TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025073609
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184539
出願日
2023-10-27
発明の名称
ドライブレコーダ装置、映像記録方法及びプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G07C
5/00 20060101AFI20250502BHJP(チェック装置)
要約
【課題】車両のイグニッション電源オフ時に映像記録を開始するか否かの判定に用いられる加速度閾値を適切な値にする。
【解決手段】ドライブレコーダ装置16は、車両1のイグニッション電源14がオフにされている時に予め定められた加速度閾値以上の衝撃が加速度センサ13によって検出された場合に映像記録を開始する制御部163Cと、車両1のドアが開状態から閉状態に変化したか否かを判定する判定部163Bと、ドアが開状態から閉状態に変化した場合に、ドアが開状態から閉状態に変化した第1時点と第1時点から所定時間遡った第2時点との間の学習用期間中に加速度センサ13によって検出された衝撃を用いて加速度閾値の学習を行う学習部163Dとを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のイグニッション電源がオフにされている時に予め定められた加速度閾値以上の衝撃が加速度センサによって検出された場合に映像記録を開始する制御部と、
前記車両のドアが開状態から閉状態に変化したか否かを判定する判定部と、
前記ドアが開状態から閉状態に変化した場合に、前記ドアが開状態から閉状態に変化した第1時点と前記第1時点から所定時間遡った第2時点との間の学習用期間中に前記加速度センサによって検出された衝撃を用いて前記加速度閾値の学習を行う学習部とを備えるドライブレコーダ装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記学習部は、
前記加速度閾値が、前記ドアが開状態から閉状態に変化した時に前記加速度センサによって検出される衝撃より大きくなり、かつ、事故が発生した時に前記加速度センサによって検出される衝撃以下になるように、前記加速度閾値の学習を行う、請求項1に記載のドライブレコーダ装置。
【請求項3】
前記学習部は、
前記学習用期間中に前記加速度センサによって検出された衝撃のうちの事故の発生に伴う衝撃を、前記加速度閾値の学習に用いない、請求項1に記載のドライブレコーダ装置。
【請求項4】
ドライブレコーダ装置が、車両のイグニッション電源がオフにされている時に予め定められた加速度閾値以上の衝撃が加速度センサによって検出された場合に映像記録を開始する制御ステップと、
前記ドライブレコーダ装置が、前記車両のドアが開状態から閉状態に変化したか否かを判定する判定ステップと、
前記ドライブレコーダ装置が、前記ドアが開状態から閉状態に変化した場合に、前記ドアが開状態から閉状態に変化した第1時点と前記第1時点から所定時間遡った第2時点との間の学習用期間中に前記加速度センサによって検出された衝撃を用いて前記加速度閾値の学習を行う学習ステップとを備える映像記録方法。
【請求項5】
プロセッサに、
車両のイグニッション電源がオフにされている時に予め定められた加速度閾値以上の衝撃が加速度センサによって検出された場合に映像記録を開始する制御ステップと、
前記車両のドアが開状態から閉状態に変化したか否かを判定する判定ステップと、
前記ドアが開状態から閉状態に変化した場合に、前記ドアが開状態から閉状態に変化した第1時点と前記第1時点から所定時間遡った第2時点との間の学習用期間中に前記加速度センサによって検出された衝撃を用いて前記加速度閾値の学習を行う学習ステップとを実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ドライブレコーダ装置、映像記録方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加速度センサによって振動が検知された場合にカメラによる映像の撮影および撮影された映像の記録を開始し、加速度センサによって振動が検知されてから所定時間以内に車両のドアの開閉信号が検知された場合に映像の記録を中止する技術について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-75765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術のように、加速度センサによって検出された衝撃のタイミングだけから、車両のドアが開状態から閉状態に変化したか、あるいは、事故が発生したかを判断しようとすると、車両のドアが開状態から閉状態に変化したタイミングと事故が発生したタイミングとが重なった場合に、映像を記録できないおそれがある。
加速度閾値を設定することによって、車両のドアが開状態から閉状態に変化したか、あるいは、事故が発生したかを判断しようとしても、適切な加速度閾値は、車両によって異なり、また、加速度センサの搭載位置によっても異なるため、加速度閾値を適切な値にすることは、容易ではない。
【0005】
上述した点に鑑み、本開示は、車両のイグニッション電源オフ時に映像記録を開始するか否かの判定に用いられる加速度閾値を適切な値にすることができるドライブレコーダ装置、映像記録方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、車両のイグニッション電源がオフにされている時に予め定められた加速度閾値以上の衝撃が加速度センサによって検出された場合に映像記録を開始する制御部と、前記車両のドアが開状態から閉状態に変化したか否かを判定する判定部と、前記ドアが開状態から閉状態に変化した場合に、前記ドアが開状態から閉状態に変化した第1時点と前記第1時点から所定時間遡った第2時点との間の学習用期間中に前記加速度センサによって検出された衝撃を用いて前記加速度閾値の学習を行う学習部とを備えるドライブレコーダ装置である。
