TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025086703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200905
出願日2023-11-28
発明の名称混練機
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人弁理士法人ATEN
主分類B01F 35/30 20220101AFI20250602BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】混練物の物性低下を抑制し、ロータの軸部のシール性能を向上させることが可能であり、シンプルな構成の混練機を提供する。
【解決手段】材料の混練が行われるチャンバ2と、チャンバ2内に設けられたロータ3と、ロータ3の軸方向一端部であるとともにモータに接続される第1ロータ軸12を回転可能に支持する第1軸受(第1潤滑軸受4)と、ロータ3の軸方向他端部である第2ロータ軸13を回転可能に支持する第2軸受(第2無潤滑軸受5)と、チャンバ2よりもモータ側に設けられ、チャンバ2からモータ側への作動流体の漏れを妨げるように構成されているシール材6と、を有する。第1軸受および第2軸受の一方または両方は、潤滑油で潤滑されない無潤滑軸受を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で、材料の混練を行う混練機であって、
前記材料の混練が行われるチャンバと、
前記チャンバ内に設けられたロータと、
前記ロータの軸方向一端部であるとともにモータに接続される第1ロータ軸を回転可能に支持する第1軸受と、
前記ロータの軸方向他端部である第2ロータ軸を回転可能に支持する第2軸受と、
前記チャンバよりも前記モータ側に設けられ、前記チャンバから前記モータ側への前記作動流体の漏れを妨げるように構成されているシール材と、
を有し、
前記第1軸受および前記第2軸受の一方または両方は、潤滑油で潤滑されない無潤滑軸受を有することを特徴とする混練機。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記第1軸受および前記第2軸受のそれぞれは、前記無潤滑軸受を有することを特徴とする請求項1に記載の混練機。
【請求項3】
前記チャンバ、前記第2ロータ軸、および前記第2軸受を覆い、前記チャンバを塞ぐ蓋部材を備え、
前記第2軸受は、前記無潤滑軸受を有することを特徴とする請求項1に記載の混練機。
【請求項4】
前記第1軸受は、前記潤滑油で潤滑される潤滑軸受を有し、
前記シール材は、前記潤滑軸受と前記チャンバとの間に設けられ、前記モータ側から前記チャンバへの流体の漏れを妨げるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の混練機。
【請求項5】
前記第1軸受は、前記シール材と前記チャンバとの間に設けられた前記無潤滑軸受を有することを特徴とする請求項1に記載の混練機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で、材料の混練を行う混練機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、混練ローターの軸方向両端部を回転自在に支持する軸受部に、石油外資源からなる潤滑油を用いた混練機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-234077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で、材料の混練を行う混練機では、従来よりもチャンバ内の気密性を高く保つ必要がある。よって、ロータの軸部のシール性能を従来よりも高くする必要がある。
【0005】
特許文献1の混練機では、石油外資源からなる潤滑油が材料に混ざり込むことで、混練物の物性が低下する恐れがある。
【0006】
本発明の目的は、混練物の物性低下を抑制し、ロータの軸部のシール性能を向上させることが可能であり、シンプルな構成の混練機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で、材料の混練を行う混練機であって、前記材料の混練が行われるチャンバと、前記チャンバ内に設けられたロータと、前記ロータの軸方向一端部であるとともにモータに接続される第1ロータ軸を回転可能に支持する第1軸受と、前記ロータの軸方向他端部である第2ロータ軸を回転可能に支持する第2軸受と、前記チャンバよりも前記モータ側に設けられ、前記チャンバから前記モータ側への前記作動流体の漏れを妨げるように構成されているシール材と、を有し、前記第1軸受および前記第2軸受の一方または両方は、潤滑油で潤滑されない無潤滑軸受を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、混練物の物性低下を抑制し、ロータの軸部のシール性能を向上させることが可能であり、シンプルな構成の混練機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
混練装置を示すブロック図である。
第1実施形態における混練機の断面図である。
第1実施形態の変形例における混練機の断面図である。
第2実施形態における混練機の断面図である。
第3実施形態における混練機の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社神戸製鋼所
混練機
今日
株式会社神戸製鋼所
混練機の軸受構造
今日
個人
撹拌羽根
1か月前
東レ株式会社
複合半透膜
25日前
株式会社サタケ
バグフィルタ
7日前
東ソー株式会社
ケトン捕捉剤
1か月前
株式会社西部技研
ガス吸着装置
19日前
ホーコス株式会社
微粒子捕集装置
1か月前
株式会社源兵衛
液状廃棄物処理具
12日前
東レ株式会社
濾過方法
1か月前
東レ株式会社
濾過方法および濾過装置
19日前
日本化薬株式会社
プロピレン製造用触媒
1か月前
東ソー株式会社
カルボニル化合物の捕捉剤
今日
ワシノ機器株式会社
複式ストレーナ
1か月前
株式会社村田製作所
触媒装置
14日前
株式会社LIXIL
液体供給システム
27日前
株式会社トクヤマ
加熱装置及び表面処理装置
27日前
株式会社GSユアサメンブレン
ろ過装置
12日前
大日本印刷株式会社
攪拌スタンド
18日前
水ing株式会社
スカム防止装置
13日前
個人
流体混合装置
27日前
東ソー株式会社
消臭性組成物及び脱臭フィルター
10日前
株式会社神戸製鋼所
混練機
今日
株式会社神戸製鋼所
混練装置
24日前
清水建設株式会社
集塵ユニット
6日前
株式会社アピステ
オイルミスト除去装置
14日前
日本特殊陶業株式会社
セラミック多孔体
4日前
CKD株式会社
二酸化炭素回収システム
28日前
株式会社大真空
二酸化炭素回収システム
28日前
株式会社大真空
二酸化炭素回収システム
28日前
トヨタバッテリー株式会社
混練機、及び混練方法
11日前
オリオン機械株式会社
圧縮空気除湿装置システム
19日前
オリオン機械株式会社
圧縮空気除湿装置システム
19日前
株式会社大真空
二酸化炭素捕集モジュール
1か月前
三菱重工業株式会社
粒子回収設備
6日前
株式会社宮富士工業
油脂抽出蒸留設備
11日前
続きを見る