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公開番号2025085716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2025040197,2024558889
出願日2025-03-13,2023-11-14
発明の名称建設機械の作業管理方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250529BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械が所定の作業領域内で作業を行う場合の施工効率を向上させる。
【解決手段】建設機械2の作業管理方法は、先行構成作業が行われる先行作業エリアと、先行構成作業が行われた後に行われる後行構成作業が行われる後行作業エリアと、を作業領域内に順次設定する作業エリア設定工程と、先行作業エリア内で行われる先行構成作業の完了を判定する作業完了判定工程と、を含む。先行構成作業及び後行構成作業の何れかは自動運転の建設機械2により行われ、作業エリア設定工程において、後行作業エリアは、作業完了判定工程で先行構成作業が完了したと判定された先行作業エリアの領域の範囲に設定され、新たな先行作業エリアは、作業完了判定工程で先行構成作業が完了したと判定された先行作業エリアの領域と重複しないように設定される。
【選択図】図5C
特許請求の範囲【請求項1】
所定の作業領域内において、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械によって、それぞれ順番に行われる複数の構成作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法であって、
先行構成作業が行われる先行作業エリアと、前記先行構成作業が行われた後に行われる後行構成作業が行われる後行作業エリアと、を前記作業領域内に順次設定する作業エリア設定工程と、
前記先行作業エリア内で行われる前記先行構成作業の完了を判定する作業完了判定工程と、を含み、
前記先行構成作業及び前記後行構成作業の何れかは自動運転の前記建設機械により行われ、
前記作業エリア設定工程において、
前記後行作業エリアは、前記作業完了判定工程で前記先行構成作業が完了したと判定された前記先行作業エリアの領域の範囲に設定され、
新たな先行作業エリアは、前記作業完了判定工程で前記先行構成作業が完了したと判定された前記先行作業エリアの領域と重複しないように設定される、
作業管理方法。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
所定の作業領域内において、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械によって(N-1)番目(Nは2以上の自然数)の構成作業が行われた後にN番目の構成作業が順番に行われるN個の構成作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法であって、
1番目の構成作業が行われる第1作業エリアからN番目の構成作業が行われる第N作業エリアまでのN個の作業エリアを前記作業領域内に順次設定する作業エリア設定工程と、
前記第1作業エリア内で行われる前記1番目の構成作業から第(N-1)作業エリア内で行われる(N-1)番目の構成作業までの(N-1)個の構成作業の完了を判定する作業完了判定工程と、を含み、
前記(N-1)番目の構成作業及び前記N番目の構成作業の何れかは自動運転の前記建設機械により行われ、
前記作業エリア設定工程において、
前記第N作業エリアは、前記作業完了判定工程で前記(N-1)番目の構成作業が完了したと判定された前記第(N-1)作業エリアの領域の範囲に設定され、
新たな第(N-1)作業エリアは、前記作業完了判定工程で前記(N-1)番目の構成作業が完了したと判定された前記第(N-1)作業エリアの領域と重複しないように設定される、
作業管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械の作業管理方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、オペレータによる操作を必要としない自動運転が可能な建設機械が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-8183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、施工効率を向上させるために、特許文献1に記載されるような自動運転可能な建設機械の導入が進められている。しかしながら、自動運転可能な建設機械が単独で作業を行ってすべての施工を完了させるわけではなく、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械が、予め指定された作業をそれぞれ順番に行うことによって施工を完了させるのが一般的である。
【0005】
このように自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械が所定の作業領域内で作業を行う場合に、各建設機械が指示された作業を銘々に実行してしまうと、例えば、先行工程を行う建設機械による作業が後行工程を行う建設機械によって阻害され、結果として施工効率が低下するおそれがある。
【0006】
本発明は、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械が所定の作業領域内で作業を行う場合の施工効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様によれば、所定の作業領域内において、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械によって、それぞれ順番に行われる複数の構成作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法は、先行構成作業が行われる先行作業エリアと、先行構成作業が行われた後に行われる後行構成作業が行われる後行作業エリアと、を作業領域内に順次設定する作業エリア設定工程と、先行作業エリア内で行われる先行構成作業の完了を判定する作業完了判定工程と、を含み、先行構成作業及び後行構成作業の何れかは自動運転の建設機械により行われ、作業エリア設定工程において、後行作業エリアは、作業完了判定工程で先行構成作業が完了したと判定された先行作業エリアの領域の範囲に設定され、新たな先行作業エリアは、作業完了判定工程で先行構成作業が完了したと判定された先行作業エリアの領域と重複しないように設定される。
【0008】
また、本発明の別のある態様によれば、所定の作業領域内において、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械によって(N-1)番目(Nは2以上の自然数)の構成作業が行われた後にN番目の構成作業が順番に行われるN個の構成作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法は、1番目の構成作業が行われる第1作業エリアからN番目の構成作業が行われる第N作業エリアまでのN個の作業エリアを作業領域内に順次設定する作業エリア設定工程と、第1作業エリア内で行われる1番目の構成作業から第(N-1)作業エリア内で行われる(N-1)番目の構成作業までの(N-1)個の構成作業の完了を判定する作業完了判定工程と、を含み、(N-1)番目の構成作業及びN番目の構成作業の何れかは自動運転の建設機械により行われ、作業エリア設定工程において、第N作業エリアは、作業完了判定工程で(N-1)番目の構成作業が完了したと判定された第(N-1)作業エリアの領域の範囲に設定され、新たな第(N-1)作業エリアは、作業完了判定工程で(N-1)番目の構成作業が完了したと判定された第(N-1)作業エリアの領域と重複しないように設定される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る作業管理方法の実行に適した作業管理システムの全体構成を示す概念図である。
図2は、作業管理システムにおける現場管理部及び建設機械の概略構成を示す構成図である。
図3は、作業管理システムの作業管理部の機能を説明するためのブロック図である。
図4Aは、作業エリアで行われる作業の一例を説明するための図である。
図4Bは、作業エリアで行われる作業の一例を説明するための図である。
図4Cは、作業エリアで行われる作業の一例を説明するための図である。
図4Dは、作業エリアで行われる作業の一例を説明するための図である。
図5Aは、図4A,図4B,図4C及び図4Dに示される作業の作業エリアについて説明するための図である。
図5Bは、図5Aに示される作業エリアに続いて設定される作業エリアについて説明するための図である。
図5Cは、図5Bに示される作業エリアに続いて設定される作業エリアについて説明するための図である。
図5Dは、図5Cに示される作業エリアに続いて設定される作業エリアについて説明するための図である。
図5Eは、図5Dに示される作業エリアに続いて設定される作業エリアについて説明するための図である。
図5Fは、図5Aに示される作業エリアに続いて設定される作業エリアの他の例について説明するための図である。
図6は、本発明の実施形態に係る作業管理方法の処理の流れを示す図である。
図7Aは、作業エリアで行われる作業の他の例を説明するための図である。
図7Bは、作業エリアで行われる作業の他の例を説明するための図である。
図7Cは、作業エリアで行われる作業の他の例を説明するための図である。
図8Aは、図7A,図7B及び図7Cに示される作業の作業エリアについて説明するための図である。
図8Bは、図8Aに示される作業エリアに続いて設定される作業エリアについて説明するための図である。
図8Cは、図8Bに示される作業エリアに続いて設定される作業エリアについて説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る作業管理方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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