TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025080092
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023193107
出願日2023-11-13
発明の名称水処理装置
出願人株式会社フジタ
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類C02F 1/28 20230101AFI20250516BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】メンテナンス性に優れた水処理装置を提供することこと
【解決手段】水処理装置は、原水に対して吸着材による吸着処理を行う吸着材充填槽と、前記吸着材充填槽の下方に連結された第1バルブ、前記第1バルブに連結された吸着材保持部、及び前記吸着材保持部に連結された第2バルブを含む、排出バッファ部と、を備える。水処理装置は、前記排出バッファ部の下方に配置され、前記排出バッファ部から排出された前記吸着材の水切りが可能な第1排出コンベヤをさらに含んでもよく、前記第1排出コンベヤは、メッシュコンベヤであってもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
原水に対して吸着材による吸着処理を行う吸着材充填槽と、
前記吸着材充填槽の下方に連結された第1バルブ、前記第1バルブに連結された吸着材保持部、及び前記吸着材保持部に連結された第2バルブを含む、排出バッファ部と、
を備える、水処理装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記排出バッファ部の下方に配置され、前記排出バッファ部から排出された前記吸着材の水切りが可能な第1排出コンベヤをさらに含む、請求項1に記載の水処理装置。
【請求項3】
前記第1排出コンベヤは、メッシュコンベヤである、請求項2に記載の水処理装置。
【請求項4】
前記第1排出コンベヤの後段に配置され、前記吸着材を吸着材回収部まで移送する第2排出コンベヤを含む、請求項2又は3に記載の水処理装置。
【請求項5】
前記第2排出コンベヤは、ベルトコンベヤである、請求項4に記載の水処理装置。
【請求項6】
前記吸着材は、前記吸着材充填槽の上方から供給されると共に下方から排出され、
前記原水は、前記吸着材充填槽の下方から供給されると共に上方に向かって移動しつつ前記吸着材と接触する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水処理装置。
【請求項7】
前記第1バルブは、ボールバルブであり、前記第2バルブは、ナイフゲートバルブである、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水処理装置。
【請求項8】
前記吸着材充填槽は、前記吸着材充填槽の内部に充填された前記吸着材の上面の位置を検出する距離センサをさらに含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水処理装置。
【請求項9】
前記距離センサの検出結果に応じて前記吸着材の供給タイミングを制御する制御部をさらに備える、請求項8に記載の水処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記第1バルブ及び前記第2バルブの開閉タイミングをさらに制御する、請求項9に記載の水処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、水処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排水を吸着材に接触させ、排水中に含まれる溶存物質を除去する水処理装置が知られている。このような水処理装置は、イオン交換樹脂、活性炭、ゼオライトなどの吸着材を備えた吸着処理槽を有しており、排水中の溶存物質を吸着材で吸着することにより、溶存物質の除去が可能である。吸着材は、一定量の溶存物質を吸着すると吸着能力が低下する。そのため、水処理装置は、処理水(処理後の水)に含まれる溶存物質の濃度や使用時間に応じて、適宜吸着材を交換しながら稼働される。例えば、特許文献1に記載された水処理装置は、定期的に吸着処理槽の下方から吸着材を排出し、排出した分の吸着材を吸着処理槽の上方から供給することにより、吸着処理を実行しつつ吸着材の交換が可能な構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-116111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の水処理装置は、連続運転しながら吸着材の交換が可能という点で優れたメンテナンス性を有している。しかしながら、上述の水処理装置は、被処理水で満たされた吸着処理槽の下方から吸着材を排出するために、吸着材の移送手段として高価なスクリューコンベヤを用いている。そのため、水処理装置の装置コストの低減という観点では、さらなる改善が求められている。
【0005】
本発明の一実施形態における課題の一つは、メンテナンス性に優れた水処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態における水処理装置は、原水に対して吸着材による吸着処理を行う吸着材充填槽と、前記吸着材充填槽の下方に連結された第1バルブ、前記第1バルブに連結された吸着材保持部、及び前記吸着材保持部に連結された第2バルブを含む、排出バッファ部と、を備える。
【0007】
上記水処理装置は、前記排出バッファ部の下方に配置され、前記排出バッファ部から排出された前記吸着材の水切りが可能な第1排出コンベヤをさらに含んでもよい。このとき、前記第1排出コンベヤは、メッシュコンベヤであってもよい。
【0008】
上記水処理装置は、前記第1排出コンベヤの後段に配置され、前記吸着材を吸着材回収部まで移送する第2排出コンベヤを含んでもよい。このとき、前記第2排出コンベヤは、ベルトコンベヤであってもよい。
【0009】
上記水処理装置において、前記吸着材は、前記吸着材充填槽の上方から供給されると共に下方から排出され、前記原水は、前記吸着材充填槽の下方から供給されると共に上方に向かって移動しつつ前記吸着材と接触してもよい。
【0010】
上記水処理装置において、前記第1バルブは、ボールバルブであってもよく、前記第2バルブは、ナイフゲートバルブであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社フジタ
搬送対象物を搬送するための自動搬送ロボット、台車、搬送システム、および搬送対象物の搬送方法
1日前
鹿島建設株式会社
炭酸カルシウムの回収システム、炭酸カルシウムの回収方法
4日前
東レ株式会社
浄水器用カートリッジ
16日前
株式会社LIXIL
監視システム
23日前
株式会社ノーリツ
電解水生成装置
8日前
栗田工業株式会社
水処理方法
9日前
日本ソリッド株式会社
ダム湖水の処理方法
22日前
栗田工業株式会社
廃水処理システム
18日前
マクセルイズミ株式会社
水処理装置
10日前
マクセルイズミ株式会社
水処理装置
10日前
ベーシック株式会社
浄水提供システム
8日前
JFEエンジニアリング株式会社
発電システム
5日前
株式会社AT idea
家庭でできる太陽熱蒸留装置
24日前
栗田工業株式会社
フッ素含有水の処理方法
9日前
環水工房有限会社
膜モジュール及び膜ろ過装置
22日前
株式会社クボタ
水処理装置の運転方法および水処理装置
5日前
55N合同会社
気体含有液生成装置
1日前
株式会社ナノバブル研究所
ナノバブル利用の生物処理装置
4日前
株式会社クイックリン
脱窒処理システム及び脱窒処理方法
19日前
オルガノ株式会社
超純水製造装置及びその運用方法
23日前
個人
浮遊物滞留器具及びそれを用いた浮遊物除去方法
18日前
株式会社 小川環境研究所
活性汚泥の処理水CODの取得方法
2日前
株式会社フジタ
水処理装置
15日前
共同印刷株式会社
pH向上剤
1日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
軟水化装置
24日前
栗田工業株式会社
排水負荷の推定方法および排水処理方法
15日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
空間浄化装置
1日前
オルガノ株式会社
電気式脱イオン水製造装置及びその運転方法
22日前
オルガノ株式会社
水処理システムの運転方法および水処理システム
4日前
オルガノ株式会社
情報処理装置、プログラムおよび水処理システム
17日前
関西化学機械製作株式会社
曝気システム
19日前
オルガノ株式会社
水処理方法および水処理装置
12日前
前田建設工業株式会社
POPs含有水の処理方法
23日前
学校法人 創価大学
硝化汚泥グラニュールの形成方法
1日前
オルガノ株式会社
水処理システム及び水処理方法
15日前
オルガノ株式会社
水処理システムの設計支援方法および設計支援システム
24日前
続きを見る