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公開番号
2025068808
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178828
出願日
2023-10-17
発明の名称
流体混合部材及び流体混合装置
出願人
WOTA株式会社
代理人
弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類
B01F
25/31 20220101AFI20250422BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】低流速の流体であっても安定して混合することが可能な流体混合部材及び流体混合装置を提供する。
【解決手段】第1流体及び第2流体を混合して混合流を生成可能な混合室と、第1流体を混合室に導入する第1流路と、第2流体を混合室に導入する第2流路と、混合流を吐出可能な吐出口とを備える流体混合部材であって、第1流路は、混合室に臨む導入孔が形成されており、混合室内には、第1流路の導入孔から吐出口に向けて延びる壁面が設けられており、混合室は、壁面の延在方向と直交する断面視における投影面積が、同断面視における第1流路の導入孔の投影面積の2倍以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1流体及び第2流体を混合して混合流を生成可能な混合室と、前記第1流体を前記混合室に導入する第1流路と、前記第2流体を前記混合室に導入する第2流路と、前記混合流を吐出可能な吐出口とを備える流体混合部材であって、
前記第1流路は、前記混合室に臨む導入孔が形成されており、
前記混合室内には、前記第1流路の前記導入孔から前記吐出口に向けて延びる壁面が設けられており、
前記混合室は、前記壁面の延在方向と直交する断面視における投影面積が、同断面視における前記第1流路の前記導入孔の投影面積の2倍以上である
流体混合部材。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記壁面は、前記第1流路の軸方向と同方向に沿って延びるように構成されている
請求項1に記載の流体混合部材。
【請求項3】
前記第1流路の前記導入孔は、前記第1流路の軸方向に沿って形成されている
請求項1又は2に記載の流体混合部材。
【請求項4】
第1流体を供給可能な第1流体供給機構と、第2流体を供給可能な第2流体供給機構と、前記第1流体及び前記第2流体を混合する流体混合部材とを備える流体混合装置であって、
前記流体混合部材は、
前記第1流体及び前記第2流体を混合して混合流を生成可能な混合室と、
前記第1流体を前記混合室に導入する第1流路と、
前記第2流体を前記混合室に導入する第2流路と、
前記混合流を吐出可能な吐出口と
を備え、
前記第1流路は、前記混合室に臨む導入孔が前記第1流路の軸方向に沿って形成されており、
前記混合室内には、前記第1流路の前記導入孔から前記吐出口に向けて延びる壁面が設けられている
流体混合装置。
【請求項5】
前記第1流体供給機構は、前記第1流体の供給量が、前記第2流体供給機構から供給される前記第2流体の供給量よりも多くなるように構成されている
請求項4に記載の流体混合装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体混合部材及び流体混合装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、気体噴射口から噴射される気体と液体噴射口から噴射される液体とを混合するための混合空間と、該混合空間で混合された混合ミストを吐出するための吐出口とを備えた二流体ノズルが知られている(例えば特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-098310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の二流体ノズルでは、気体及び液体を混合空間の内壁に衝突させることによって混合効率を上昇させているため、混合空間内に噴射される流体は、混合空間の内壁に衝突可能な流速である必要がある。このため、特許文献1に記載の二流体ノズルでは、供給される気体及び液体が低流速の場合には、混合空間において気体と液体を安定して混合することが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、低流速の流体であっても安定して混合することが可能な流体混合部材及び流体混合装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る流体混合部材は、第1流体及び第2流体を混合して混合流を生成可能な混合室と、前記第1流体を前記混合室に導入する第1流路と、前記第2流体を前記混合室に導入する第2流路と、前記混合流を吐出可能な吐出口とを備える流体混合部材であって、前記第1流路は、前記混合室に臨む導入孔が形成されており、前記混合室内には、前記第1流路の前記導入孔から前記吐出口に向けて延びる壁面が設けられており、前記混合室は、前記壁面の延在方向と直交する断面視における投影面積が、同断面視における前記第1流路の前記導入孔の投影面積の2倍以上である。
【0007】
また、本発明に係る流体混合部材において、前記壁面は、前記第1流路の軸方向と同方向に沿って延びるように構成されることが好ましい。
【0008】
さらに、本発明に係る流体混合部材において、前記第1流路の前記導入孔は、前記第1流路の軸方向に沿って形成されていることが好ましい。
【0009】
また、本発明に係る流体混合装置は、第1流体を供給可能な第1流体供給機構と、第2流体を供給可能な第2流体供給機構と、前記第1流体及び前記第2流体を混合する流体混合部材とを備える流体混合装置であって、前記流体混合部材は、前記第1流体及び前記第2流体を混合して混合流を生成可能な混合室と、前記第1流体を前記混合室に導入する第1流路と、前記第2流体を前記混合室に導入する第2流路と、前記混合流を吐出可能な吐出口とを備え、前記第1流路は、前記混合室に臨む導入孔が前記第1流路の軸方向に沿って形成されており、前記混合室内には、前記第1流路の前記導入孔から前記吐出口に向けて延びる壁面を備えるように構成されている。
【0010】
さらに、本発明に係る流体混合装置において、前記第1流体供給機構は、前記第1流体の供給量が、前記第2流体供給機構から供給される前記第2流体の供給量よりも多くなるように構成されることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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