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公開番号
2025077140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189113
出願日
2023-11-06
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/46 20060101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】基板接続部間の沿面距離を確保したうえで、実装する対象の回路基板に対する位置決め精度を向上させることができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、ハウジング30と、ハウジング30に収容される一対の端子金具10と、を備えている。各端子金具10は、ハウジング30の端子固定部30Aの下面30N(一面)から突出して回路基板S1の接続孔H1の内部に配置される基板接続部10Bを有している。ハウジング30は、隣接する基板接続部10Bの間に配置されてハウジング30の端子固定部30Aの下面30N(一面)から下向きに突出する板状の絶縁壁30Dを有している。絶縁壁30Dの突出端は、基板接続部10Bの突出端よりもハウジング30の端子固定部30Aの下面30N(一面)から離れている。絶縁壁30Dは、回路基板S1の挿通孔H2に位置決め状態で配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容される複数の端子金具と、
を備え、
各前記端子金具は、前記ハウジングの一面から突出して回路基板の接続孔の内部に配置される基板接続部を有し、
前記ハウジングは、隣接する前記基板接続部の間に配置されて前記一面から突出する板状の絶縁壁を有し、
前記絶縁壁の突出端は、前記基板接続部の突出端よりも前記ハウジングの前記一面から離れており、
前記絶縁壁は、前記回路基板の挿通孔に位置決め状態で配置される、コネクタ。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記絶縁壁は、突出方向に平面状に拡がる複数の壁面を有し、
複数の前記壁面のうちの少なくとも一つには、前記突出方向に延びて前記接続孔の内周面に接触するリブが突出して形成されており、
前記リブの前記突出方向の先端部は、先端に向けて先細りに形成された案内傾斜面を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記絶縁壁の突出端部は、先細りに形成された先細り面を有し、
各前記基板接続部が並ぶ方向から見ると前記先細り面は、各前記基板接続部の外形よりも外方に位置する、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記一面から凹んで前記絶縁壁の基端部を包囲する凹部を有し、
前記基端部には、前記凹部内において前記凹部の底面に向かって拡がるように傾斜した湾曲面が形成されている、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コネクタから突出する複数の出力突起部を有した高圧電源用接続具が開示されている。この高圧電源用接続具は、隣り合う出力突起部の間を仕切るようにリブが設けられている。これにより、隣り合う出力突起部同士を遮断している。特許文献1と同様の構成が特許文献2にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3-32376号公報
特開2005-50745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような高圧電源用接続具を基板に取り付ける場合、出力突起部及びリブを基板に形成された受孔及びリブ孔に挿入することになる。相手の接続具との嵌合を考慮すると、基板に対する高圧電源用接続具のずれが生じないようにすることが好ましい。
【0005】
そこで、本開示は、基板接続部間の沿面距離を確保したうえで、実装する対象の回路基板に対する位置決め精度を向上させることができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、
ハウジングと、
前記ハウジングに収容される複数の端子金具と、
を備え、
各前記端子金具は、前記ハウジングの一面から突出して回路基板の接続孔の内部に配置される基板接続部を有し、
前記ハウジングは、隣接する前記基板接続部の間に配置されて前記一面から突出する板状の絶縁壁を有し、
前記絶縁壁の突出端は、前記基板接続部の突出端よりも前記ハウジングの前記一面から離れており、
前記絶縁壁は、前記回路基板の挿通孔に位置決め状態で配置される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、基板接続部間の沿面距離を確保したうえで、実装する対象の回路基板に対するコネクタの位置決め精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの側断面図である。
図2は、回路基板に取り付けられたコネクタを下方から見た底断面図である。
図3は、端子金具の斜視図である。
図4は、コネクタの端子固定部を下方から見た斜視図である。
図5は、回路基板に取り付けられたコネクタの基板接続部、及び絶縁壁を左方から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)ハウジングと、
前記ハウジングに収容される複数の端子金具と、
を備え、
各前記端子金具は、前記ハウジングの一面から突出して回路基板の接続孔の内部に配置される基板接続部を有し、
前記ハウジングは、隣接する前記基板接続部の間に配置されて前記一面から突出する板状の絶縁壁を有し、
前記絶縁壁の突出端は、前記基板接続部の突出端よりも前記ハウジングの前記一面から離れており、
前記絶縁壁は、前記回路基板の挿通孔に位置決め状態で配置される、コネクタ。
【0010】
(1)のコネクタは、絶縁壁によって回路基板に対して位置決めされるので、回路基板にコネクタを取り付ける際に回路基板に対してコネクタがずれてしまうような事態を避けることができる。ここで、位置決め状態とは、挿通孔の貫通方向に直交する向きに絶縁壁がたつくことなく挿通孔に配置された状態を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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