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公開番号
2025095237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211112
出願日
2023-12-14
発明の名称
岩盤の掘削方法
出願人
花王株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E21D
9/04 20060101AFI20250619BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】掘削用ビットの摩耗を低減することができる岩盤の掘削方法を提供する。
【解決手段】
掘削機を用いる岩盤の掘削方法であって、掘削部位に、(A)分子量900以下のアニオン性界面活性剤及び水を含有する掘削液を供給して掘削を行う、岩盤の掘削方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
掘削機を用いる岩盤の掘削方法であって、
掘削部位に、(A)分子量900以下のアニオン性界面活性剤〔以下(A)成分〕及び水を含有する掘削液を供給して掘削を行う、
岩盤の掘削方法。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記(A)成分及び水を含有する摩擦低減用組成物と、水とを混合して調製される前記掘削液を用いる、請求項1記載の岩盤の掘削方法。
【請求項3】
前記(A)成分及び水を含有する摩擦低減用組成物と、水と、泥とを混合して調製される前記掘削液を用いる、請求項1記載の岩盤の掘削方法。
【請求項4】
前記(A)成分が、炭化水素基と、スルホン酸基、硫酸エステル基及びリン酸エステル基から選ばれる基とを有する化合物から選ばれる1種以上である、請求項1~3の何れか1項に記載の岩盤の掘削方法。
【請求項5】
前記(A)成分が、下記(A1)~(A5)から選ばれる1種以上である、請求項1~4の何れか1項に記載の岩盤の掘削方法。
(A1)アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩
(A2)アルキルナフタレンスルホン酸又はその塩
(A3)スルホコハク酸アルキルエステル又はその塩
(A4)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステル又はその塩
(A5)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩
【請求項6】
前記(A)成分が、(A1)、(A2)及び(A3)から選ばれる1種以上である、請求項5記載の岩盤の掘削方法。
【請求項7】
前記掘削液中の(A)成分の含有量が0.05質量%以上3質量%以下である、請求項1~6の何れか1項記載の岩盤の掘削方法。
【請求項8】
掘削機が掘削用ビットを有する掘削機であり、岩盤と掘削機の掘削用ビットが接触する部位に、前記掘削液を供給して掘削を行う、請求項1~7の何れか1項記載の岩盤の掘削方法。
【請求項9】
掘削方法が非開削工法である、請求項1~8の何れか1項記載の岩盤の掘削方法。
【請求項10】
掘削方法が、泥水式推進工法である、請求項1~9の何れか1項記載の岩盤の掘削方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、岩盤の掘削方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
都市部等のように、工事占有面積が限られ、かつ生活環境への配慮が要求される場所での管の埋設方法やトンネルの構築方法として、地表を開削せずに施工を行う非開削工法が知られている。非開削工法としては、例えば、推進工法があり、これは、前端部に掘削機又は刃口を設けた推進管を後方から元押しジャッキ等の押圧手段で押圧して推進管を地中に推進する工法である。
【0003】
また、岩盤等の地盤の掘削にあたり、種々の薬剤や助材が用いられる。特許文献1には、トンネル工事等において地山(特に粘性地山)に穿孔する際に、くり粉の排出性を向上して、穿孔効率を向上することを課題として、地山に穿孔する際に穿孔水に配合することで孔からの排泥を促進するための排泥促進剤であって、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、リグニンスルホン酸塩、及び、重量平均分子量500~50,000のアクリル系重合物塩から選択される少なくとも1種を含有する排泥促進剤が開示されている。特許文献2は、岩盤等の硬質の地山の圧壊破砕に使用されるシールド掘削機に配設されたローラービット(回転掘削盤)に関するもので、地山に当接しつつ公転かつ自転することで生じるこじり(滑り)及び前記滑りにより生じるローラービットの外輪部の偏磨耗について開示されている。特許文献3には、少なくとも2つの固形体の間の摩擦を低減する方法に関するもので、前記固形体の少なくとも1つの固形体の表面に、少なくとも1種のポリマーを含むコーティングを提供する工程と、前記コーティング上に液体を供給する工程を含む方法が開示されている。前記コーティングと前記液体の組み合わせとして、所定の分子量を有するポリ(アクリル酸)ポリマー又はその誘導体と水又は水性媒体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011- 79925号公報
特開2001-323780号公報
特表2010-538106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、掘削用ビットの摩耗を低減することができる岩盤の掘削方法に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、掘削機を用いる岩盤の掘削方法であって、掘削部位に、(A)分子量900以下のアニオン性界面活性剤〔以下(A)成分という〕及び水を含有する掘削液に供給して掘削を行う、岩盤の掘削方法に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、掘削用ビットの摩耗を低減することができる岩盤の掘削方法を提供する。本発明の掘削方法によれば、掘削用ビットを用いて岩盤を効率よく掘削することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
例示的な実施形態において、本発明で用いる掘削液〔以下、本発明の掘削液ともいう〕は、(A)分子量900以下のアニオン性界面活性剤及び水を含有する。
また、別の例示的な実施形態において、本発明の掘削液は、(A)分子量900以下のアニオン性界面活性剤及び水を含有する摩擦低減用組成物〔以下、本発明の摩擦低減用組成物ともいう〕を含む。
【0009】
本発明の掘削液は、掘削部位(切羽)と掘削機の間に供給されてよい。本発明の掘削液は、泥を含んでよい。
【0010】
(A)成分は、分子量900以下のアニオン性界面活性剤である。(A)成分は、摩擦低減効果の観点から、分子量700以下が好ましく、500以下がより好ましく、450以下が更に好ましく、350以下がより更に好ましく、そして、摩擦低減効果の観点から、分子量100以上が好ましく、200以上がより好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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