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公開番号
2025078185
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190579
出願日
2023-11-08
発明の名称
コンクリートフィニッシャ及びコンクリート舗装の施工方法
出願人
株式会社NIPPO
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
19/48 20060101AFI20250513BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】コンクリートフィニッシャ及びコンクリート舗装の施工方法において、生コンクリートの敷均し高さの精度を向上させる。
【解決手段】コンクリートフィニッシャ100は、コンクリート舗装の施工箇所に配置された一対の型枠110の上を移動する本体120と、本体120に取り付けられたスクリードプレート130と、スクリードプレート130に取り付けられたバイブレータ140と、生コンクリートの敷均し高さの基準を規定する高さ規定部材160と、を有している。高さ規定部材160は、長尺形状かつ矩形形状の第1の板部材と、第1の板部材から垂直に立ち上がる長尺形状かつ矩形形状の第2の板部材と、を含んでいる。そして、第1の板部材が、スクリードプレート130の下面と平行に配置され、第2の板部材が、本体120の移動方向の前方から見て、第1の板部材の前端面が目視可能な位置に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリート舗装の施工箇所に平行に配置された一対の型枠の上を移動する本体と、
前記本体の所定箇所に取り付けられたスクリードプレートと、
前記スクリードプレートに取り付けられた少なくとも1つのバイブレータと、
前記本体の移動方向について前記スクリードプレートの前方に配置され、レディーミクストコンクリートの敷均し高さの基準を規定する高さ規定部材と、
を有し、
前記高さ規定部材は、長尺形状かつ矩形形状の第1の板部材と、前記第1の板部材から垂直に立ち上がる長尺形状かつ矩形形状の第2の板部材と、を含み、
前記第1の板部材が、前記スクリードプレートの下面と平行に配置され、
前記第2の板部材が、前記本体の移動方向の前方から見て、前記第1の板部材の前端面が目視可能な位置に固定された、
コンクリートフィニッシャ。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記高さ規定部材は、前記スクリードプレートの全長に亘って当該スクリードプレートと平行に配置された、
請求項1に記載のコンクリートフィニッシャ。
【請求項3】
前記高さ規定部材は、H形鋼、T形鋼、アングル鋼及びチャンネル鋼のいずれかから構成された、
請求項1に記載のコンクリートフィニッシャ。
【請求項4】
前記スクリードプレート及び前記高さ規定部材が一体となって、前記本体に対して上下方向に移動可能に配置された、
請求項1に記載のコンクリートフィニッシャ。
【請求項5】
前記高さ規定部材における第1の板部材の前方に位置する底面は、前方に向かうにつれて徐々に高くなるテーパ面に形成された、
請求項1に記載のコンクリートフィニッシャ。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか1つに記載のコンクリートフィニッシャを使用してコンクリート舗装を施工するとき、前記高さ規定部材の第1の板部材の上面を基準としてレディーミクストコンクリートを敷き均しつつ、前記コンクリートフィニッシャを移動させ、前記バイブレータを作動させて前記スクリードプレートでレディーミクストコンクリートを締め固める、
コンクリート舗装の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリートフィニッシャ及びコンクリート舗装の施工方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート舗装を施工する機械として、特開2009-35900号公報(特許文献1)に記載されるような簡易型のコンクリートフィニッシャが知られている。簡易型のコンクリートフィニッシャは、コンクリート舗装の施工箇所に平行に配置された一対の型枠の上を移動する本体と、本体の所定箇所に取り付けられたスクリードプレートと、スクリードに取り付けられたバイブレータと、を有している。そして、スクリードプレートの前方にレディーミクストコンクリート(以下「生コンクリート」と略記する。)を敷き均しつつコンクリートフィニッシャを移動させ、バイブレータを作動させた状態でスクリードプレートによって生コンクリートを締め固める。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-35900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、スクリードプレートの前方に敷き均される生コンクリートは、例えば、所要の荷重支持力を得るため、所定厚さに敷き均されなければならない。このため、スクリードプレートの前方において左右方向に延びる角形鋼管を配置し、その下面を敷き均し高さの基準として、例えば、作業者が舗装用レーキを使用して生コンクリートを敷き均していた。しかしながら、角形鋼管の前面が生コンクリートで覆われると、作業者は角形鋼管の下面を目視できず、生コンクリートを所定高さに敷き均すことが困難となってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、生コンクリートの敷均し高さの精度を向上させることができる、コンクリートフィニッシャ及びコンクリート舗装の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
コンクリートフィニッシャは、コンクリート舗装の施工箇所に平行に配置された一対の型枠の上を移動する本体と、本体の所定箇所に取り付けられたスクリードプレートと、スクリードプレートに取り付けられた少なくとも1つのバイブレータと、本体の移動方向についてスクリードプレートの前方に配置され、生コンクリートの敷均し高さの基準を規定する高さ規定部材と、を有している。高さ規定部材は、長尺形状かつ矩形形状の第1の板部材と、第1の板部材から垂直に立ち上がる長尺形状かつ矩形形状の第2の板部材と、を含んでいる。そして、第1の板部材が、スクリードプレートの下面と平行に配置され、第2の板部材が、本体の移動方向の前方から見て、第1の板部材の前端面が目視可能な位置に固定されている。
【0007】
コンクリート舗装の施工方法では、上記のようなコンクリートフィニッシャを使用してコンクリート舗装を施工するとき、高さ規定部材の第1の板部材の上面を基準として生コンクリートを敷き均しつつ、コンクリートフィニッシャを移動させ、バイブレータを作動させてスクリードプレートで生コンクリートを締め固める。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コンクリートフィニッシャ及びコンクリート舗装の施工方法において、生コンクリートの敷均し高さの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
コンクリートフィニッシャの一例を示す斜視図である。
コンクリートフィニッシャの一例を示す平面図である。
図2におけるA-A断面図である。
図2におけるB-B断面図である。
コンクリート舗装を施工する第1工程の説明図である。
コンクリート舗装を施工する第2工程の説明図である。
コンクリート舗装を施工する第3工程の説明図である。
コンクリート舗装を施工する第4工程の説明図である。
高さ規定部材の変形例を示す横断面図である。
高さ規定部材の他の例を示す横断面図である。
高さ規定部材の他の例を示す横断面図である。
高さ規定部材の他の例を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1~図4は、本実施形態を適用可能なコンクリートフィニッシャ100の一例を示している。なお、以下説明するコンクリートフィニッシャ100は、あくまで本実施形態を適用可能な例示にすぎず、その構成に限定されると解釈すべきではないことに留意されたい。従って、当業者であれば、本実施形態の技術的範囲内において任意に変更及び修正が可能であることはいうまでもない。
(【0011】以降は省略されています)
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