本開示の一態様は、ドライブレコーダ装置が、車両のイグニッション電源がオフにされている時に予め定められた加速度閾値以上の衝撃が加速度センサによって検出された場合に映像記録を開始する制御ステップと、前記ドライブレコーダ装置が、前記車両のドアが開状態から閉状態に変化したか否かを判定する判定ステップと、前記ドライブレコーダ装置が、前記ドアが開状態から閉状態に変化した場合に、前記ドアが開状態から閉状態に変化した第1時点と前記第1時点から所定時間遡った第2時点との間の学習用期間中に前記加速度センサによって検出された衝撃を用いて前記加速度閾値の学習を行う学習ステップとを備える映像記録方法である。
本開示の一態様は、プロセッサに、車両のイグニッション電源がオフにされている時に予め定められた加速度閾値以上の衝撃が加速度センサによって検出された場合に映像記録を開始する制御ステップと、前記車両のドアが開状態から閉状態に変化したか否かを判定する判定ステップと、前記ドアが開状態から閉状態に変化した場合に、前記ドアが開状態から閉状態に変化した第1時点と前記第1時点から所定時間遡った第2時点との間の学習用期間中に前記加速度センサによって検出された衝撃を用いて前記加速度閾値の学習を行う学習ステップとを実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両のイグニッション電源オフ時に映像記録を開始するか否かの判定に用いられる加速度閾値を適切な値にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のドライブレコーダ装置16が適用された車両1の一例を示す図である。
第1実施形態のドライブレコーダ装置16のプロセッサ163によって実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本開示のドライブレコーダ装置、映像記録方法及びプログラムの実施形態について説明する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は第1実施形態のドライブレコーダ装置16が適用された車両1の一例を示す図である。
図1に示す例では、車両1が、カメラ11と、ドア開閉センサ12と、加速度センサ13と、イグニッション電源14と、常時電源15と、ドライブレコーダ装置16とを備えている。
図1に示す例では、車両1が、周辺状況センサとしてカメラ11を備え、車両状態センサとしてドア開閉センサ12と加速度センサ13とを備えているが、他の例では、車両1が、カメラ11以外の周辺状況センサ(例えば、LiDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)、レーダー、ソナー等)を備えていたり、ドア開閉センサ12及び加速度センサ13以外の車両状態センサ(例えばヨーレートセンサ等)を備えていたりしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社バンダイ
物品供給装置
23日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
14日前
沖電気工業株式会社
紙葉類取扱装置
7日前
JRCモビリティ株式会社
車両搭載装置
8日前
グローリー株式会社
硬貨処理装置
1日前
株式会社寺岡精工
登録装置、設定方法
7日前
株式会社寺岡精工
システム、監視装置
18日前
株式会社イシダ
商品処理装置
14日前
旭精工株式会社
コイン搬送装置およびコイン処理装置
8日前
株式会社バンダイ
物品供給装置及び物品供給システム
2日前
株式会社バンダイ
物品供給装置及び物品供給システム
2日前
株式会社寺岡精工
登録装置、プログラム
7日前
株式会社寺岡精工
精算装置及びプログラム
24日前
株式会社寺岡精工
システム、およびプログラム
7日前
富士電機株式会社
自動販売機
8日前
富士電機株式会社
紙幣処理装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
7日前
グローリー株式会社
貨幣処理システム
3日前
林テレンプ株式会社
車両検知装置および駐車制御装置
16日前
オムロン株式会社
情報取得装置、及び自動改札機
18日前
トヨタ自動車株式会社
車両用録画システム
7日前
グローリー株式会社
紙葉類集積装置および紙葉類処理装置
24日前
トヨタ自動車株式会社
認証ゲート
1日前
株式会社Dreato
ゴルフマット貸出機、ゴルフマット貸出システム
14日前
東芝テック株式会社
商品販売データ処理装置
15日前
東芝テック株式会社
物品検出及び推定システム
14日前
株式会社バンダイ
物品供給装置
22日前
東芝テック株式会社
情報処理装置及びプログラム
22日前
東芝テック株式会社
商品登録装置及びプログラム
22日前
東芝テック株式会社
買い物カート
今日
株式会社デンソーテン
ドライブレコーダおよび制御方法
今日
東芝テック株式会社
無線タグ読取装置およびプログラム
1日前
グローリー株式会社
貨幣処理システム、及び、貨幣処理方法
15日前
東芝テック株式会社
販売データ処理装置およびプログラム
16日前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム
7日前
続きを見る
他の特許を見る