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公開番号
2025072929
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183419
出願日
2023-10-25
発明の名称
削孔ユニット及び削孔ユニットにおいて棒状部材を削孔装置に供給する方法
出願人
鹿島建設株式会社
,
株式会社ケー・エフ・シー
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
E21B
19/20 20060101AFI20250501BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】棒状部材を供給する供給装置の構造を簡素化した削孔ユニットを提供する。
【解決手段】削孔ユニットUは、管及びまたはロッドによって構成される棒状部材の先端にビット12が取り付けられ、棒状部材を延長しながらビット12で地山Mを削孔する削孔装置1と、延長するための棒状部材を削孔装置1に供給する供給装置100と、を備える。削孔ユニットUでは、供給装置100は、複数の棒状部材を貯留可能な貯留部6と、貯留部6の外方に展開された展開状態と貯留部6側に収容された収容状態とに変更可能に貯留部6に枢支され、展開状態において棒状部材を支持可能なガイド部64と、を備える。貯留部6に貯留された棒状部材は、展開状態のガイド部64に導かれ、ガイド部64に導かれた棒状部材は、削孔装置1をガイド部64の下方からガイド部64の上方へ上昇させることで、ガイド部64から削孔装置1に転置される。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
管及びまたはロッドによって構成される棒状部材の先端にビットが取り付けられ、前記棒状部材を延長しながら前記ビットで地山を削孔する削孔装置と、
延長するための前記棒状部材を前記削孔装置に供給する供給装置と、を備えた削孔ユニットであって、
前記供給装置は、
複数の前記棒状部材を貯留可能な貯留部と、
前記貯留部の外方に展開された展開状態と前記貯留部側に収容された収容状態とに変更可能に前記貯留部に枢支され、前記展開状態において前記棒状部材を支持可能なガイド部と、を備え、
前記貯留部に貯留された前記棒状部材は、前記展開状態の前記ガイド部に導かれ、
前記ガイド部に導かれた前記棒状部材は、前記削孔装置を前記ガイド部の下方から前記ガイド部の上方へ上昇させることで、前記ガイド部から前記削孔装置に転置される、削孔ユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された削孔ユニットであって、
前記ガイド部は、前記ガイド部の前記展開状態において、前記ガイド部の先端に導かれた前記棒状部材の移動を規制する係止片を有する削孔ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載された削孔ユニットであって、
前記削孔装置は、
ガイドシェルと、
前記ガイドシェル上で前記棒状部材を支持する棒状部材支持部と、を有し、
前記ガイドシェルは、上下方向に移動可能である削孔ユニット。
【請求項4】
請求項1に記載された削孔ユニットであって、
前記供給装置は、
前記ガイド部とは前記貯留部を挟んで反対側に設けられ、前記貯留部に貯留された前記棒状部材を上方に移動させるリフト装置と、
前記貯留部の上部に設けられ、前記リフト装置によって移動した前記棒状部材を前記ガイド部に導く誘導部と、をさらに備える削孔ユニット。
【請求項5】
請求項4に記載された削孔ユニットであって、
前記誘導部は、前記リフト装置側から前記ガイド部側に向かって低くなるように傾斜している削孔ユニット。
【請求項6】
請求項4または5に記載された削孔ユニットであって、
前記ガイド部は、
前記誘導部から導かれた前記棒状部材によって前記収容状態から前記展開状態に揺動され、
前記削孔装置を前記ガイド部の下方から前記ガイド部の上方に上昇させる過程で、前記展開状態から前記収容状態に揺動される削孔ユニット。
【請求項7】
請求項1に記載の削孔ユニットにおいて前記棒状部材を前記削孔装置に供給する方法であって、
前記ガイド部は、前記ガイド部の前記展開状態において、前記ガイド部の先端に導かれた前記棒状部材の移動を規制する係止片を有し、
前記削孔装置は、
上下方向に移動可能なガイドシェルと、
前記ガイドシェル上で前記棒状部材を支持する棒状部材支持部と、を有し、
前記ガイド部の前記展開状態において、前記棒状部材支持部が前記ガイド部の係止片に当接した前記棒状部材の真下に位置するように、前記ガイドシェルを移動させ、
前記ガイドシェルを上昇させて、前記棒状部材を前記ガイド部上から前記棒状部材支持部に転置する方法。
【請求項8】
請求項7に記載された方法であって、
前記棒状部材が前記ガイド部上から前記棒状部材支持部に転置された後に、前記ガイドシェルをさらに上昇させて前記ガイドシェルによって前記ガイド部の先端側を持ち上げて、前記ガイド部を折りたたんで前記収容状態とする方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、削孔ユニット及び削孔ユニットにおいて棒状部材を削孔装置に供給する方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、先端に削孔工具を取り付けたロッドを用いて削孔を行う削孔機が開示されている。特許文献1に記載の削孔機では、深孔の削孔を複数本のロッドを継ぎ足すことにより行うため、削孔機本体に複数本のロッドを供給するロッド供給装置が搭載されている。
【0003】
また、特許文献1に記載のロッド供給装置は、ロッドマガジン部に貯留されたロッドをロッド取り出し部に取り出した後、ロッド給送アームによってロッドを削孔機本体に移動させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-141264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたロッド供給装置では、油圧シリンダを用いてロッド給送アームを駆動してロッドを削孔機本体に移動させている。このため、油圧シリンダを制御する機器なども必要となり部品点数が多くなるとともに、構造が複雑になっていた。
【0006】
本発明は、棒状部材を供給する供給装置の構造を簡素化した削孔ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、管及びまたはロッドによって構成される棒状部材の先端にビットが取り付けられ、棒状部材を延長しながらビットで地山を削孔する削孔装置と、延長するための棒状部材を削孔装置に供給する供給装置と、を備えた削孔ユニットであって、供給装置は、複数の棒状部材を貯留可能な貯留部と、貯留部の外方に展開された展開状態と貯留部側に収容された収容状態とに変更可能に貯留部に枢支され、展開状態において棒状部材を支持可能なガイド部と、を備え、貯留部に貯留された棒状部材は、展開状態のガイド部に導かれ、ガイド部に導かれた棒状部材は、削孔装置をガイド部の下方からガイド部の上方へ上昇させることで、ガイド部から削孔装置に転置される削孔ユニットである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、棒状部材を供給する供給装置の構造を簡素化した削孔ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態のトンネルの長手方向に沿う断面及び削孔ユニットの側面を示す図である。
本実施形態のトンネルを切羽側から入口方向を見たときの断面及び削孔ユニットの正面を示す図である。
本実施形態の削孔装置の削孔部の概略図である。
本実施形態の二重管の外観図である。
本実施形態の貯留棚の斜視図である。
本実施形態の供給装置の概略側面図である。
本実施形態の供給装置の概略側面図である。
本実施形態の供給装置の概略側面図である。
本実施形態の供給装置の概略側面図である。
本実施形態の供給装置の概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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