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公開番号2025079444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192104
出願日2023-11-10
発明の名称駐車支援方法、駐車支援装置、駐車支援システム、及び、駐車支援プログラム
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60W 30/06 20060101AFI20250515BHJP(車両一般)
要約【課題】自動駐車機能がよく使用されている駐車スペースを提案し、自動駐車を利用できない、又は、自動駐車の成功率が低い駐車スペースが提案されてしまうおそれを低減できる、駐車支援方法、駐車支援装置、駐車支援システム、及び、駐車支援プログラムを提供する。
【解決手段】駐車支援方法、駐車支援装置、駐車支援システム、及び、駐車支援プログラムによれば、車両に係る情報、又は、車両のユーザからの指示を示す情報を、状態情報として取得する。自動駐車機能が使用された頻度、及び、自動駐車機能の利用が推奨される推奨度のうち少なくともいずれかを示すレベルが所定閾値以上であって、且つ、車両に最も近い駐車スペースを、特定駐車スペースとして抽出する。車両の現在地点と特定駐車スペースの位置に基づいて、自動駐車機能を車両に実行させる駐車指令を生成し、車両が駐車を開始する予定があると状態情報に基づいて判定された場合に、駐車指令を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
取得部、データベース、出力部、及び、コントローラを備える駐車支援システムに係る駐車支援方法であって、
前記取得部は、
車両に係る情報、又は、前記車両のユーザからの指示を示す情報を、状態情報として取得し、
前記データベースは、駐車スペースに係る、
自動駐車機能が使用された頻度、及び、
前記自動駐車機能の利用が推奨される推奨度
のうち少なくともいずれかを示すレベルを、前記駐車スペースに紐づけて記憶し、
前記コントローラは、
前記データベースを参照し、前記レベルが所定閾値以上であって、且つ、前記車両に最も近い前記駐車スペースを、特定駐車スペースとして抽出し、
前記車両の現在地点と前記特定駐車スペースの位置に基づいて、前記自動駐車機能を前記車両に実行させる駐車指令を生成し、
前記車両が駐車を開始する予定があるか否かを、前記状態情報に基づいて判定し、
前記予定があると判定された場合に、前記駐車指令を、前記出力部を介して出力すること
を特徴とする駐車支援方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記データベースは、
前記自動駐車機能の実行中における前記ユーザによる介入頻度を、前記駐車スペースに紐づけて記憶し、
前記コントローラは、
前記介入頻度が所定頻度未満である前記駐車スペースの中から、前記特定駐車スペースを抽出すること
を特徴とする、請求項1に記載の駐車支援方法。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記特定駐車スペースに係る前記自動駐車機能による駐車開始地点を取得し、
前記車両が前記駐車開始地点にあるか否かを判定すること
を特徴とする、請求項1に記載の駐車支援方法。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記車両が前記駐車開始地点にあると判定された場合に、前記駐車指令を出力すること
を特徴とする、請求項3に記載の駐車支援方法。
【請求項5】
前記ユーザに対して情報を提示する提示部を更に備え、
前記コントローラは、
前記車両が前記駐車開始地点にあると判定された場合に、前記自動駐車機能の実行可否の確認を、前記提示部を介して提示すること
を特徴とする、請求項3に記載の駐車支援方法。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記特定駐車スペースに係る前記自動駐車機能による駐車開始地点を取得し、
前記車両が前記駐車開始地点まで所定距離未満の位置にあるか否かを判定すること
を特徴とする、請求項1に記載の駐車支援方法。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記車両が前記駐車開始地点まで所定距離未満の位置にあると判定された場合に、前記駐車指令を出力すること
を特徴とする、請求項6に記載の駐車支援方法。
【請求項8】
前記ユーザに対して情報を提示する提示部を更に備え、
前記コントローラは、
前記車両が前記駐車開始地点まで所定距離未満の位置にあると判定された場合に、前記自動駐車機能の実行可否の確認を、前記提示部を介して提示すること
を特徴とする、請求項6に記載の駐車支援方法。
【請求項9】
前記コントローラは、
前記特定駐車スペースに係る前記自動駐車機能による駐車開始地点を取得し、
前記車両の現在地点から前記特定駐車スペースに紐づけられた前記駐車開始地点までのルートを算出すること
を特徴とする、請求項1に記載の駐車支援方法。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記車両に前記ルートを走行させる走行指令を生成し、
前記予定があると判定された場合に、前記走行指令を、前記出力部を介して出力すること
を特徴とする、請求項9に記載の駐車支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、駐車支援方法、駐車支援装置、駐車支援システム、及び、駐車支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ドライバの降車動作を検出した際に、運転席用ドア付近の路面に水溜まりや段差、他車両等が存在する場合には、その内容を具体的に示す画像を、ドライバの視線方向に対応する表示領域に表示する技術が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-175096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術によれば、自動駐車機能がよく使用されている駐車スペースを提案することができず、自動駐車を利用できない、又は、自動駐車の成功率が低い駐車スペースが提案されてしまうおそれがあるという課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、自動駐車機能がよく使用されている駐車スペースを提案し、自動駐車を利用できない、又は、自動駐車の成功率が低い駐車スペースが提案されてしまうおそれを低減できる、駐車支援方法、駐車支援装置、駐車支援システム、及び、駐車支援プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本開示の一態様に係る駐車支援方法、駐車支援装置、駐車支援システム、及び、駐車支援プログラムによれば、車両に係る情報、又は、車両のユーザからの指示を示す情報を、状態情報として取得する。自動駐車機能が使用された頻度、及び、自動駐車機能の利用が推奨される推奨度のうち少なくともいずれかを示すレベルが所定閾値以上であって、且つ、車両に最も近い駐車スペースを、特定駐車スペースとして抽出する。車両の現在地点と特定駐車スペースの位置に基づいて、自動駐車機能を車両に実行させる駐車指令を生成し、車両が駐車を開始する予定があると状態情報に基づいて判定された場合に、駐車指令を出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、自動駐車機能がよく使用されている駐車スペースを提案し、自動駐車を利用できない、又は、自動駐車の成功率が低い駐車スペースが提案されてしまうおそれを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態に係る駐車支援システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本開示の一実施形態に係る駐車支援システムの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、図面を参照して、本開示の実施の形態を詳細に説明する。説明において、同一のものには同一符号を付して重複説明を省略する。
【0010】
[駐車支援システムの構成]
図1を参照して駐車支援システムの構成例を説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る駐車支援システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、駐車支援システムは、取得部110、データベース120、出力部210、及び、コントローラ130を備える。その他、駐車支援システムは、提示部220を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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