の転落を防止するためのワイヤを挿通可能なワイヤ挿通部が設けられており、ワイヤが、ワイヤ挿通部に挿通された状態で、一端を基台側に、他端を設置側に夫々連結されていることを特徴とする。なお、本発明の設置面側とは、設置面そのものでなくともよい。たとえば壁面に設置するにあたり、設置面側を天井面としてもよいし、基台を構成する取付金具等であってもよい。
請求項1に記載の発明によれば、機器の本体ケースに、機器の転落を防止するためのワイヤを挿通可能なワイヤ挿通部が設けられており、ワイヤが、ワイヤ挿通部に挿通された状態で、一端を基台側に、他端を設置面側に夫々連結されているため、機器が基台から脱落した際、ワイヤの連結部、特に基台側の連結部にかかる負荷を低減することができ、当該連結部が破損しづらく、ひいては機器の転落を確実に防止することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、基台に、本体ケースが固定される金属製の固定部が設けられているとともに、固定部に、ワイヤの一端を連結可能な基台側連結部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、基台に、本体ケースが固定される金属製の固定部が設けられているとともに、固定部に、ワイヤの一端を連結可能な基台側連結部が設けられているため、基台側連結部が極めて破損しづらく、更に確実に機器の転落を防止することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、機器の本体ケースに、機器の転落を防止するためのワイヤを挿通可能なワイヤ挿通部が設けられており、ワイヤが、ワイヤ挿通部に挿通された状態で、一端を基台側に、他端を設置面側に夫々連結されているため、機器が基台から脱落した際、ワイヤの連結部、特に基台側の連結部にかかる負荷を低減することができ、当該連結部が破損しづらく、ひいては機器の転落を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
監視カメラの外観を前方から示した斜視説明図である。
監視カメラの外観を後方から示した斜視説明図である。
ワイヤの一端が連結された状態にあるカメラ装置及び第2金具を後方から示した説明図である。
カメラ装置、第2金具、及びワイヤを分解した状態を示した斜視説明図である。
(a)はカメラ装置を後方から示した説明図であり、(b)はカメラ装置を下方から示した説明図である。
(a)第2金具を後方から示した説明図であり、(b)は第2金具を上方から示した説明図である。
角度調整機構部からカメラ装置が脱落した状態を模式的に示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態となるカメラ装置の壁面への設置構造について、図面にもとづき詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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