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公開番号2025074438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185228
出願日2023-10-30
発明の名称点灯回路、および、点灯装置
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類H05B 45/48 20200101AFI20250507BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】互いに直列に接続された第1の光源と第2の光源とに対して互いに異なる電流を流して同時点灯させる。
【解決手段】点灯回路は、互いに直列に接続された第1の光源と第2の光源とを点灯させる。点灯回路は、第1の光源と第2の光源とが直列に接続される接続ラインに駆動電流を出力する駆動回路と、第2の光源に並列に接続され、第2の光源の点灯を指示する点灯制御信号の入力に基づきオン状態からオフ状態になるバイパススイッチと、第1の光源または第2の光源に並列に接続される並列ラインと、バイパススイッチがオフ状態であることを条件に、駆動回路から出力される駆動電流の一部を並列ラインに流す分流回路と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに直列に接続された第1の光源と第2の光源とを点灯させる点灯回路であって、
前記第1の光源と前記第2の光源とが直列に接続される接続ラインに駆動電流を出力する駆動回路と、
前記第2の光源に並列に接続され、前記第2の光源の点灯を指示する点灯制御信号の入力に基づきオン状態からオフ状態になるバイパススイッチと、
前記第1の光源または前記第2の光源に並列に接続される並列ラインと、
前記バイパススイッチが前記オフ状態であることを条件に、前記駆動回路から出力される前記駆動電流の一部を前記並列ラインに流す分流回路と、を備える点灯回路。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1に記載の点灯回路であって、
前記第2の光源は、前記第1の光源に対して低電位側に配置され、
前記並列ラインは、前記第1の光源に並列に接続されている、点灯回路。
【請求項3】
請求項1に記載の点灯回路であって、
前記第2の光源は、前記第1の光源に対して低電位側に配置され、
前記並列ラインは、前記第2の光源に並列に接続されている、点灯回路。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の点灯回路であって、
前記分流回路は、前記接続ラインの電圧が、前記第1の光源と前記第2の光源との電圧降下の合計値に相関する第1の閾値以下である場合に、前記並列ラインへの分流を停止し、前記接続ラインの電圧が、前記第1の閾値よりも大きい場合に、前記並列ラインへの分流を行う構成である、点灯回路。
【請求項5】
請求項4に記載の点灯回路であって、
前記並列ラインは、前記第1の光源と前記第2の光源とのうち、高電位側に配置された光源に並列に接続され、
さらに、前記接続ラインの電圧が、前記第1の閾値よりも高い過電圧保護用の第2の閾値以上であることを条件に、前記分流回路による前記並列ラインへの分流を禁止する保護回路を備える、点灯回路。
【請求項6】
前記第1の光源と、
前記第2の光源と、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の点灯回路と、を備える、点灯装置。
【請求項7】
請求項6に記載の点灯装置であって、
前記点灯装置は、車両に搭載され、
前記第1の光源と前記第2の光源とのうち、前記バイパススイッチに並列に接続される光源がハイビームであり、前記バイパススイッチに並列に接続されない光源がロービームである、点灯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、点灯回路、および、点灯装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、互いに直列に接続されたロービームとハイビームとを点灯させる点灯回路が知られている。この点灯回路は、いわゆるバイパス方式の点灯回路であり、1つの駆動回路とバイパススイッチとを備えている。駆動回路は、ロービームとハイビームとが直列に接続される接続ラインに駆動電流を出力する。バイパススイッチは、ハイビームに並列に接続されており、ハイビームの点灯を指示する点灯制御信号の入力に基づきオン(閉)状態からオフ(開)状態になる。このような構成により、点灯回路は、バイパススイッチがオン状態のときにロービームだけを点灯させる単独点灯と、バイパススイッチがオフ状態のときにロービームとハイビームとの両方を点灯させる同時点灯とを選択的に実行することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-156913号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のバイパス方式の点灯回路では、ロービームとハイビームとを共通の接続ラインに直列に接続されている。このため、従来のバイパス方式の点灯回路では、ロービームとハイビームとのそれぞれに対して、大きさが互いに異なる電流を流す点灯パターンに対応できないという問題があった。
【0005】
なお、このような課題は、ロービームおよびハイビームに限らず、共通の接続ラインに互いに直列接続される第1の光源と第2の光源とをバイパス方式で点灯させる点灯回路であれば共通する課題である。
【0006】
本明細書では、上述した課題の少なくとも1つを解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【0008】
(1)本明細書に開示される点灯回路は、互いに直列に接続された第1の光源と第2の光源とを点灯させる点灯回路であって、前記第1の光源と前記第2の光源とが直列に接続される接続ラインに駆動電流を出力する駆動回路と、前記第2の光源に並列に接続され、前記第2の光源の点灯を指示する点灯制御信号の入力に基づきオン状態からオフ状態になるバイパススイッチと、前記第1の光源または前記第2の光源に並列に接続される並列ラインと、前記バイパススイッチが前記オフ状態であることを条件に、前記駆動回路から出力される前記駆動電流の一部を前記並列ラインに流す分流回路と、を備える。
【0009】
本構成では、バイパススイッチがオフ状態であることを条件に、駆動回路から出力される駆動電流の一部が並列ラインに流れる。その結果、並列ラインに対して並列に接続される光源(第1の光源または第2の光源)に流れる電流を減少させることができる。すなわち、本構成によれば、互いに直列に接続された第1の光源と第2の光源とに対して互いに異なる電流を流して同時点灯させることができる。
【0010】
(2)上記点灯回路において、前記第2の光源は、前記第1の光源に対して低電位側に配置され、前記並列ラインは、前記第1の光源に並列に接続されている構成としてもよい。本構成によれば、高電位側に配置された第1の光源に流す電流を、低電位側に配置された第2の光源に流す電流に対して相対的に減少させつつ、第1の光源と第2の光源とを同時点灯させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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