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公開番号
2025076636
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188350
出願日
2023-11-02
発明の名称
倉庫出入口ガード機構
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
E01F
13/02 20060101AFI20250509BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】倉庫の出入口を構成する自動扉やその周囲の壁とフォークリフトの各部位との衝突を未然に防止することが可能な機能と形状を備えた倉庫出入口ガード機構を提供することを目的とする。
【解決手段】荷物の倉庫において、荷役運搬車両で倉庫出入口を通過して荷物を搬入・搬出する際に、前記倉庫出入口を構成する自動扉やその周囲の壁と前記荷役運搬車両の各部位との衝突を未然に防止するために、前記荷役運搬車両との衝突により傾動し、衝突が解除された場合は垂直に復元する復元機構を備えた門型ガードポストを、前記倉庫出入口を囲うように出口側・入口側それぞれに垂直に立設していることを特徴とする倉庫出入口ガード機構とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
荷物の保管倉庫において、
荷役運搬車両による荷物の搬入出に際し、前記荷役運搬車両が前記保管倉庫の搬入出口を構成する壁面と衝突することを防止する倉庫出入口ガード機構であって、
前記搬入出口の左右側端部近傍の床面に設置され弾性作用を有する復元機構と、
前記復元機構上に設置され、前記搬入出口の開口に沿って設けられたガードポストと、
前記荷役運搬車両の各部位または前記荷役運搬車両に支持された荷物が前記ガードポストの上方に位置することを検出して検出信号を出力する対物センサと、
前記対物センサの前記検出信号に連動して、前記荷役運搬車両が前記搬入出口に接触する虞があることを伝達する報知手段と、
を備える倉庫出入口ガード機構。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記ガードポストは、
左右の前記復元機構の上面に垂直に立設した左右のガードポール部と、
左右の前記ガードポール部の上端部間に架設された上部ポール部と、
を含み、
前記上部ポール部は、
左右の前記ガードポール部に基端部を連結した支持部と、
前記支持部の先端部間に一定の荷重が生起されると破断する連結部を介して水平状に架設した水平部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の倉庫出入口ガード機構。
【請求項3】
前記ガードポストは、
左右の前記ガードポール部と前記上部ポール部の前記支持部とを接合する連結手段に支持され、前記ガードポール部の内部空間に垂設された錘を含み、
前記荷役運搬車両との衝突により傾動した際、左右の前記ガードポール部の内周面と前記錘とが衝突して衝突音が生起されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の倉庫出入り口ガード機構。
【請求項4】
左右の前記ガードポール部は、少なくとも1個以上の出音孔を外周表面に有することを特徴とする請求項3に記載の倉庫出入り口ガード機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、倉庫出入口を構成する自動扉及びその周囲の壁面が荷役運搬車両との衝突により損傷することを防止する倉庫出入口ガード機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、大型の荷物を保管する倉庫内には、複数の荷物の保管スペースを確保するために、複数の保管棚が多段式に構築されている。このような保管棚から荷物を搬入・搬出する際には荷役運搬車両(以下、フォークリフトともいう)が好適に用いられている。そして、倉庫内に大型の荷物を搬入する際には、フォークリフトにより保管する荷物を倉庫出入口から搬入して保管棚に保管し、倉庫内の荷物を搬出する際には、同様にフォークリフトにより保管棚に保管した荷物を倉庫出入口から倉庫外部に搬出している。
【0003】
また、近年では、荷物の保管倉庫は大型化しているため、倉庫内の多段式の保管棚も高段で設置されている。このため、荷物の運搬に使用されるフォークリフトも、高いところの保管棚に荷物を搬入・搬出することができる高マストのフォークリフトが好適に用いられる。
【0004】
一般に倉庫出入口は、フォークリフトの接近を検知して自動的に開閉する自動扉が設置されている。特に、冷凍・冷蔵倉庫においては、庫内の温度を保つために、フォークリフトが通過できる程度の大きさの自動扉が設けられている。
【0005】
しかしながら、フォークリフトは、作業者が操作するため、作業者の不注意等により、倉庫出入口の自動扉を損傷する事故が発生する可能性がある。特に、冷凍・冷蔵倉庫においては、倉庫出入口の自動扉が損傷して閉止状態を保てなくなると、温度の高い外気が倉庫内に侵入し、冷凍・冷蔵に適した温度に庫内の温度を保つことができなくなる。
【0006】
このような、倉庫出入口におけるフォークリフトとの衝突事故を未然に防止するために、倉庫出入口の入口側と出口側の両側端部にそれぞれ垂直に立設し、その内側に分銅を垂設したガードポストが開示されている。このガードポストは、傾動した際、ガードポストの内側面と分銅が衝突することで出音する構成により、方向を変更することなくフォークリフトを進行させると倉庫出入口と接触する虞があることをフォークリフトを操作する作業者に報知して、フォークリフトと倉庫出入口との衝突を回避することができる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-51190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した従来のガードポストは、倉庫出入口の両側端部近傍にガードポストを垂直に立設することにより、フォークリフトと倉庫出入口の壁面や自動扉との接触を防止して倉庫出入口の壁面や自動扉の損傷を抑制することができる。
【0009】
しかしながら、大型倉庫における荷物の搬入出作業において、高マストのフォークリフトを荷物の運搬に使用する場合、フォークリフトを操作する作業者がマストを上昇させた態様でフォークリフトを移動させると、倉庫出入口を構成する上部壁面にフォークリフトのフォークやフォーク上の荷物が衝突する虞がある。
【0010】
また、上述した特許文献1のガードポストは、フォークリフトとガードポストとの衝突の衝撃をガードポストが傾動することにより吸収することができる。しかしながら、ガードポストとの衝突をフォークリフトの作業者が気付かない場合、または、認知が遅れた場合に、ガードポストの傾動にも限界があるため、衝撃を吸収しきれずにガードポストが損壊して、最終的に扉やその周囲の壁を破壊してしまう虞がある。
(【0011】以降は省略されています)
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