TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025102394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219821
出願日
2023-12-26
発明の名称
解体方法
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
個人
主分類
E04G
23/08 20060101AFI20250701BHJP(建築物)
要約
【課題】既存のCFT柱を容易に解体できる解体方法を提供する。
【解決手段】CFT柱1を解体する際、CFT柱1の鋼管10の側面に孔11を開ける工程と、孔11に対応する位置で、鋼管10の内部のコンクリート20にコア孔21を形成する工程と、コア孔21に配置した火薬類または非火薬破砕剤を用い、コンクリート20を上下に分断する工程と、コンクリート20を上下に分断した後に、鋼管10を上下に分断する工程と、を実施する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリート充填鋼管柱の解体方法であって、
前記コンクリート充填鋼管柱の鋼管の側面に孔を開ける工程と、
前記孔に対応する位置で、前記鋼管の内部のコンクリートにコア孔を形成する工程と、
前記コア孔に配置した火薬類または非火薬破砕剤を用い、前記コンクリートを上下に分断する工程と、
前記コンクリートを上下に分断した後に、前記鋼管を上下に分断する工程と、
を有することを特徴とする解体方法。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記鋼管を上下に分断した後、前記コンクリートの分断箇所の上側のコンクリート部分と、前記鋼管の分断箇所の上側の鋼管部分とをクレーンによって吊り取ることを特徴とする請求項1記載の解体方法。
【請求項3】
前記鋼管の断面が矩形状であり、
複数の前記コア孔のうち一部の前記コア孔が、前記鋼管の側面に沿って形成され、
前記鋼管を分断する際に、当該側面で前記鋼管のガス溶断を行うことを特徴とする請求項1記載の解体方法。
【請求項4】
前記鋼管の断面が矩形状であり、
複数の前記コア孔のうち全ての前記コア孔が、前記鋼管の一側面から、当該一側面に対向する側面の近傍まで延びるように形成されることを特徴とする請求項1記載の解体方法。
【請求項5】
前記鋼管の側面に沿って前記鋼管の外側に配置される塞ぎ材を用い、複数の前記コア孔を塞いだ状態で、前記火薬類または非火薬破砕剤により前記コンクリートを上下に分断することを特徴とする請求項1記載の解体方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート充填鋼管柱の解体方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート充填鋼管柱(以下、CFT柱と称する)は、鋼管の内部にコンクリートを充填した柱である。CFT柱の解体を行う場合、例えば、ワイヤソーを用いて鋼管とコンクリートを同時に切断する。
【0003】
また特許文献1には、CFT柱の解体を鋼管の溶断とコンクリートの破壊によって行い、CFT柱の製造時に予め鋼管の内周部に可燃性もしくは空隙率の高い材料を設けておくことで、鋼管の溶断作業を効率化することが記載されている。
【0004】
さらに特許文献2には、ワイヤによりCFT柱の転倒を防止したうえで、リング状のガイドレールに沿って移動する切断機構により鋼管を切断し、ジャッキ、レバーロック、重機などの機械力を利用してCFT柱に横力や曲げ力を加えることで、鋼管の切断部においてコンクリートを折断する解体方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平3-212511号公報
特開2013-79515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のワイヤソーによる解体方法では、ワイヤソーの設置および鋼管とコンクリートの同時切断に手間がかかる。また鋼管とコンクリートの同時切断中は、CFT柱が転倒しないようクレーンで吊りながら作業を行う必要があり、クレーンを占有する時間が長く工期を圧迫する。
【0007】
また特許文献1の方法では、CFT柱の製造時に予め可燃物や空隙を有する材料を鋼管の内周部に設けておく必要があり、CFT柱の製造に手間がかかる。また、可燃物や空隙を有する材料の無い既設のCFT柱には適用できない。
【0008】
特許文献2の方法では、CFT柱のコンクリートを折ることで分断するので、CFT柱はワイヤ等により転倒が防止されるものの大きく荷ぶれし、周囲の資機材や足場、作業員等と衝突する懸念があり、安全に施工をおこなうためには相応の注意を要する。
【0009】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、既存のCFT柱を容易に解体できる解体方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述した課題を解決するための本発明は、コンクリート充填鋼管柱の解体方法であって、前記コンクリート充填鋼管柱の鋼管の側面に孔を開ける工程と、前記孔に対応する位置で、前記鋼管の内部のコンクリートにコア孔を形成する工程と、前記コア孔に配置した火薬類または非火薬破砕剤を用い、前記コンクリートを上下に分断する工程と、前記コンクリートを上下に分断した後に、前記鋼管を上下に分断する工程と、を有することを特徴とする解体方法である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
鹿島建設株式会社
解体方法
1日前
鹿島建設株式会社
基礎構造
8日前
鹿島建設株式会社
エビ類育成漁礁
1日前
鹿島建設株式会社
水素貯蔵システム
6日前
鹿島建設株式会社
布板外れ防止治具
22日前
鹿島建設株式会社
養生材貼り付け器具
1か月前
鹿島建設株式会社
接合構造および接合方法
20日前
鹿島建設株式会社
センサケーブルの敷設方法
21日前
鹿島建設株式会社
一体性評価方法及び一体性評価装置
27日前
鹿島建設株式会社
接合構造および接合構造の構築方法
1か月前
鹿島建設株式会社
充填型鋼管コンクリート柱の監視システム
22日前
鹿島建設株式会社
境界ブロックの製作方法および境界ブロック
1か月前
鹿島建設株式会社
クレーン位置把握システム及びクレーン位置把握方法
28日前
鹿島建設株式会社
作業機械の作業分析システム及び作業機械の作業分析方法
14日前
鹿島建設株式会社
建設機械の作業管理方法
1か月前
個人
キャチクランプ
1か月前
個人
地下型マンション
6日前
個人
水害と共にある家
1か月前
個人
津波と共にある漁港
1か月前
個人
鋼管結合資材
6日前
個人
壁断熱パネル
1か月前
株式会社タナクロ
テント
9日前
積水樹脂株式会社
フェンス
2か月前
個人
パーティション
1か月前
個人
地滑りと共にある山荘
1か月前
GHL株式会社
建物
3か月前
個人
循環流水式屋根融雪装置
8日前
三協立山株式会社
構造体
21日前
三協立山株式会社
構造体
29日前
大成建設株式会社
合成柱
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
個人
ペグ
1か月前
鹿島建設株式会社
解体方法
1日前
ミサワホーム株式会社
住宅
2日前
続きを見る
他の特許を見る