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公開番号
2025076188
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187991
出願日
2023-11-01
発明の名称
搬送装置、および搬送装置の調整方法
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B66F
7/02 20060101AFI20250508BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】プーリの位置の調整に要する時間を短縮可能な搬送装置などを実現する。
【解決手段】搬送装置(1)は、キャリッジ(20)を昇降移動させるベルト(30)が巻掛けられたプーリ(41)と、プーリが嵌入されたシャフト(42)と、シャフトに嵌入されているカラー(45)と、シャフトに挿入されているスペーサ(46)とを備え、スペーサは開環部を有し、カラーおよびスペーサによってシャフトの軸方向におけるプーリの位置が定まっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、
前記支持体に昇降可能に支持された昇降台と、
前記昇降台から張られた、前記昇降台を昇降移動させるためのベルトと、
前記ベルトが巻掛けられたプーリと、
前記プーリが嵌入されたシャフトと、
前記シャフトの軸方向における前記プーリの両側に位置している固定部材と、
前記固定部材に前記シャフトを回動可能に保持させている一対のベアリングユニットと、
それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ嵌入されている円筒部材と、
前記シャフトに抜き挿しし得るようにするための開環部を有した環状部材であって、それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ挿入されている環状部材と、を備え、
前記円筒部材および前記環状部材によって、前記シャフトの軸方向における、一対の前記ベアリングユニットの間での前記プーリの位置が定まっている、搬送装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記シャフトの軸方向における前記円筒部材の長さは、当該軸方向における前記環状部材の厚さよりも大きい、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記環状部材は前記プーリに固定されている、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記シャフトは、大径部、および、前記大径部よりも径が小さい小径部を有し、
前記小径部は、前記シャフトの一端を含み、
一対の前記ベアリングユニットと、前記プーリと、前記固定部材と、前記環状部材とは、前記小径部に配置されている、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項5】
支持体と、
前記支持体に昇降可能に支持された昇降台と、
前記昇降台から張られた、前記昇降台を昇降移動させるためのベルトと、
前記ベルトが巻掛けられたプーリと、
前記プーリが嵌入されたシャフトと、
前記シャフトの軸方向における前記プーリの両側に位置している固定部材と、
前記固定部材に前記シャフトを回動可能に保持させている一対のベアリングユニットと、
それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ嵌入されている円筒部材と、
前記シャフトに抜き挿しし得るようにするための開環部を有した環状部材であって、それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ挿入されている環状部材と、を備える搬送装置の調整方法であって、
前記プーリおよび前記円筒部材を前記シャフトから取り外すこと無く、前記環状部材としての第1環状部材を前記シャフトから除去する除去ステップと、
前記第1環状部材とは厚みの異なる、前記環状部材としての第2環状部材を、前記第1環状部材に換えて挿入する挿入ステップと、を含む、搬送装置の調整方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は搬送装置、および搬送装置の調整方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1に開示されているように、マスト(支柱)に沿って昇降する昇降台に物品を搭載し搬送するスタッカクレーンなどの搬送装置が知られている。当該スタッカクレーンにおいて、昇降台を昇降駆動するための昇降駆動機構は、昇降駆動モータからの駆動力によって、吊りベルトを正逆自在に移動させる駆動プーリを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5983752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
搬送装置の組み立て時に、吊りベルトの製造時の歪みなどにより、駆動プーリの位置と吊りベルトの位置とにズレが生じる場合がある。この場合、ベルトが駆動プーリのエッジにかかるとベルトが破断する可能性があるため、昇降台に接続されたベルトの位置に合わせるように駆動プーリの位置を調整する必要がある。従来、駆動プーリの位置を調整するためには、昇降駆動モータから駆動プーリを取り外す必要があり、作業に多大な時間を要するという問題があった。
【0005】
本願発明は、プーリの位置の調整に要する時間を短縮可能な搬送装置などを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る搬送装置は、支持体と、前記支持体に昇降可能に支持された昇降台と、前記昇降台から張られた、前記昇降台を昇降移動させるためのベルトと、前記ベルトが巻掛けられたプーリと、前記プーリが嵌入されたシャフトと、前記シャフトの軸方向における前記プーリの両側に位置している固定部材と、前記固定部材に前記シャフトを回動可能に保持させている一対のベアリングユニットと、それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ嵌入されている円筒部材と、前記シャフトに抜き挿しし得るようにするための開環部を有した環状部材であって、それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ挿入されている環状部材と、を備え、前記円筒部材および前記環状部材によって、前記シャフトの軸方向における、一対の前記ベアリングユニットの間での前記プーリの位置が定まっている。
【0007】
また、本発明の一態様に係る搬送装置の調整方法は、支持体と、前記支持体に昇降可能に支持された昇降台と、前記昇降台から張られた、前記昇降台を昇降移動させるためのベルトと、前記ベルトが巻掛けられたプーリと、前記プーリが嵌入されたシャフトと、前記シャフトの軸方向における前記プーリの両側に位置している固定部材と、前記固定部材に前記シャフトを回動可能に保持させている一対のベアリングユニットと、それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ嵌入されている円筒部材と、前記シャフトに抜き挿しし得るようにするための開環部を有した環状部材であって、それぞれの前記ベアリングユニットと前記プーリとの間において、前記シャフトにそれぞれ挿入されている環状部材と、を備える搬送装置の調整方法であって、前記プーリおよび前記円筒部材を前記シャフトから取り外すこと無く、前記環状部材としての第1環状部材を前記シャフトから除去する除去ステップと、前記第1環状部材とは厚みの異なる、前記環状部材としての第2環状部材を、前記第1環状部材に換えて挿入する挿入ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、プーリの位置を調整する作業時間を短縮可能な搬送装置などを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る、搬送装置の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る、駆動部の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る、駆動部の正面図である。
本発明の一実施形態に係る、環状部材の平面図である。
本発明の一実施形態に係る、従動プーリの斜視図である。
本発明の一実施形態に係る、搬送装置の調整方法を示す駆動部の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る、搬送装置の調整方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図1~図4を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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