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公開番号
2025079652
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192467
出願日
2023-11-10
発明の名称
全館空調システム
出願人
株式会社小林工業
代理人
個人
主分類
F24F
13/02 20060101AFI20250515BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】小屋裏空間のような特別な設計を必要とすることなく、効率的な全館空調システムを提供する。
【解決手段】全館空調システムSは、建築物の天井に設けられ、下方に開放する凹部10と、前記凹部の1つの側面に取り付けられ、取り付けられた面に対して前方および斜め下方に空気を放出する第1のエアコン20と、前記凹部の前記1つの側面に対向する他の1つの側面に設けられた少なくとも1つの第1の空気口40と、前記凹部の設けられた空間と連続しない部屋に設けられ、前記第1の空気口に接続する第2の空気口50とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物の天井に設けられ、下方に開放する凹部と、
前記凹部の1つの側面に取り付けられ、取り付けられた面に対して前方および斜め下方に空気を放出する第1のエアコンと、
前記凹部の前記1つの側面に対向する他の1つの側面に設けられた少なくとも1つの第1の空気口と、
前記凹部の設けられた空間と連続しない部屋に設けられ、前記第1の空気口に接続する第2の空気口とを備える、全館空調システム。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
各部屋に設けられた第3の空気口と、
前記第3の空気口に連続しており、前記凹部の空間に設けられた第4の空気口を備える、請求項1に記載の全館空調システム。
【請求項3】
前記建築物は2階建てであり、
前記凹部は、2階の天井に設けられ、
前記凹部を設けられた空間は、吹き抜けで1階に連続している、請求項1に記載の全館空調システム。
【請求項4】
前記凹部は、前記第1のエアコンの前方に冷気が放出される前空間と、前記第1のエアコンの側方に形成される横空間とを備え、
前記横空間から前記前空間に空気が混ざらないように空間を仕切る第1の仕切部材を備える、請求項1に記載の全館空調システム。
【請求項5】
前記第1のエアコンの横寸法と略同一の横寸法を有し、前記第1のエアコンの前端から前記他の1つの側面までの長さの1/3程度の領域まで伸びる第2の仕切部材を備える、請求項4に記載の全館空調システム。
【請求項6】
前記凹部の上面から前記第1のエアコンの吹き出し口付近まで伸びる第3の仕切部材を備える、請求項5に記載の全館空調システム。
【請求項7】
さらに、床材により仕切られた床下空間と床上空間とを備える建築物において、
前記床上空間の空気を吸引し、加温したうえで前記床下空間に排出する空調装置と、
前記床下空間に設けられ、前記床下空間の空気のみを送る送風装置と、
前記送風装置に付設して設けられ、前記床上空間と前記床下空間とを連通する通風路とを備える、請求項1に記載の全館空調システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の空調システムまたは全館空調システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建築物の冷房システムとして、各部屋のエアコンを個別に制御する冷房システムがある。この冷房システムでは、温度や湿度を部屋ごとに精密に管理することができるという利点がある。しかし、各部屋のエアコンを個別に制御する方法では、エネルギー消費が大きいという課題があった。
【0003】
上記のような各部屋を個別に制御する冷房システムに対して、小屋裏に設置された冷房装置(エアコン)から冷気を各部屋に分配する冷房システム(小屋裏エアコンシステム)が存在している。このようなこ小屋裏エアコンシステムでは、冷房装置から冷気を各部屋に均等に分配することができ、家全体で一貫した温度環境を提供し、温度バランスを保つことができる。
【0004】
また、小屋裏エアコンシステムでは、各部屋にエアコンを配置する場合に比べて、エネルギー効率が向上することが知られている。さらに、エアコンの台数も削減することができ、建築コストの低減にもつながる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
登録実用新案3234968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、小屋裏エアコンシステムには以下のように、いくつかの課題がある。例えば、建築物内に小屋裏空間を確保する必要があり、建築物の設計の自由度が低減する場合がある。また、設計によっては、小屋裏空間が熱を蓄えやすく、これが冷房効率の低下を招くという課題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明に係る全館空調システムは、建築物の天井に設けられ、下方に開放する凹部と、前記凹部の1つの側面に取り付けられ、取り付けられた面に対して前方および斜め下方に空気を放出する第1のエアコンと、前記凹部の前記1つの側面に対向する他の1つの側面に設けられた少なくとも1つの第1の空気口と、前記凹部の設けられた空間と連続しない部屋に設けられ、前記第1の空気口に接続する第2の空気口とを備えることを特徴とする。
【0008】
このような全館空調システムによれば、天井に設けられた凹部に冷房装置を設置し小屋裏空間の代わりとすることで、小屋裏空間の設置・保守に必要なコストを削減できる。また、熱工学的に複雑な設計が必要になることがなく、冷房効率の低下を招くこともない。
【0009】
(2)上記した全館空調システムにおいて、各部屋に設けられた第3の空気口と、前記第3の空気口に連続しており、前記凹部の空間に設けられた第4の空気口を備える。
【0010】
(3)上記した全館空調システムにおいて、前記建築物は2階建てであり、前記凹部は、2階の天井に設けられ、前記凹部を設けられた空間は、吹き抜けで1階に連続している。
(【0011】以降は省略されています)
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