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公開番号2025071589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181882
出願日2023-10-23
発明の名称配送ハブ及び配送システム
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類B65G 61/00 20060101AFI20250428BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】既存の電気系施設(街路灯)を利用して配送ハブを構成し、配送車の駐留スペース及びコストの課題を解決して配送の効率化を可能にした配送ハブ及び配送システムを提供する。
【解決手段】自動走行して荷物を配送する配送車2を駐留する駐留スペース101を有し、配送車2を監視するハブ監視装置12を備え、道路に配設されている街路灯100に配設されている。駐留スペース101は街路灯100により照明される道路の一部に配設される。さらに、荷物5と配送車2のうち少なくとも配送車2を検知するためのハブ検知装置11と、配送車2との間で情報を送受するハブ通信装置13を備える。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
自動走行して荷物を配送する配送車を駐留する駐留スペースを有し、少なくとも前記配送車を監視することが可能なハブ監視装置を備える配送ハブであって、前記配送ハブは道路に配設されている電気系施設に配設されていることを特徴とする配送ハブ。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記電気系施設は街路灯であり、前記駐留スペースは当該街路灯により照明される道路の一部に配設されている請求項1に記載の配送ハブ。
【請求項3】
前記ハブ監視装置は、配送車が配送を行った際の走行情報及び荷物情報を記憶する記憶部を備え、次回の配送時に前記記憶部に記憶されている情報を参照する請求項1に記載の配送ハブ。
【請求項4】
前記配送ハブは、前記荷物と前記配送車のうち少なくとも配送車を検知するためのハブ検知装置と、配送車との間で情報を送受するハブ通信装置を備える請求項2に記載の配送ハブ。
【請求項5】
前記ハブ検知装置は配送車に設けられたIDマーカーを検知し、前記ハブ監視装置は検知したIDマーカーに基づいて配送車を認識して監視する請求項4に記載の配送ハブ。
【請求項6】
前記ハブ検知装置は荷物に設けられたIDコードを検知し、前記ハブ監視装置は検知したIDコードに基づいて荷物を認識して監視する請求項4に記載の配送ハブ。
【請求項7】
前記配送ハブは、配送車のバッテリーを充電するための電源装置を備える請求項2に記載の配送ハブ。
【請求項8】
自動走行して荷物を配送する配送車と、前記配送車を駐留する駐留スペースを有して前記配送車との間で情報を送受することが可能な配送ハブを備える配送システムであり、前記配送ハブは道路に配設されている街路灯に配設されており、さらに前記配送ハブは前記荷物と前記配送車のうち少なくとも配送車を認識し、少なくとも前記配送車の走行状態を監視することを特徴とする配送システム。
【請求項9】
前記配送ハブとの間で荷物を搬送する荷物集積所を備えており、この荷物集積所は配送ハブとの間で情報を送受するセンター監視装置を備える請求項8に記載の配送システム。
【請求項10】
前記配送ハブは固有番号を含むID情報を有しており、前記センター監視装置はこのID情報に基づいて前記配送ハブを監視する請求項8に記載の配送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は自動配送車を用いた配送システムに関し、特に自動配送車を駐留して配送の最終拠点として機能する配送ハブと配送システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
物流分野では、配送の最終拠点から配送先である顧客宅までの区間の効率化が必要とされており、自動走行車を利用して荷物を配送する配送システムが検討されている。特許文献1には、最終拠点としての荷物保管所を配設し、荷物集積センターからの荷物を荷物保管所に保管し、ここから無人運搬ロボットにより顧客宅まで配送する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-46713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような配送技術において、配送を迅速かつ円滑に行って効率化を図るためには、最終拠点から顧客宅までの距離を短くすることが好ましく、そのためには最終拠点をできるだけ数多く配置することが必要となる。特許文献1の技術は、荷物保管所に種々の機能を持たせることにより配送の効率化が図られているが、機能を多様化することにより荷物保管所の規模が大きくなる。
【0005】
したがって、荷物保管所を配設するためのスペースを確保することが難しくなる。また、荷物保管所を構成する電源設備や燃料設備、さらに通信設備等を配設するためのコストが高くなる。このような理由で、最終拠点を数多く配置することが難しくなり、配送の効率化を図る上での課題が生じている。
【0006】
本発明の目的は、既存の電気系施設、すなわち道路に配設されているインフラ施設を利用して最終拠点としての配送ハブを配設することを可能とし、これによりスペース及びコストの課題を解決して配送の効率化を可能にした配送ハブ及び配送システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の配送ハブは、自動走行して荷物を配送する配送車を駐留する駐留スペースを有し、配送車を監視することが可能なハブ監視装置を備えており、さらに道路に配設されている電気系施設に配設されている。例えば、電気系施設は街路灯であり、駐留スペースは街路灯により照明される道路の一部に配設される。さらに、配送ハブは、荷物と配送車のうち少なくとも配送車を検知するためのハブ検知装置と、配送車との間で情報を送受するハブ通信装置を備える。
【0008】
本発明において、ハブ監視装置は、配送車が配送を行った際の走行情報及び荷物情報を記憶する記憶部を備え、次回の配送時に記憶部に記憶されている情報を参照する構成とすることが好ましい。また、ハブ検知装置は配送車に設けられたIDマーカーを検知し、ハブ監視装置は検知したIDマーカーに基づいて配送車を認識して監視する。あるいは、ハブ検知装置は荷物に設けられたIDコードを検知し、ハブ監視装置は検知したIDコードに基づいて荷物を認識して監視する。また、配送ハブは、配送車のバッテリーを充電するための電源装置を備えることが好ましい。
【0009】
本発明の配送システムは、自動走行して荷物を配送する配送車と、配送車を駐留する駐留スペースを有して配送車との間で情報を送受することが可能な配送ハブを備えており、配送ハブは道路に配設されている街路灯に配設され、さらに配送ハブは荷物と配送車のうち少なくとも配送車を認識し、少なくとも配送車の走行状態を監視する構成とされる。
【0010】
本発明の配送システムは、さらに、配送ハブとの間で荷物を搬送する荷物集積所を備えており、この荷物集積所は配送ハブとの間で情報を送受するセンター監視装置を備えている。また、配送ハブは固有番号を含むID情報を有しており、センター監視装置はこのID情報に基づいて配送ハブを監視する構成とされる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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