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公開番号2025079729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192584
出願日2023-11-10
発明の名称発光モジュール、及びスマートフォン
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250515BHJP(照明)
要約【課題】広角配光の光を出射可能な発光モジュールを提供する。
【解決手段】発光モジュールは、発光面を含む光源と、前記光源に対向して配置される第1レンズと、前記第1レンズと対向して配置され、かつ前記第1レンズから出射された光を透過する透光性部材と、を備え、前記第1レンズは、前記光源からの光を入射する第1入射面と、前記第1入射面の反対側に位置する第1出射面と、側面の一部を構成する第2出射面と、を含む凹レンズを有し、前記透光性部材は、前記第1出射面の上方に位置する上面と、上面視において前記第1レンズの外側に位置する第1円筒面と、を含み、前記第1出射面は、前記第1入射面から入射された光を全反射する第1全反射部を含み、前記第1入射面は、前記第1全反射部で全反射された光を全反射する第2全反射部を含み、前記第2出射面を介して、前記第2全反射部で全反射された光を前記第1円筒面から出射可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発光面を含む光源と、
前記光源に対向して配置される第1レンズと、
前記第1レンズと対向して配置され、かつ前記第1レンズから出射された光を透過する透光性部材と、を備え、
前記第1レンズは、前記光源からの光を入射する第1入射面と、前記第1入射面の反対側に位置する第1出射面と、側面の一部を構成する第2出射面と、を含む凹レンズを有し、
前記透光性部材は、前記第1出射面の上方に位置する上面と、上面視において前記第1レンズの外側に位置する第1円筒面と、を含み、
前記第1出射面は、前記第1入射面から入射された光を全反射する第1全反射部を含み、
前記第1入射面は、前記第1全反射部で全反射された光を全反射する第2全反射部を含み、
前記第2出射面を介して、前記第2全反射部で全反射された光を前記第1円筒面から出射可能である、発光モジュール。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1レンズは回転対称体である、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項3】
前記第1レンズの前記第2出射面は、第2円筒面を含む、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記発光面の法線に沿った前記第1レンズの中心軸を含む一断面において、前記第1レンズの前記第1入射面は、前記第1レンズの中心軸を挟んだ一方側に、前記光源側に凸となる第1凸部を含むとともに、前記第1レンズの中心軸を挟んだ他方側に、前記光源側に凸となる第2凸部を含む、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記第1レンズは、前記第1レンズの中心軸と重なる位置に両凸レンズを含む、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記第1レンズの前記第2出射面は、前記発光面から離れるほど、前記発光面の法線に沿った前記第1レンズの中心軸に近づくように傾斜している、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項7】
前記透光性部材は、第2レンズを備え、
前記第2レンズは、前記第1レンズの前記第1出射面に対向する第2入射面を含み、
前記第2入射面は凹凸を含む、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項8】
前記透光性部材は、第2レンズと前記第2レンズを支持する支持部とを備え、
前記支持部は光拡散性を有し、
前記発光面の法線に沿った前記第1レンズの中心軸を含む一断面において、前記第2出射面の下端は、前記中心軸が延びる方向で、前記支持部の上端と同じ位置にあるか、又は前記支持部の上端よりも前記第1出射面側に位置する、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項9】
前記光源は、少なくとも1つの発光部を備え、
前記発光部は、発光素子と、前記発光素子上に配置された波長変換部材と、前記発光素子の側面及び前記波長変換部材の側面のそれぞれを被覆する被覆部材と、を有する、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項10】
前記光源は、複数の前記発光部を備え、
前記被覆部材は、複数の前記発光素子と、複数の前記波長変換部材と、を一体的に保持している、請求項9に記載の発光モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光モジュール、及びスマートフォンに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、LED(Light Emitting Diode)等の半導体素子を有する発光モジュールが幅広く使用されている。例えば、特許文献1には、基板、LEDパッケージ、環境光センサ、及びレンズを備えるモジュールカバーを含むLEDモジュールが開示されている。LEDモジュールは、スマートフォン等のデバイスの筐体内にある光学的に透明な開口部と位置合わせされて配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
US2021/0043614A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示に係る実施形態は、広角配光の光を出射可能な発光モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光モジュールは、発光面を含む光源と、前記光源に対向して配置される第1レンズと、前記第1レンズと対向して配置され、かつ前記第1レンズから出射された光を透過する透光性部材と、を備え、前記第1レンズは、前記光源からの光を入射する第1入射面と、前記第1入射面の反対側に位置する第1出射面と、側面の一部を構成する第2出射面と、を含む凹レンズを有し、前記透光性部材は、前記第1出射面の上方に位置する上面と、上面視において前記第1レンズの外側に位置する第1円筒面と、を含み、前記第1出射面は、前記第1入射面から入射された光を全反射する第1全反射部を含み、前記第1入射面は、前記第1全反射部で全反射された光を全反射する第2全反射部を含み、前記第2出射面を介して、前記第2全反射部で全反射された光を前記第1円筒面から出射可能である。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る実施形態によれば、広角配光の光を出射可能な発光モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る発光モジュールの模式的上面図である。
図1におけるII-II線の模式的断面図である。
第1実施形態に係る発光モジュールにおいて、光源から出射され、第1レンズ及び透光性部材を通過する複数の光線を示す模式的光路図である。
第1実施形態に係る発光モジュールが備える光源の模式的断面図である。
第1実施形態に係る発光モジュールが備える光源の他の例として、複数の発光部を有する光源を示す模式的上面図である。
第2実施形態に係るスマートフォンの模式的背面図である。
第2実施形態に係るスマートフォンが備える発光モジュール近傍の模式的断面図であって、図6におけるVII-VII線の模式的断面図である。
第1変形例に係る発光モジュールの模式的断面図である。
第2変形例に係る発光モジュールの模式的断面図である。
第3変形例に係る発光モジュールの模式的断面図である。
第4変形例に係る発光モジュールの模式的断面図である。
第5変形例に係る発光モジュールが備える第1レンズの模式的断面図である。
第5変形例に係る発光モジュールの模式的断面図である。
第6変形例に係る発光モジュールが備える透光性部材の模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の実施形態に係る発光モジュール及びスマートフォンについて図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための発光モジュール及びスマートフォンを例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。断面図として、切断面のみを示す端面図を用いる場合がある。
【0009】
以下に示す図においてX軸、Y軸及びZ軸により方向を示す場合がある。X軸、Y軸及びZ軸は相互に直交する方向である。X軸に沿うX方向及びY軸に沿うY方向は、実施形態に係る発光モジュールが備える光源の発光面に沿う方向を示すものとする。Z軸に沿うZ方向は、上記発光面に直交する方向を示すものとする。すなわち、光源の発光面はXY平面に平行であり、Z軸はXY平面に直交する。
【0010】
X方向で矢印が向いている方向を+X側、+X側の反対側を-X側と表記する。Y方向で矢印が向いている方向を+Y側、+Y側の反対側を-Y側と表記する。Z方向で矢印が向いている方向を+Z側、+Z側の反対側を-Z側と表記する。実施形態では、発光モジュールが備える光源は、一例として+Z側に光を出射するものとする。また実施形態の用語における上面視とは、実施形態に係る発光モジュールが備える透光性部材の上面側から対象を見ることをいう。なお、本明細書では、上から直接視認できる部分に加えて、上から直接視認できない部分についても、上面視という用語を用いて、透過して見えるかのように説明することがある。但し、これらのことは、実施形態に係る発光モジュールの使用時における向きを制限するものではなく、実施形態に係る発光モジュールの向きは任意である。
(【0011】以降は省略されています)

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